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K-1 | TOKYO HEADLINE - Part 52
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林健太「ゴンナパーにリベンジしないことには始まらない」【12・8 大阪K-1直前インタビュー】

2018.12.03 Vol.Web Original

 新生K-1初の大阪大会「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~」(12月8日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)の開催まで1週間を切った。本紙ではここに出場する選手の中からさまざまな角度でピックアップした選手にインタビュー。

 今回は関西出身で、東京に拠点を移し活動中の林健太に話を聞いた。

林健太が新必殺技開発? 謎の公開練習披露【12・8 大阪K-1】

2018.12.01 Vol.Web Original

パンチのラッシュ? 声だけは気合満点だったが…
 新生K-1初の大阪大会「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~」(12月8日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)で開催されるトーナメントに出場する林健太(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が12月1日、公開練習を行った。

 林は弟の林勇汰相手に1分間の「ミットを打たないミット打ちwith声だけは気合満点」という謎の動きを披露した。

 その後の会見で、林はこの動きについて「新しい必殺技です。これから試合当日までにゆっくり完成させようと思っています」と話した。

 動き的にはパンチのラッシュと思われるが林は「気合です(笑)」と説明。「この前(安保瑠輝也戦)は公開練習でやった“二段パンチ”を出さなかったから負けたんだという声がすごくたくさんあったんで、今回は使うと思います」と続けた。

皇治「卜部功也に負けた時にK-1を大阪に持って帰るしかないと思った」【12・8 大阪K-1直前インタビュー】

2018.11.30 Vol.Web Original

 新生K-1初の大阪大会「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~」(12月8日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)の開催まであとわずか。本紙ではここに出場する選手の中からさまざまな角度でピックアップした選手にインタビュー。

 今回は大阪出身で、かねてから「K-1を大阪に持って帰る」と言い続け、それを現実のものとした皇治に話を聞いた。

皇治が武尊にきつい一発「パンチは全然うまくない」【12・8 大阪K-1】

2018.11.28 Vol.Web Original

「まさか俺とやるとは思ってなかっただろう。相当乱れて脅えている」
 新生K-1初の大阪大会となる「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~」(12月8日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)で武尊の持つK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座に挑戦する皇治が11月28日、東京都内で公開練習を行った。

 皇治は3分間のミット打ちの中で重いパンチと蹴りを叩き込み好調な仕上がりを見せた。

 皇治は今年3月に行われた卜部弘嵩戦を前に練習拠点をシルバーウルフに移し、大宮司進トレーナーのもと厳しいトレーニングを続けている。

 練習後の会見では武尊戦に向けても「めちゃくちゃ普通。この1年間は俺の中では地獄の合宿だと思っている。毎日最高の地獄を味わっています」と話し、「特に気合が入っている?」という質問には「いつも気合入ってますやん(笑)。いや、マジでいつも通りです」といつも通りのハードワークであることを強調。そして「カッコつけるのが超好きだから、12月にスーパースターになれると思うと超ワクワクしている。そんな感じで日々生き生きしていますよ」とその練習に耐えられるモチベーションを明かした。

 対戦相手の武尊については「俺が最初に“タケポンとやる”と口にしたときからずっと研究してます。だから相手がやってくることも分かっている。あいつはパンチより蹴り。その蹴りさえ潰せばパンチは全然うまくない。タケポンは今回不利ですよ。まさか俺とやるとは思ってなかっただろうし。俺はずっとやると決めていた。この数か月間で起きたことにタケポンはついて来られてない。昨日の公開練習もしっかり見たけど、“気持ちがどうのこうの”って言ってたし、相当乱れて脅えているんやろうなって思っています」とリング上の対策はもちろん、心理戦でも上に立っているとの認識を示した。

 フィニッシュについては「必殺の延長判定勝ち(笑)」と前回のスタウロス戦を早速引き合いに出しうそぶくも「とか言ってここで倒したらバリバリカッコいいですよ。その最高のカッコつけを狙ってますから」とKO決着を口にした。

 最後は「12月はこんなにみんなに担がれて地元で戦えるって、こんな幸せなことは無い。これを単なる思い出とか自分がK-1を大阪に持ってきたとかいう栄光に浸るんじゃなくて、しっかり命を懸けてベルトを獲るのがみんなへの恩返しだと思っている。今はたくさんの方に支えられている。12月に恩返ししようと決めているから、不可能と言われているけど、あいつから全てを奪ってやろうと思っている」と締めた。

2019年は西京vs江川のフェザー級タイトル戦で開幕【1・26 Krush.97】

2018.11.27 Vol.Web Original

西京は6月のK-1以来、7カ月ぶりの復帰戦
 Krushの2019年開幕戦となる「Krush.97」(2019年1月26日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が11月27日、東京都内で開催された。

 フェザー級王者の西京春馬が今年6月のK-1大会以来の復帰戦で江川優生相手に2度目の防衛戦に臨む。

 西京は6月の「第2代フェザー級王座決定トーナメント」で決勝まで進んだものの、決勝の村越優汰戦で試合開始早々に右足に異常が発生し、ほとんどなにもできないままドクターストップで敗れている。1日3試合の激闘により西京曰く「右足はなにもなかったが、ちょっと骨が折れていたり細かいケガがあった」と治療に専念せざるを得なくなり、試合期間が7カ月空くこととなった。

 江川はそのトーナメントにはリザーブファイトで出場。大滝裕太を1RKOで下し出番を待ったがお呼びはかからず。K-1の11月大会で覇家斗との延長にもつれ込む熱戦を制して、今回、初のタイトル挑戦にこぎつけた。

 2人はともに1998年生まれ。20歳同士のフレッシュなタイトル戦になる。

 江川は「今回は初のタイトルマッチということで気合も十分なので、全身全霊でベルトを獲りにいきたい。前回のトーナメントはアクシデントがなかったら西京選手が優勝していたと思う。そういう選手とできるということはうれしいし楽しみ。年明け1発目なので正月休みを返上してしっかり練習して、覚悟を持ってベルトを獲りに行きたい」などと話した。

 西京は「前回の試合から細かいケガが多かった。やっとケガも治り、試合ができる心と体が整ったので1月はしっかりレベルアップした姿を見せたい。江川選手はいつか試合をしなければいけない相手だと思っていたので、このタイミングでもいいかなと思う。KOも多いし、危ない怖い相手。しっかり気を抜かないでいきたい」などと話した。

 また西京が休養している間にK-1とKrushのフェザー級は大きな盛り上がりを見せたのだが、それについては「芦澤選手と小澤選手(の対戦)が盛り上がっていたり、先輩の卜部選手が来たり、abemaTVで見ていたんですが悔しかった」と語った。会場で観戦することはなかったようなのだが、その理由については「気持ち的にもなんですが、埼玉は遠いなと思って(笑)」と煙に巻いた。

初メーンで山本にKO勝ちの里見「一発で倒せたのは自信になった」【Krush.95】

2018.11.22 Vol.Web Original

「メーンに立たせてもらったのはすごい経験になった」
「Krush.95」(11月21日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が22日、都内で開催された。

 メーンでレジェンドともいうべき存在の山本真弘をKOで破った里見柚己は「課題もいっぱいあるので満足はしていない(山本選手は)戦ってみてやはりやりづらかった。動きも独特。技も見切られて焦ってしまった。蹴りで散らしていく作戦だったが、蹴りもよけられてしまったので、セコンドとは2Rからはパンチから蹴りにつなげようという話になった。結果的には倒せたという感じなので、まだまだだと思っている」などと試合を振り返った。

 ただ「山本選手は一発で倒されるイメージはなかったので、そこで一発で倒せたのは自信になった」とも話した。

 10周年記念大会という節目の大会で初めてのメーンを務めたことについては「若い選手でメーンに立っている選手はまだ少ないと思うので、そこで立たせてもらったのはすごい経験になった。自信につながった。今後は下の世代にも負けないしベテランの世代も倒していって、自分が一番になりたい」と話した。

森坂が不退転の決意「勝てなかったらリングから離れる」【12・16 Krush】

2018.11.22 Vol.Web Original

桝本は「終わりよければすべてよし。KOで締めたい」
「Krusn.96」(12月16日、東京・後楽園ホール)で対戦が発表されていた桝本“ゴリ”翔也と森坂陸が11月22日、都内で行われた会見で今回の対戦についてコメントした。

 2人は現在開催中の「第6代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」の1回戦で敗れているのだが、桝本はビクトー・サラビア、森坂は軍司泰斗というともに強豪相手の敗戦。

 前回の敗戦については森坂は「前回はいいコンディションだったのに負けた。自分の中では完敗。まだまだ上には通用しないと自覚した部分がたくさんあった。パワー不足。パワーがつけばもう少し上に行けるかなと思った」、桝本は「うまく逃げられてポイントを取られた」とともに振り返った。

 そして今回の試合について森坂は「ここで勝てなければ、今の自分では今後上には上がっていけない。今回は覚悟を持って試合に臨む。絶対に負けられない試合」、桝本は「10月に負けたが、ダメージもケガもなくすぐに練習を始めたので調子はいい。今回は。もう何年も倒せてないので、KOで締めたい。終わりよければすべてよし、でKOで締めたい」と話した。

篠原悠人「“関西から”ということにこだわりたい」【12・8 大阪K-1直前インタビュー】

2018.11.20 Vol.Web Original

 新生K-1初の大阪大会「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~」(12月8日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)の開催まで1カ月を切った。今大会は2カ月前の段階でチケットが完売と大きな注目を集めるものとなっている。本紙では出場する選手の中からさまざまな角度でピックアップした選手にインタビュー。

 今回は大阪に拠点を置き、活動中の篠原悠人に話を聞いた。

新生K-1初の大阪大会 2カ月前に全席完売の舞台裏

2018.11.14 Vol.Web Original

12月8日についに大阪上陸
 新生K-1となって初めての大阪大会が12月8日に開催される。

 しかしすでにチケットが完売という予想外の状況に関係者の中でも戸惑いが広がっているという。

 現体制になってからのK-1は2014年11月に東京・代々木第二体育館で旗揚げ戦を行い、以降、ここを拠点に大会を開催してきた。旗揚げ戦から満員御礼が続き、チケットは早い段階から動き出し、大会1カ月前には完売という状態が続いていた。

「もっと大きな会場で開催すれば」という声もあったが、代々木第二体育館のすり鉢状の会場は熱気を生みやすく、代々木という場所的な好条件が揃っていたこと。なにより大風呂敷を広げ過ぎて最終的に立ちいかなくなった旧K-1を外から見ていた宮田充K-1プロデューサー(当時は運営の責任者)にとっては目先の人気に浮かれることなく、着実に足場を固めるには代々木は最適な会場と映っていた。

 そんななか、代々木第二体育館が改修工事のため使用不可能に。ここで宮田氏はさいたまスーパーアリーナへの会場変更を決断する。2017年2月にこの発表がされた時は誰もが「メインアリーナ」での開催を想像したが、なんとコミュニティアリーナでの開催。

 宮田氏は当時について「もともとさいたまスーパーアリーナのメインアリーナでやりたいという思いはあった」と前置きしたうえで、「首都圏にはいろいろな魅力的な会場はあるが、会場を転々とするのはあまりいいこととは思わなかった。代々木の次はどこがふさわしいかと考えたら、さいたまスーパーアリーナのコミュニティアリーナだった。スーパーアリーナさんからもどんどん使ってほしいと言っていただいたので、ホームをさいたまスーパーアリーナに移すことに決めた」

 いきなりメインアリーナで開催しようとは思わなかった?

「それは考えなかった。さいたまの最初の大会は2017年の6月だったのだが、年間最大のビッグマッチというのは年の最後か真ん中か頭かと考えた時に3月、春がいいのではないかと思った。それで“ロード・トゥ・さいたまスーパーアリーナ3連戦”とし6、9、11月にコミュニティアリーナで3大会開催して3月の『K’FESTA.1』につなげる流れにした」

 メインアリーナでは年に1回の開催にとどまっているが、複数回でも十分埋まるのでは?

「メインアリーナはどんどんやりたいんですが人気の会場なので取れないんです。2020年のオリンピックが終わるまでは首都圏は会場を取るのが大変だと思います」

 宮田氏の目論見通り、コミアリでの3大会は査定試合という意識が選手たちにも植え付けられ、より一層リング上は充実する。

 そこで待望のメインアリーナ大会の開催となる。同大会は直前に目玉カードであった大雅vs武尊のスーパー・フェザー級タイトルマッチが大雅の不出場で消滅するという危機に見舞われたが、宮田氏はその空位となった王座をめぐるトーナメント開催に舵を切る。このアクシデントに危機感を共有した選手たちも多く、カード変更にも特にトラブルもなく、思わぬ瓢箪から駒で豪華なトーナメントが実現した。

 そこで武尊が3階級制覇を達成。絵に描いたような大団円にメインアリーナが揺れた。

 すっかり人気が定着した感のあったK-1だったが、これは東京でのもの。今後の課題となるのは全国区での人気の獲得。そして『K’FESTA.1』直後に大阪大会の開催が発表されるのだが、宮田氏曰く「大阪大会の開催についてはいろいろな要素があった。まずK-1を大阪でやってほしいというファンの方々の声が大きかった。実際に強い選手もどんどん出てきている。彼らが輝く舞台があったほうがいいのではないかと考えた。K-1として大阪に進出するとしたら今年、もしくは来年のK’SFESTAの後かと考えていた。ところが12月8日の土曜日に会場が押さえることができた。まさか取れると思っていなかったのだが、取れたので、やるしかないと思った」

ケガで欠場の卜部功也に代わり恭士郎がトーナメント出場【12・8 K-1大阪】

2018.11.04 Vol.Web Original

功也は練習中に重度の肉離れ発症。全治6週間
 新生K-1初の大阪大会となる「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~」(12月8日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)で行われる「K-1ライト級世界最強決定トーナメント」に出場予定だった卜部功也が練習中のケガで欠場することが11月4日発表された。

 功也は腓腹筋断裂(重度の肉離れ)で全治6週間と診断され、完治してもリハビリが必要ということからドクターストップがかかったもの。

 功也に代わり、リザーブファイトに出場予定だった恭士郎が本戦に出場。功也の枠にそのまま入り、1回戦でインディゴ・ボイドと対戦する。

 恭士郎は会見に臨み「卜部功也選手の欠場でがっかりしているファンの皆さんがほとんどかもしれませんが、このチャンスをしっかりものにして、全力で優勝を狙います」と挨拶。「自分はK-1を見て格闘技を始めた。ずっと夢だった舞台。自分の引かないところをみていただきたい」と続けた。

 戦いたい選手として「1回戦に勝って、負けている大沢選手にリベンジしたい。決勝ではゴンナパー選手とやってみたい」と話した。ゴンナパーについては「どう見ても強いんで食らってみたい。食らっても前に出る自信はある。面白い試合ができると思う」などと話した。

城戸康裕が久保への挑戦アピールのピケオーに「順番守って!」と異例のお願い

2018.11.04 Vol.Web Original

「ピーちゃんは67.5キロで1回も試合してないのにタイトルマッチってないでしょ」
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~」(11月3日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)の一夜明け会見が4日、都内で開催された。

 ウェルター級王者・久保優太への挑戦をめぐり、城戸康裕とジョーダン・ピケオーの“番外戦”が繰り広げられた。

 前日、城戸はジョナサン・トゥフ相手に3-0の判定勝ち。会見場には両足のスネをケアしながら登場。

「KOで倒すつもりだったが、1Rが終わった時点で“こいつ、倒れないや”と思った。硬かった。ロボットと戦っている感じだった。僕はあまりローキックはもらわない。足が硬いのとローのディフェンスがうまいからだと思う。スネで受けると相手がダメージを受ける。でも昨日は受けたらスネが拳大にはれちゃった。金属バットでフルスイングくらいの衝撃だった。やってられないなと思った。アラゾフの時もやばいと思ったが、その後しっかりカットしたらアラゾフは足を痛めたみたいでもう蹴ってこなかった。昨日はあいつはバンバン蹴ってきた。外から見ていては分からなかったかもしれないがリング上ではそういうやり取りがあった」とトゥフとの試合について振り返った。

 城戸といえば久保優太へのタイトル挑戦を何度もアピールするものの、なかなか実現には至っていない。前日もピケオーがKO勝利後に久保への挑戦をアピールし、城戸の挑戦はまたもや雲行きが怪しくなってきたのだが「なんすか、ピーちゃん。67.5キロで1回も試合してないのにタイトルマッチってないでしょ。久保君も久保君で“すいません。言われたんでリングに入っちゃいました”って。いや、俺は3月に絶対挑戦するんで。これは譲れないです」と珍しく正論を並べた。

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