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武尊が縦横無尽の皇治に激怒。あわや乱闘【3・21 K-1】

2018.03.20 Vol.Web Original

皇治がヘルメットネタで弘嵩と武尊を挑発
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~」(3月21日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)の前日計量と会見が20日、都内で行われた。

「第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」出場8選手による会見では皇治が卜部弘嵩と武尊へ「ヒロヤン様、危険なので必ずお被り下さい」「タケポン様、ついでにお被り下さい」という張り紙をしたヘルメットを持って真っ先に入場。2人の席の前に置いたが、これは武尊の入場前にスタッフが片付け事なきを得る。

 しかし皇治は最後のフォトセッションでも再びヘルメットを手に登場。卜部と武尊に渡そうと歩み寄ると武尊が肩をついて一悶着。スタッフが割って入り乱闘には至らなかったが、久しぶりに怖い武尊が見られた印象だ。

3・21「K’FESTA.1」のメーンはトーナメント決勝に決定

2018.03.19 Vol.704

武尊と卜部弘嵩の禁断の対決は実現するのか?

「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN 〜K’FESTA.1〜」(3月21日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)の試合順が3月7日、発表された。
 今大会は大雅の不出場で急きょトーナメントが組まれた関係で、プレリミナリーファイト5試合、本戦19試合の計24試合というロングラン大会となる。

 タイトル戦が6試合組まれ、木村“フィリップ”ミノル、城戸康裕といった人気選手がスーパーファイトで出場するため、試合順、特にメーンイベントがどのカードになるのか注目されていたのだが、やはり「第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」の決勝戦がメーンに据えられた。

 昨年の開催発表会見から人一倍メーンにこだわってきたのが武尊。トーナメント出場となったことから、メーンまでには難敵を2人倒さねばいけないのだが、果たしてメーンにたどり着けるのか…。

 武尊のメーンへのこだわりの中には「新生K-1が始まって最大の大会なのだから最初から引っ張ってきた選手がメーンを締めることに意味がある」という考えがあった。今回のトーナメントでそれに該当するのは武尊と卜部弘嵩の2人なのだが、この2人の対戦は見たいようで見たくないというような複雑なカード。

 武尊と卜部兄弟の付き合いは長く深い。武尊が上京し、ジムに入った時から兄弟のような付き合いを続けている。

 武尊は「格闘技をやめようと思った時に引き留めてくれたのは卜部兄弟。彼らとは家族以上の関係。そんな人は殴れない」と最初はトーナメントにカードが変わる時に出場を躊躇した。それでも「K-1のために」という思いで参戦を決めた。大会前の会見でも「弘嵩選手相手に闘争心はない。決勝で戦うことになったら? それはその時に考える」と取りあえず今はその話題にはふたをする。

6大タイトル戦のトリは武居vs久保賢司

2018.03.19 Vol.704

 本戦は3部構成になっているのだが、タイトルマッチが最後に並ぶわけではなく、バランスよく配置された。そのなかでもトリであるセミファイナルに登場するのはスーパー・バンタム級王者で「K-1 AWARDS 2017」のMVPに輝いた武居由樹。武居は「第2代スーパー・バンタム級初代王者決定トーナメント」の決勝で破った久保賢司と再び相まみえる。

 武居は昨年5戦5勝、4KO勝ちと圧倒的な強さを見せた。沈着冷静に相手を追い込んで、最後は激しい攻撃でリングに沈める。絶対王者の風格を漂わせながらも、試合が終わった後にマイクを握った瞬間からいつもの少年のようなたたずまいに戻り「みんな大好きです」とさらりと言ってのける。試合前の会見でも爽やかな受け答えで決して怒りを表に出すようなことはない。久保の挑発についても「こういう絡まれ方は初めてなので楽しい」とまで言う。

 一方の久保は昨年、トーナメントで現役復帰して以来、常にいらだち、対戦相手に憎悪をむき出しにする。ともすればそういう振る舞いは試合を盛り上げるためのポーズと取られてしまうこともあるのだが、久保の場合はどうやらそういったものとも違うらしい。

 久保は公開練習後の会見でぽつりと「普段の状態と試合のモードに入った時の感情の落差がありすぎて、私生活ではつらい時もある」と漏らした。そういったため込まれた負の感情が爆発する久保の試合は「情け容赦ない」ものとなる。

 前回の対戦はトーナメントの決勝で互いのダメージに差があった。今回は一発勝負。久保に言わせると武居は「よく言えばクレバーだが、悪く言えば相当性格が悪い」らしい。

 この試合は試合中はもちろんなのだが、試合後の会見のコメントも含めて興味深い一戦となりそうだ。

城戸康裕さん、現役格闘家がスクリーンでも大暴れ【JAPAN MOVE UP】

2018.03.03 Vol.703

 ファイターとしての実力はもちろん、入場やあおりVTR、マイクパフォーマンスでも観客を魅了する“闘うエンターテイナー”城戸康裕さんがゲスト。「あおりVTRは、企画、脚本、監督、主演とすべて自分でやっています。あの場は自分のプロモーションなので。逆に他の人がよく真面目に撮ってるなと思いますね(笑)。お前らもっと色出せよと」とエンタメに徹する理由を説明。その流れか、映画などで役者としても活動。大ヒット映画「HIGH&LOW」にも出演した。格闘家として35歳を過ぎた今も進化を続ける城戸さんだが、俳優としても人気者になりそうだ。今後はリングの上で、そしてスクリーンの上での活躍にも期待したい。

卜部弘嵩「同門対決はつらいがK-1を背負うというのはそういうこと」【3・21 K-1】

2018.03.02 Vol.Web Original

「さいたま大会で中心になれたというのはうれしい」
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~」(3月21日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)に出場する卜部弘嵩が3月2日、公開練習を行った。

 卜部は「スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」に出場。1回戦で皇治と対戦する。

 この日は2分間のミット打ちを披露。その後に会見を行った。

 当初は皇治とのスーパーファイトに出場予定だったが、相手はそのままにトーナメントを行うこととなった。それについては「やはり最初に決まっていたスーパーファイトは他のタイトルマッチに比べると前座であってメインではない。それがトーナメントになったことで、自分が新生K-1史上最大のさいたま大会で中心になれたというのは選手としてうれしい気持ちはある。選手としてはベルトを目指してやってきている。僕は格闘技人生をだらだらと長くやるつもりはないので、常に厳しい道を選んでやっていきたいという思いがある。今回、トーナメントというのはかなり厳しい道だが、現役である以上は自らそういう険しい道に進んでいきたいと思っている」と話した。

 トーナメントについては「トーナメントはスタミナが一番必要。試合間のインターバルにどれだけ回復させられるか。練習もスタミナ系のものを取り入れてやっているのでスタミナ的な自信もある。でもチャンスがあったら一気に畳みかけていかないといけないのでスピードとパワー、ディフェンス能力も大事。やはりすべてをかなり高いレベルに持っていかないとトーナメントでは厳しい。だから練習量もかなり上がっている」などと話した。

 1回戦で戦う皇治については「練習がハードで、今は何を言われてもなんとも思わない。ただ約束できるのは必ずいい試合を見せられるということ」と話した。

武尊が公開練習を急きょ取りやめ。その理由は…【3・21 K-1】

2018.02.27 Vol.Web Original

アメリカ修行の成果は非公開に
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~」(3月21日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)で開催される「第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」に出場する武尊が2月27日、所属するK-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTで会見を行った。

 当初は公開練習の予定だったのだが、昨年末にアメリカ修行を行った際に身に着けたパンチの打ち方を非公開にしたいとのことで急きょ取りやめ、会見のみとなった。

 武尊はコンディションについては「試合形式は変わったが、3階級制覇に向けて去年の年末からずっと試合に向けてやってきたので仕上がりはすごくいい。過去最強の自分で挑まないと今回のトーナメントは勝てないと思うので、そのための練習をしている」と話した。

 その練習については「練習内容はあまり変えないようにしているが、昨年末に行ったアメリカで自分が持っていなかった新しい技術を勉強できたので、それを取り入れながら今までの練習をしている状態」として、その新しい技術については「基本的にはステップ。足の使い方。MMAのファイターが使うような動き。それもK-1に使えるものと使えないものがあるので、スパーリングなどで試しながらだが使える技として身についてきた実感はあるので、試合でもそれが出せれば。今回は特に階級が上の選手たちとやるので、真っ向から打ち合うだけだったら危ないという気持ちもあるので、そういう技術を入れつつ打ち合いたい」などと話した。ステップとパンチという2つがアメリカ修行の成果を推測するキーワードとなるようだ。

武居由樹「仕上がりもコンディションも最高の状態」【3・21 K-1】

2018.02.26 Vol.web Original

 東京・竹ノ塚のPOWER OF DREAMで26日、3月21日(水・祝)にさいたまスーパーアリーナ(メインアリーナ)で開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~」に出場する武居由樹が公開練習を行った。

 武居は、スーパー・バンタム級タイトルマッチ(3分3R・延長1R)で挑戦者の久保賢司と対戦する。

 2分1Rのシャドーとミット打ちを行った武居は「仕上がりもコンディションも最高の状態です」とリラックスムード。「相手の久保選手は1回戦っているので、しっかりイメージできています」と自信をのぞかせた。

 しかしその対戦が昨年の試合で唯一KOを奪えなかった試合であることから「KOで勝つことで1年間の成長が見せられると思います」と王者としてKOへのこだわりもみせた。

 また「前回のトーナメントが復帰戦にもかかわらず決勝に上ってきた選手ですし、今回はノーダメージなのでいい流れになると思います」とコメント。久保からの挑発に関しては「こういうからまれかた初めてなので、自分的には楽しいですね(笑)。イライラするとかは全然ないです」とさらりと受け流し、「ほかの階級に負けない試合を見せたい。今回タイトルマッチが6つありますが、その中でも一番面白かったと言われるような試合をしたいと思います」と意気込みを語った。

木村ミノル完全復活「みんなが僕だけに注目するようになると思う」【3・21 K-1】

2018.02.24 Vol.Web Original

「今回から本物の自分の姿が見せられると思うので楽しみ」
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~」(3月21日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)に出場する木村“フィリップ”ミノルが2月24日、公開練習を行った。

 木村はウェルター級のスーパーファイトで平山迅と対戦する。

 この日はシャドーとミット打ちをそれぞれ2分間。ミット打ちでは強烈なパンチを打ち込む姿が印象的で、仕上がりの良さを感じさせた。

 練習後の会見では「すでにいい感じに仕上がっている。これにもう少しプラスアルファできれば」と現在のコンディションについて話した。

  木村は今回の試合からから「K-1ジム五反田チームキングス」の所属となったのだが「自分のスタイルがよりしっかりしたものに仕上がっているような気がする。前よりも分かりやすく怖い武器が増えていて、手ごたえを感じている。やってきたことが全部マッチしてきた感覚。今回から本物の自分の姿が見せられると思うので楽しみ。自分が求めているスタイルが完璧にできたら誰にも負けないと思うので、それを今回はいつも以上に真剣に極めている」などと話し、練習環境が変わり充実したトレーニングが積めていることを明かした。

久保賢司が「武居は相当性格が悪い」【3・21 K-1】

2018.02.23 Vol.Web Original

久保優太と賢司がそろって公開練習
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~」(3月21日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)に出場する久保優太と久保賢司が2月23日、公開練習を行った。

 K-1 WORLD GPウェルター級王者の優太はメルシック・バダザリアンを挑戦者に迎え、初防衛戦に臨む。賢司は「K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級タイトルマッチ」で王者・武居由樹に挑戦。兄弟そろってタイトル戦に出場する。

 バダザリアンは昨年行われた「初代ウェルター級王座決定トーナメント」の1回戦で山際和希を判定で破ったものの、準決勝は怪我のため棄権。まだ底を見せておらず、優太にとっては不気味な存在。

 賢司は昨年行われた「第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」の決勝で武居に敗れており、リベンジマッチとなる。

 この日はともに2分間のシャドーを行った後、2人でマススパーリング。その後、個別に会見を行った。

左右田がウルティモ・ドラゴンに弟子入り【3・21 K-1】

2018.02.21 Vol.Web Original

打倒中澤にルチャ特訓
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~」(3月21日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)に出場する左右田泰臣が2月21日、公開練習を行った。

 左右田はスーパー・ライト級のスーパーファイトで中澤純と対戦する。中澤とは昨年8月のKrush.78で中澤の持つ「Krush -65kg王座」に挑戦。延長にもつれ込む接戦の末、判定で敗れている。

 通常の公開練習はミット打ち、シャドーボクシングといったものなのだが、今回はプロレスラーのウルティモ・ドラゴンを招き、プロレス式の基礎トレーニングやロープワークを披露した。

 初めての対面となるウルティモを前にいつもの傍若無人なたたずまいを封印し、その教えをひとつとして聞き漏らすまいと真剣な眼差しの左右田。

 リングに上がるとまずはプロレスの基礎中の基礎であるスクワットから。ウルティモ曰く「最近の若いプロレスラーの中には本当のスクワットができない選手がいる」という実は難しいもの。並んで実演が始まると「背筋を伸ばして」「そこでかかとを上げる」と左右田の不完全なスクワットに激しい檄が飛ぶ。

 すぐに修正した左右田にウルティモは今度は難易度の高いジャンピングスクワットを伝授する。

登坂がかつての師と現在の仲間への想いを語る【3・21 K-1】

2018.02.20 Vol.Web Original

「リング上って人生とか生きざまが出るところ。気持ちと体では絶対に負けない」
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~」(3月21日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)に出場する登坂匠が2月20日、公開練習を行った。

 登坂はスーパー・バンタム級のスーパーファイトでKrush-53kg王者の軍司泰斗と対戦する。

 登坂はかつてチームドラゴンに所属。軍司が所属するK-1ジム総本部チームペガサスの梶原龍児代表には10代のころから薫陶を受けてきた。その後、登坂はチームドラゴンを離れ、所属を「HALEO TOP TEAM」に替え、昨年9月に約2年ぶりにリング復帰。今回は復帰3戦目にしてK-1出場を勝ち取った。

 この日は2分間のミット打ちを披露。練習後に行われた会見では「コンディションはいつも通りばっちり」と話した。

 対戦相手の軍司については「勢いがあってオールマイティー。好戦的で素晴らしい選手。軍司選手の年齢が僕がプロデビューした年齢と同じ。そう思うと19歳なのにすごく完成されている。それはすごいと思う。同時に僕は今年プロデビューから10年になるんですが、若い選手と戦う年になったんだな、という気持ちがあります」と軍司の実力を認めつつも「龍児さんも言っていましたが、リング上って人生とか生きざまが出るところ。そういう部分では僕は軍司選手よりいろいろ経験をしてきている。気持ちと体では絶対に負けないようにしたい」と続けた。

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