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K-1ファイターがハロウィンの仮装で登場

2017.10.29 Vol.Web Original

上原誠は少年ファンに腕時計をプレゼント!
 K-1の大会前の恒例イベントとなった「『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ヘビー級王座決定トーナメント~』11.23さいたま大会・大決起集会!」(10月28日、東京スカイツリータウン・ソラマチイーストヤード5F J:COM Wonder Studio)。今回はハロウィンシーズンとあって多くのK-1ファイターたちがそれぞれ趣向を凝らした仮装で登場。その奇抜で意外な仮装でファンを喜ばせた。

「初代ヘビー級王座決定トーナメント」の軸となる上原誠は「覆面YouTuberラファエル」に扮し、イベント中は「上原の代わりに来た」とキャラを貫くも、最後にファンにキーホルダーをプレゼントした折に数が足りないとみるや、マスクも外してプレゼントし最後の最後に正体を明かした。また少年ファンには腕時計をプレゼント。「K-1にヘビー級を作ったのは俺」という言葉通り、今回のトーナメントを盛り上げるべく、ファンサービスも“ヘビー級”だった。
 
 上原は今回のトーナメントで“禁じ手”の解禁を予告しているのだが、「アマチュア時代にずっと使っていた技。選手生命にも関わる技なのでずっと封印してきた」と話す。そして決勝の相手として「ぶっ飛ばしたいのはエル・ボウニだけど気持ち的にはKOICHI選手。日本人同士決勝が一番盛り上がる」と話した。指名されたKOICHIは昨年、上原と対戦し敗れているとあって「自分も去年、悔しい思いをしているので上原選手とやりたい」と応えた。

亀本勇翔「ブレイブ・ジャスティス」【格闘家イケメンファイル Vol.80】

2017.09.20 Vol.698

 格闘技1本で勝負するため広島から上京してきた亀本勇翔。きっかけは、地元広島で見たあの選手。

「高校を卒業した年に上京してきました。進路を決める時に、格闘技1本でやっていこうと思ったんです。格闘技は、物心ついたころから…5歳ぐらいだったと思いますが、近所の空手道場に通うようになり、中学生になった時にキックボクシングを始めました。そのきっかけは、中学の時に見たK-1の試合。たまたま広島で開催されていて、見に行ったんですけど、それまで存在は知っていたけど、そこまで詳しくはなかった。でも会場で生で観戦した時に、めちゃくちゃ衝撃を受けて“これだ!”って。こんな世界があるなら、そこに飛び込みたいってひらめいた感じです。中でも印象に残っているのは、魔裟斗選手。ほかの選手も輝いていたんですけど、オーラがひときわ際立っていた。客席から見ていても、こういう人をスターって言うんだなって。純粋にああいう人になりたいというあこがれを持ちました。ただ、僕が上京を考えていたころは、K-1がなくなっていて、どこを目標にしたらいいか分からなくなったりもしました。それでも絶対にやり続けていたら道は開くと信じて上京しようと決意しました。Krushも盛り上がっていましたし、そこで思い切りやればいいと。最近はK-1も復活し、すごく人気が出てきているので、いい流れがきてるなと思っています。」

卜部弘嵩が復活のKO勝利【9・18 K-1】

2017.09.19 Vol.Web Original

弘嵩が復活宣言。そして「早く大雅くんとやらせてください」
「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN〜初代ウェルター級王座決定トーナメント〜」(9月18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)のスーパーファイトに出場した、前K-1スーパー・フェザー級王者の卜部弘嵩が山本真弘に2R2分51秒、KO勝ちし長いトンネルから脱出した。

 互いに輝かしい実績がありながら、このところ芳しい成績があげられていない2人のいわばサバイバルマッチの様相を呈していたこの試合。

 ともに持ち前のスピードを生かした展開から、1R終了間際に山本の放った右フックに卜部がカウンターで右ストレートを合わせダウンを奪う。2Rにはかさにかかって攻め込む卜部が右ストレートの連打で1回目のダウンを奪うと、今度はコーナーに詰めヒザの連打で2度目のダウン、さらに立ち上がってきた山本に打ち合いから右フックを決め、このラウンド3度目のダウンを奪い、KO勝ちした。

 卜部は試合後、リング上で「いろいろありましたけど、無事復活しました。これからも期待してください」と復活を宣言。会見では「僕の中で負けを認めてない自分がいるので、早く大雅くんとやらせてくださいって感じです」と大雅との対戦をアピールした。

武尊が初防衛に成功、大雅はまさかの1RKO負け【9・18 K-1】

2017.09.19 Vol.Web Original

武尊対策ばっちりのワンが善戦
「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN〜初代ウェルター級王座決定トーナメント〜」(9月18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)のスーパーファイトに武尊、武居由樹、大雅の3王者がそろい踏みしたが、明暗を分けた。

 初防衛戦に臨んだフェザー級王者の武尊は中国のワン・ジュングァンと対戦。激しい打撃戦の末、判定で初防衛に成功した。

 武尊はボディーへのヒザ蹴りを多用、ボディフックと合わせワンを追い込むが、徹底した武尊対策を研究してきたワンは武尊の攻撃を止めるべく前蹴り、距離が狭まるとプッシングで連打を許さない。

久保優太がK-1初代ウェルター級王座獲得【9・18 K-1】

2017.09.19 Vol.Web Original

ゴング前、木村は久保に一礼
「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN〜初代ウェルター級王座決定トーナメント〜」(9月18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)で行われた「初代ウェルター級王座決定トーナメント」で久保優太が優勝。初めてK-1のベルトを巻いた。

 久保は1回戦でかつて同じジムで練習をともにし、兄弟のような付き合いをしていた木村“フィリップ”ミノルと対戦。このトーナメントで最大の注目カードは、前日の会見で木村が久保に対して惜別とも取れるコメントを発したことから、より注目度がアップしたなかでの対戦となった。

 試合前のレフェリーによるルールチェック時、木村は久保とグローブを合わせると一礼。2人は初めてコーナーを分かち、試合が始まった。

 久保の左ミドル、木村のフックと互いの得意技が交錯する。1R終盤、久保のミドルをキャッチした木村が右フック。久保の動きが一瞬止まる。しかしすぐに左ミドルで形勢を立て直す久保。2Rに入ると久保の左ミドルがさえわたる。木村が距離を詰めパンチを放つと巧みに体を寄せ連打は許さない。

「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN」開催!激闘派ぞろいのトーナメントに予想困難

2017.09.12 Vol.698

「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN〜初代ウェルター級王座決定トーナメント〜」(9月18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)で開催されるウェルター級のトーナメント。さまざまな因縁と思惑が入り乱れる8選手がエントリーされ、その行方は混沌としている。

関鉄矢「ベルト奪取のために、絶対に負けられない」【格闘家イケメンファイル Vol.79】

2017.09.05 Vol.697

 シュッとした印象のさわやか系イケメンの関鉄矢。生まれも育ちのハマッ子の彼が総合格闘技を始めたきっかけは、本紙連載にも登場したことがあるあの選手。

「小さい頃は野球少年だったんですけど、高校2年の時に野球をやめちゃって。で、何か他に体を動かすことをやりたいなと思って、ボクシングジムに通い始めたんです。全然本格的なやつじゃなくて、習い事レベル。野球をやめた時点で、団体競技はもういいかなって飽きちゃった(笑)。性格的に、個人競技のほうが向いていると思ったのと、たまたま家の近くにボクシングジムがあったので、体がなまらない程度にやっていた感じですね。団体行動が苦手なんですよ。周りに気を使えないというか、気を使うのが面倒くさい。だったら自分の好きなようにしたいなって。そのほうが楽じゃないですか。そんな時、たまたま今のジムにいる幼なじみの渡邉龍太郎(俳優・総合格闘家)と小学校ぶりぐらいに再会して。その時に、格闘技をしているという話を聞き、今度ジムに遊びに行くよっていう感じの軽いノリで、今のジムに移ったんです。ジムに入ったものの、もともと格闘技に興味があったわけでもないので、最初は試合に出たいとか考えてはいなかった。でも“出てみる?”って言われたから、“じゃ、やってみたいです”ぐらいな感じで(笑)。そうしたらこれが面白くて、今でも続いています」

上原誠が会見で「上原劇場」展開。ヘビー級トーナメントV宣言【11・23 K-1】

2017.08.26 Vol.Web Original

出場選手と組み合わせが決定
「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ヘビー級王座決定トーナメント~」(11月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)で開催されるヘビー級トーナメントの出場選手と組み合わせが8月26日発表された。

 1回戦は①「上原誠vsパコム・アッシ(フランス)」、②「K-Jee vs アントニオ・プラチバット(クロアチア)」、③「岩下雅大vsロエル・マナート(オランダ)」、④「KOICHI vs イブラヒム・エル・ボウニ(モロッコ)」で行われ、①と②の勝者、③と④の勝者で準決勝、その勝者が決勝を戦う。

 この日行われた会見には上原、アッシ、K-Jee、岩下、KOICHIが出席したのだが、終始、上原がリードする形で会見は進んだ。

 1回戦で対戦するアッシとは「1試合目はKOを狙う。1日で3試合を戦わなければいけないので早めに試合を片付けたい」(上原)、「格闘家である以上、自分に自信を持つのは当然だが、上原選手は分かっておくべきことがひとつある。攻撃的なコメントをしてきたが、言ったことを後悔させてやる」(アッシ)、「攻撃的なコメントをしたつもりはない。ふだんからこういう性格」(上原)とやり合い、トーナメントの第1試合から激しいぶつかり合いになることを予感させた。

東本央貴「リベンジしたい選手がいる」【格闘家イケメンファイル Vol.78】

2017.08.16 Vol.696

 個性的な髪形で登場した東本。「それ、よく言われるんですよね。普通の髪形にはしたくないなって。人と一緒なのが嫌なのか、ただの目立ちたがり屋なのかは分かりませんけど」と笑う。

1年4カ月前に関西から上京してきたとか。

「地元のほうでプロとしてやっていたんですけど、去年の4月に移籍してきました。ここを選んだのは、一番強いジムだから。強い選手が多いので、その環境の中でやったら、自分も強くなるんじゃないかなと。練習環境は全然違いますね。みんながライバルっていう感じ。前のジムは、プロ選手があまりいなかったので、なかなかライバルと切磋琢磨して…っていう環境じゃなかった。でもここでは、一瞬でも気を抜いたら差を開けられるという緊張感がある。だから練習の前に夜ふかしとか絶対にできないし、遊んでいる場合じゃないなっていう気持ちになるんです」

移籍のきっかけのひとつが、同ジム所属で、第4代Krush -63kg王者の佐々木大蔵だとか。

「去年の1月にやった“第4代Krush -63kg王座決定トーナメント一回戦”で、大蔵君に負けたんです。ベルトがかかったトーナメントだったのに、負けてしまって…。それで、もっと強くなりたいと思い、移籍をしようと。でも、一回戦で自分に勝った大蔵君が優勝してチャンピオンになった時はうれしかったですよ。自分ももっと頑張らないとって思いました。ただ、大蔵君を含め、今のジムの選手とは何回か試合をしていて、敵のチームに乗り込む感じだったので、みんなに“何しにきてんねん”って思われるんじゃなかと思っていたんですけど、すごくフレンドリーに迎えてくれて、うれしかったですね」

8月20日(日)には、名古屋国際会議場イベントホールで試合が決まっている。

「対戦相手は泰斗選手です。これまで2回対戦していて、次回が3回目。試合が決まったと聞いた時には、“何回やらせんねん”って思ったんですけど、やれって言われた以上はしっかり倒すだけ。今まで2勝していますが、舐めてかかるつもりは全くない。決まったからには全力でつぶしに行きます。何回でも倒してやるぞという気持ち。もう二度と対戦したくないと思わせるぐらい痛めつけて勝ちたいなと思っています」

武尊&城戸康裕「ハイロー」出演に喜びのコメント、「めちゃくちゃ楽しかったです!」

2017.08.15 Vol.696

武尊と城戸康裕が「HiGH&LOW」出演の意気込みを語る
 EXILE HIROが企画・プロデュースした映画「HiGH&LOW THE MOVIE2/END OF SKY」の完成披露プレミアムイベントが10日、東京国際フォーラムで行われ、キャストのEXILE TRIBEメンバーらとともに、同映画に出演したK-1フェザー級王者・武尊と城戸康裕も登場した。

 今回のイベントは同映画の全国公開(8月19日)に先駆けて開催されたもので、総勢60人の出演者・関係者が順番に登壇。それぞれが今回の映画について話し、同作から登場する新チーム、プリズンギャングのメンバーを演じた武尊と城戸もコメントを残した。

 武尊は「僕はかなり『HiGH&LOW』を見ていて、自分もアクションをやってみたいと思っていました。実際に映画に出演させてもらってアクションはK-1と違ってすごく難しかったのですが、とても勉強になりました。めちゃくちゃ楽しかったです」と笑顔で語ると城戸も「『HiGH&LOW』はものすごく戦う映画ということは知っていました。ですから、戦うことなら任せてくれということで出演させてもらい、本当に迫力のある戦いをやらせてもらいました」と撮影を振り返った。

 出演者・関係者のコメントが終わると、全員でのフォトセッションが行われてイベントは終了。映画の中での武尊&城戸の“戦いぶり”に注目だ!

 また、武尊仕様にラッピングされたリムジンが、期間限定で都内をクルージングすることが決定!「武尊リムジン」の車内では、同企画のためだけに制作された武尊の秘蔵プライベート映像を見ることができるほか、ドリンクサービスや非売品の記念品プレゼントも。ゆったりとした社内で、東京の街並みを眺めながら、武尊と一緒にドライブ気分を味わってみては?

今後のK-1フェザー級戦線を占う2カードが決定

2017.08.08 Vol.695

 K-1実行委員会が7月17日、都内で会見を開き「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN〜初代ウェルター級王座決定トーナメント〜」(9月18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)で武尊の持つK-1フェザー級王座に中国のワン・ジュングァンが挑戦するタイトルマッチを発表した。武尊は昨年の王座決定トーナメントで優勝し王座に就いて以来、初の防衛戦。前日(16日)の「Krush.77」で行われた「日本vs中国・6対6全面対抗戦」で勝利を収めたワンの戦いぶりをリングサイドで観戦。試合後のワンの「武尊と戦いたい」というアピールにも「殴り合いをしたくなった」と応えており、相思相愛の形でタイトル戦が決まった。

 翌日には「Krush.81」(10月1日、東京・後楽園ホール)の会見があり、王者・小澤海斗に西京春馬が挑戦するKrush−58kg王座戦が発表された。2人は6月のK-1で対戦し、西京が判定で勝利。小澤は即座にベルトをかけての再戦を要求。タイトル戦が実現した。

 小澤は昨年、武尊と2度対戦も連敗。しかしKrushのベルトを防衛することで、虎視眈々と次のチャンスをうかがっていたのだが、西京に敗れたことで大きく目算が狂った。西京へ借りを返さないことには次の展開は開けない。

 一方の西京はここで勝てばプロ入り以来の目標だった「10代でチャンピオン」を達成。その勢いでK-1のベルトも…といきたいところなのだが、王者は同門の武尊とあって、「もちろんK-1のベルトを狙いにいきたいんですが」としながらも「Krushのベルトを取ったら絶対王者というか、ずっと防衛していくようなチャンピオンになりたい」と話すにとどめた。

 ただ一人次元の違う戦いを見せる武尊だが、ライバル不在では来年3月のさいたまスーパーアリーナ・メーンアリーナ大会でのメーン奪取にも黄信号がともる。

 小澤が再浮上に成功するのか、西京が一気に時計の針を進め、武尊の前に立ちはだかるのか…。とはいえワンだって一筋縄でいく相手ではない。

“この先”を占ううえで重要な意味を持つ2試合となる。

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