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K-1 | TOKYO HEADLINE - Part 64
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4・22K-1 武尊が復帰戦でKO勝ち 山崎はリベンジならず

2017.04.23 Vol.688

「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」(4月22日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で初代フェザー級王者の武尊がスーパーファイトでビクトー・サラビアを3R2分23秒、KOで破った。

 武尊は昨年行われた初代フェザー級王座決定トーナメントで優勝したものの、右拳を骨折。今回は5カ月ぶりの復帰戦となった。

 ともに倒しに行くスタイルで激しい打ち合いを展開。途中、ともにノーガードで笑顔を見せ、互いの気持ちがシンクロする場面もあった。

 試合は体格で勝る武尊が徐々にペースを握る。三日月蹴りで動きを止めると、パンチの連打で追い込む。しかし3Rにサラビアのバックスピンキックがローブローとなり試合は中断。

 まともに食らった武尊はおう吐し、けいれんも見られるなど危険な状況となったが、試合後「ここで止められたら大会的にもダメ」と振り返ったように、とにかく続行を望み、5分近くの休みを取る。

 試合再開後、いきなりサラビアがボディーに前蹴りを放つが武尊はひるむことなく前に出る。最後はロープに詰め、右ストレートからの左フックで完全KOした。

 試合後のマイクで武尊は「途中でストップしてつまらない時間があったんですけど、KOしたんで許してください」と話した。

武居由樹がK-1第2代スーパー・バンタム級王座に輝く

2017.04.23 Vol.688

「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」(4月22日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で行われたスーパー・バンタム級王座決定トーナメントで武居由樹が優勝。第2代王者となった。武居はKrush-53kg王座と合わせて2冠王となった。

 武居は1回戦でスペインのアントニオ・オルデンと対戦。初の国際戦で一つ上のフェザー級でも戦い階級を落としての参戦となったオルデンのパワーに手を焼く場面もあったが、スピードとテクニックで徐々にペースをつかむ。3Rにはオルデンがヒジ打ちを放ってしまい、口頭注意が与えられる。以降、動きが鈍ったオルデンに武居は右ボディーでダウンを奪う。オルデンは組みつきが多くなり、もつれて投げられるような場面もあったが、武居は右ハイから右ボディーを放つとオルデンは背を向けかがみこむ。レフェリーがダウンを取って、武居がKO勝ちを収めた。

 準決勝は初代王者・武尊のチームメイトの石田圭祐。石田は武尊が王者だったことから挑戦のチャンスに恵まれなかったが、陰の実力者ともいえる存在。1回戦でチャールズ・ボンジョバーニを2RKOで破り、その実力を見せつけ準決勝に上がってきた。
 しかし武居は1R、ガードのすき間から左ストレートを打ち込みダウンを奪うと、立ち上がった石田に右フック3連発で2度目のダウンを奪いKO勝ち。ほぼノーダメージで決勝に勝ち上がった。

Krush.75 中澤が-65kg王座獲得。左右田が挑戦表明

2017.04.03 Vol.687

 立ち技格闘技「Krush.75」(4月2日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベントの第2試合で行われた「第5代Krush -65kg王座決定トーナメント決勝」で中澤純が小宮由紀博を2-1の判定で破り第5代王者に輝いた。

 2月大会で開幕したこのトーナメントで小宮は松下大紀を、中澤は篠原悠人を破り、この日の決勝へ。最近では若い選手の台頭が目立つKrushの中では異例のベテラン同士の決勝となった。

 手数で上回る小宮だったが、中澤も右ローに左フックで反撃。小宮は2Rにはボディーブローを多用し追い詰めるが中澤はこれをしのぐと3Rには右のローで反撃。2Rあたりから2人の距離が詰まりバッティング気味の場面も見られたが、3R終盤、バッティングで中澤が左まぶたをカット。ドクターチェックが入るが試合は続行。再開後の残り1分強、2人は互角に打ち合い判定を待った。

聖地見納め!? 「K-1」4月22日大会は改修前最後の代々木第二

2017.02.24 Vol.685

2月25日の代々木大会で2017年のスタートを切ったK-1。その第2弾大会『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ?第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント?』は4月22日、国立代々木競技場第二体育館で開催される。同体育館は改修工事で今年7月から2019年春まで閉鎖されるため、K-1としては同体育館での最後の大会となる。

 6月大会以降はさいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナに場所を移し、年内に3大会。そして来年3月21日には満を持してさいたまスーパーアリーナのメインアリーナに進出する。

 新生K-1は2014年11月の第1回大会以来、一度の後楽園大会を除き、すべて代々木第二で開催。聖地としてファンの間でもしっかり定着していた。

 しかし人気が高まるにつれ、収容人数が5000人弱の同所では早い段階でチケットが完売。見たくても見られないファンの数が増え続け、大会場への移行は時間の問題だった。

 K-1は観客数を順調に伸ばしており、改修終了後の代々木第二に戻って来るかは分からない。ひょっとしたら4月大会が最後となるかも…。

 そんなメモリアルな大会の軸となるのは「第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」。20歳の武居由樹から36歳の寺戸伸近まで幅広い世代から8選手が参加。そして2015年に引退し、K-1ジム五反田でチーフトレーナーを務めていた久保賢司の復帰など話題も豊富なトーナメントとなった。

 またこの大会ではフェザー級王者の武尊が2017年の初戦を迎える。武尊にとっては昨年11月の初代王座決定トーナメントで拳を痛めて以来の復帰戦にして、来年3月のさいたまスーパーアリーナのメーン獲得へ向けた第1歩となる重要な試合となる。

日菜太がK-1電撃参戦。ベルトに照準。「城戸には負ける気がしない」

2016.12.09 Vol.680

 かつてK-1 WORLD MAXで活躍し、現REBELS 70kg王者の日菜太が2017年、ついに新生K-1に参戦する。

 K-1実行委員会が7日、会見を開き来年2月25日に開催される「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ?初代ライト級王座決定トーナメント?」で日菜太がスーパーファイトに出場することを電撃発表した。

 キック界はヒジ攻撃のありなしといった採用するルールの違いや所属するジムの事情などが絡み、団体の垣根を越えての参戦はなかなか難しい。

 しかし昨年から今年にかけ城戸康裕、上原誠といった選手たちが対抗する団体からK-1に戦いの場を移してきた。

 そんななか日菜太の場合はかつてのMAXで日本トーナメントで3位に入るなど、城戸同様中心選手として活躍、K-1のにおいを感じさせる選手だっただけに、かねてから参戦が期待されていた。

 日菜太はそんな事情を鑑み、まず会見では今回K-1への参戦に尽力した所属するクロスポイント吉祥寺の山口元気代表ら関係者に感謝の言葉を述べた。そして「選手生活の最後に一本、K-1のベルトを取りたい。K-1のベルトというのは僕の人生の中で、WORLD MAXの時に取れなかった忘れ物だと思っているので、最後に一本、このベルト取りに、人生賭けて来年勝負したい」と話した。

 そして「人生を賭けてやってきたキックボクシングをメジャーにしたいと言い続けてきたが、まだ力が足りない。僕がメジャーにならないとキックボクシングがメジャーになることができないと思っているので来年、トーナメントで優勝してメジャーになりたいと思います」とも語った。

 会見に先立ち、日菜太の参戦するスーパー・ウェルター級はマラット・グレゴリアンの王座返上が発表されており、来年、新王者を決めるトーナメントが開催される。この階級は日本人では城戸が先んじてK-1に参戦しているが日菜太は「何回やっても僕は負ける気がしないんで、いつでもお待ちしています」と眼中にないといった様子。城戸はもちろん他の選手たちも黙っているわけもなく、スーパー・ウェルター級に一気に注目が集まることとなった。

K-1ガールズオーディション開催

2016.11.11 Vol.678

 2017年のリングを華やかに彩るラウンドガールを選考する「第3回K-1ガールズオーディション」が10日、都内の会場で行われた。

 この日、書類選考で選ばれた約50人の水着美女が集合。宮田充プロデューサーら審査員の前で、自己PR、質疑応答、リング上でのウオーキングを行った。自己PRでは、Twitterやインスタグラムのフォロワー数や、SNSの利用法などをアピールする者も多くいた。応募者はモデルやレースクイーン、グラビアアイドルなどのほか、お笑い出身者、元渋谷のギャルサーの代表で、現在は介護の仕事にかかわっている者、ベリーダンサーなど、さまざま。また、前回も書類選考を通過しながら選考されなかった者や、現在Krushのラウンドガールとして活躍している者も。それぞれがあこがれのK-1の舞台を目指しこのチャンスにかけていた。オーディション後審査員らが別室で審査し、結果は後日発表される。

休日は料理で後輩をおもてなし 卜部功也さん(K-1ファイター)

2016.10.23 Vol.677

ラジオ番組『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』
毎週土曜日21時30分〜 TOKYO FMで放送中!

【拡大版】格闘家イケメンファイル Vol.58 卜部功也

2016.10.08 Vol.676

 K-1スーパー・フェザー級世界最強トーナメントを制し、王者に輝いた卜部功也。強いだけではなく、そのルックスで、圧倒的な女性人気を誇る新生K-1のスター選手だ。スーパー・フェザー級世界最強という称号を手にし、卜部は次なる高みを目指す。

Special Interview 山崎秀晃(K-1・ファイター)

2016.09.14 Vol.OMU vol.22

 盛り上がりを見せる新生K-1で、中心となり活躍しているファイター・山崎秀晃。主戦場としていたKrushでは、?65㎏と?63㎏で王者となり、2階級を制覇。そのままの勢いで出場した、K-1 WORLD GP 2016 ~?65kg日本代表決定トーナメント~では、並み居る強敵を押さえ、優勝を飾った。自分を形成したという高校時代を岡山で過ごした山崎が、岡山の思い出と格闘技にかける熱い思いを語る。

格闘家イケメンファイル Vol.56 褐色のK Soul Fighter 江川優生(えがわ・ゆうき)

2016.09.12 Vol.674

 褐色の肌、整った顔立ち、そして格闘家ならではの、引き締まった身体…。どこからどう見てもイケている江川優生は、弱冠18歳のファイターだ。

「よく日サロで焼いているのかと言われますが、ハーフなので(笑)。父が日本人で、母が中国とスペインの血が入ったフィリピン人です。自分自身は生まれも育ちも東京の足立区。地元は好きですよ。若者がちょっとグレていて、治安の悪いイメージがあるかも知れませんが(笑)。近所のおじさんとかおばさんは常に声をかけてくれますし、すごく優しい。そんな下町のいいところがたくさん残っています」

 格闘技を始めたのは、父親の影響

「僕が生まれた時は肩のケガのため、やっていませんでしたが、父親がもともとボクシングをやっていたので、小さいころからボクシングをやらされていました。といってもまだ幼かったので、遊び程度でしたが、ちょっと大きくなってから空手を習わされて。もともと姉が空手をやりたいって言いだして、習う事になったんですが、なぜか自分も連れて行かれて、気が付くと習っていた(笑)。ただ、父もプロの格闘家になるとは考えていなかったと思います。趣味程度で好きになってくれればというぐらいだったんじゃないかな。僕自身は中学校の時に、友達の紹介でキックボクシングジムに体験に行ったら、すっかりハマってしまって。空手とは雰囲気がまったく違ってすごく楽しいなと思った。空手は礼を重んじ、シーンとしていて、黙々と練習する感じだった。それに対して、キックボクシングは、音楽をかけながらワイワイ練習するというスタイルで自分に合っていたと思います」

 プロを目指したのはいつ?

「キックボクシングを始めて3カ月後ぐらいからアマチュアの試合に出るようになりました。しかし、特にタイトルを取るわけでもなく、アマチュアの成績はそんなに良くなかった。でもジムの先輩の神戸翔太さんがプロの試合に出ていて、見に行くうちに自分もこういう所でやりたいなと思うようになりました。試合会場はアマチュアとは全然雰囲気が違い、お客さんの熱意とか、試合のレベルの高さに圧倒された。でもだからこそ、そのリングに上がりたいと強く思いました。プロになった事を喜んでくれた父からのプレッシャーはないといえば嘘になりますが、今はそれも力に変えて強い格闘家になりたいと思っています。父からは、“常に謙虚であれ”と小さいころから言われて育ちました。私生活でも格闘家としてもそうあろうと、その言葉は大切にしています」

格闘家イケメンファイル Vol.54 日本ヘビー級の至宝 KOICHI(こういち)

2016.08.08 Vol.672

 圧倒的なイケメン、ムキムキな体で女性ファン大注目のKOICHI選手。努力でその体を手に入れた。

「中学時代から身長が183㎝ぐらいあったんですが、そのころは80㎏ぐらいしかなく、痩せていました。小学校、中学校とスラムダンクの影響をかなり受けまして(笑)、ずっとバスケットをやっていた。でも19歳から格闘技を始めて、2年かけて無理やり体重を20㎏増やして、今の体を作り上げました。格闘技を始めたのは、自分が17〜8歳の頃。K-1が全盛期で、ピーター・アーツとアンディ・フグが大活躍していて、それを見て自分も強くなりたいなと。あと、“ガチンコ”という番組の企画で、ヤンキーがいっぱい出てきて、プロボクサーを目指すというのがあって、それが好きで毎週見てて、影響を受けました(笑)。もちろん、男の子ですから、小さいころからヒーロー願望というか、強い男に憧れる部分もあったと思います。学校の先生からは、ずっと空手をやれと勧められていたんですが、空手ってパンチがないので、もっと実践的な事がやりたかった自分にはちょっと物足りなかった。なので、もともとK-1に憧れていましたし、パンチもキックもできるキックボクシングをやろうと。総合は見るのも好きだし、やっぱり強いし、練習では取り入れていますが、男とくっつくというのが、ちょっと…ね(笑)」

 9月19日には、いよいよ新生K-1に参戦。相手は、K-1のリングで2連続KO勝利をおさめ、ヘビー級のトップに君臨している上原誠だ。

「上原選手は日本のヘビー級で一番強いと言われているので、彼を倒して自分が一番強いということを証明したい。実は、ヘビー級ってなかなか練習相手がいないので、上原選手とはずっと一緒に練習をしてきたんです。ですから、リングで戦うのは初めてですが、お互いに相手の強みや弱点を知り尽くしてる。ただ、お互いに遅かれ早かれ戦う事になるだろうというのは分かっていましたから、練習では見せていない技を持っている。上原選手だけじゃなく、多分同じ階級の人と練習する選手は、全員持っていると思います。上原選手は一発という破壊力がありますが、自分にはそれがない。でも、パンチでもキックでもなんでもできますし、平均的に何でも倒せるものは持っているので、KOで勝利できると思います。上原選手はプライベートではすごく腰が低くていい人。選手としても、人間としてもリスペクトしていますが、今回はKOで勝ちにいきます」

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