日本のヘビー級を長く支えたKOICHI選手が交通事故で急逝
K-1ヘビー級で活躍したKOICHI選手(本名、渡邉浩一)が4月7日、バイクによる交通事故で亡くなった。37歳だった。
この日の夕方、都内で行われたK-1のカード発表会見の冒頭、宮田充K-1プロデューサーから報告された。
宮田氏はKOICHI選手について「K-1には2016年から参戦して、これまで3回試合をしていただいた。昨年11月23日の初代ヘビー級王座決定トーナメント1回戦でイブラヒム・エル・ボウニ選手と対戦し、その試合がラストファイトとなりました。ご遺族の皆様にはお悔やみ申し上げます。ご冥福を祈らせていただきます。試合の話をしている時もすごく穏やかで、これがファイターなのかなと思わせるような静かな男だったが、試合は勇敢に戦うファイターだった。11月23日の試合では、これを最後にもう試合をしないということは所属のバンゲリングベイ・スピリットさんからうかがっていたが、心の中ではまた試合をしてくれないかという気持ちもあった。そんな中ファイターとしてピリオドを打って、これから第二の人生をというところで、非常に残念に思っています。これからもK-1ヘビー級の戦いは続いていきますが、KOICHI選手の分までファイターたちには頑張ってもらいたいと思っています」と話した。