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瑠久が再起戦で試合動画60万回再生男・堀井と対戦【6・21 KRUSH】

2019.05.15 Vol.Web Original

瑠久はスーパー・ライト級に階級を変更
「K-1 KRUSH FIGHT.102」(6月21日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードが5月15日、発表された。

 3月の「K’FESTA.2」で近藤魁成にプロ初黒星を喫した瑠久が再起戦で堀井翼と対戦する。瑠久は今回はスーパー・ライト級に階級を落としての試合となる。

 堀井は3月に行われた「Krush.99」でKrush初参戦。プレリミナリーファイトで斉藤雄太に1RKO勝ちを収めプロ戦績を8戦5勝3分とし、本戦に上がってきた。プロ無敗という実力も特筆すべきものなのだが、その試合の公式動画のサムネイル画像がインパクト大でプレリミナリーファイトとしては異例の60万回を超える再生数を記録した異色ファイター。

 この日も会見場に現れるといきなり瑠久に前戦同様のエビ反りポーズでメンチ切り。瑠久もこれに応え、2人揃ってエビ反りポーズでメンチを切り合うという異例の光景が繰り広げられた。

松岡が元王者・牧平破り「ミノルくんに無理やり返上させて」王座に照準【4・19 KRUSH】

2019.04.20 Vol.Web Original

牧平は意地でも倒れず
 Krushの100回目の大会にして、名称を「K-1 KRUSH FIGHT」と変更しての1回目の大会となる「K-1 KRUSH FIGHT.100」(以下KRUSH)が4月19日、東京・後楽園ホールで開催された。

 セミファイナルではウェルター級戦で元ウェルター級王者の牧平圭太と松岡力が対戦。3-0の判定で松岡が勝利を収めた。

 蹴りを得意とする両者とあって、戦前から蹴り対決がクローズアップされたが松岡はパンチを軸に試合を組み立てる予想外の展開に。しかしこれが功を奏したか、1Rから松岡のパンチが牧平の顔面をとらえる場面が続き、牧平の鼻柱は徐々に赤くはれていく。2Rに入っても牧平の左ロー、ミドルは衰えることはないものの松岡は距離を詰めそれを封じると的確にパンチを当てていく。徐々にダメージがたまった牧平は組み付いてしまう場面が増え、レフェリーが注意。終盤には松岡のパンチで牧平は鼻血を吹き出し苦しい展開となる。

晃貴がリベンジ&初防衛。そして6・30K-1参戦勝ち取る【4・19 KRUSH】

2019.04.20 Vol.Web Original

名称変更の記念大会のメーンを締める
 Krushの100回目の大会にして、名称を「K-1 KRUSH FIGHT」と変更しての1回目の大会となる「K-1 KRUSH FIGHT.100」(以下KRUSH)が4月19日、東京・後楽園ホールで開催された。

 メーンでは「K-1 KRUSH FIGHTバンタム級タイトルマッチ」が行われ、王者・晃貴が隼也ウィラサクレックを破り初武衛に成功した。

 2人はほぼ1年前に対戦。そのときは隼也が判定勝ちを収めていた。

 晃貴は今年1月、萩原秀斗との王座決定戦を制し第4代王者となったのだが、これはもともとは挑戦者決定戦が、第3代王者の金子晃大の王座返上に伴い“格上げ”されたもの。これには実際に晃貴を破っている隼也はやや不満気味。晃貴にとってはリベンジと真の王者として世間に認めさせるという2つのミッションを含んだ戦いであった。

隼也ウィラサクレック「とにかく倒して勝ってチャンピオンになりたい」

2019.04.01 Vol.716

 リングの上では殺気さえ感じる隼也ウィラサクレック。しかし普段は気さくで、場を和ませるタイプ。「よく言われるんです。リングに上がったら別人だって。あと、怖い人だと思ってましたとも。宣材写真が怖そうに写っているからかな」と笑う。

「リングネームからハーフ? って聞かれる事もたまにあるんですけど違います。東京の東大和市の出身です(笑)。自分はムエタイジムに所属していて、会長もトレーナーもタイ人なんです。タイの選手って、自分の名前のあとにジムの名前を付ける事が多く、自分もプロになる時に、ウィラサクレックの名前を付けるかと会長に聞かれ、お願いしますと言いました」

 ジムに入ったのは小学生の時。

「もともとダンスをやっていたんですけど、なんか違うな…と思った時に、たまたま体験に行ったのがきっかけです。格闘技をやる気はなかったんですけど、その1回の体験でハマってしまった。その時のトレーナーがすごくほめ上手で、“才能があるね”みたいな感じで乗せられて、すぐに入門しますって(笑)。それが11歳の時だったんですけど、それから週6日通っていました」

木村ミノルの初防衛戦の相手に近藤魁成を大抜擢【5・18 KRUSH FIGHT】

2019.03.31 Vol.Web Original

木村の「1Rはもたないと思う。どう思う?」に近藤は「試合でしっかり見せます」
「K-1 KRUSH FIGHT.101」(5月18日、東京・後楽園ホール)で王者・木村“フィリップ”ミノルに近藤魁成が挑戦するKRUSHウェルター級タイトルマッチが開催されることが3月30日の「Krush.99」で発表された。

 木村は初防衛戦となる。

 この日、2人はリングに上がり、近藤「僕が勝つと思う人は少ないと思うけど、Krushのリングは何があるか分からない。絶対勝ちます」と話せば木村は「すごい素質があるファイターで、才能豊かなアスリートだなと思っています。だからあとはリングの上ですべて終わらせたいと思うんですけど、1Rはもたないと思う。どう思う?」と近藤に水を向ける。これに対し近藤は「試合でしっかり見せます。強いことは分かっているので、潰れてもいいので、全力でベルトを取りに行きます」と応じた。

 中村拓己K-1プロデューサーは「K’FESTA.2でインパクトのあるKOを見せたした2人のタイトルマッチ。プロの実績でいえば、木村選手のほうが上回っている。それをぶっ壊すのがクラッシュ」などと話した。

 近藤はK-1甲子園の-65kgで2017、2018と連覇。昨年3月の「K’FESTA.1」でプロデビューし3戦 2勝(2KO) 0敗 1分の戦績を残している。

西京佑馬が島野を破りスーパー・フェザー級王座獲得【3・30 Krush】

2019.03.31 Vol.Web Original

3Rに2度のダウンを奪い完勝
「Krush.99」(3月30日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われたKrushスーパー・フェザー級タイトルマッチで挑戦者の西京佑馬が王者・島野浩太朗を3-0の判定で破り、第8代王者に輝いた。

 西京はこの春、高校を卒業。かねてからの目標だった「高校生のうちにベルトを巻く」という目標を達成した。

 2人は1Rから激しい打ち合いを展開するが、島野はプレッシャーをかけ距離を詰めるが若干、力みが目立ちパンチが大振り。西京は引くところは引く、押すところは押すといった18歳らしからぬ落ち着いた試合運びでパンチをクリーンヒットさせていく。島野が盛り返してもカウンターで迎撃。ラウンド終盤には島野が早くも鼻血を流す。

 2Rになると徐々に島野のパンチが当たるようになってくるが西京の右ストレートで止められ、逆に連打を食らってしまう。島野はボディーブローで詰める場面もあったが、そうなると西京は足を使って島野の攻撃をかわしていく。

 3Rになると判定では分が悪いとみた島野はパンチを振るって前に出る。しかし西京はがっちりとガードを固めると打ち合いからカウンターの右ストレートでついにダウンを奪う。立ち上がった島野はなおも前に出て西京をロープに詰めると左ボディーブロー。この一発でガクンと動きが落ちた西京になおも襲いかかる島野だったが、西京はここでも足を使って攻撃をかわし態勢を立て直すと、またもカウンターの右ストレートで2度目のダウンを奪う。

 なおも立ち上がる島野だったが残された時間はほとんどなく、試合終了のゴング。3-0の判定で西京が勝利を収めた。

 西京は試合後のマイクで「K-1甲子園に優勝してから高校生のうちにチャンピオンになりたいって言ってたので、とりあえずチャンピオンになれてうれしいです。これからやらなきゃいけないことがいっぱいあるので、もっと一生懸命頑張るのでこれからも応援よろしくお願いします」とファンに挨拶。会見では「この試合決まってから一生懸命練習してきた、それは島野選手が相手だったからできたこと。試合をやる前からスタミナがあるイメージがあって、実際その通りだった。3R目はボディーが効いたけど、みんなの応援があったので頑張れました。リベンジしたい選手もいるので、どんどん倒してK-1で戦いたいです。3Rのボディーは疲れの蓄積もあったけど、どんぴしゃで入った。やりたいのは、4戦目でまけたレオナ選手もやりたいんですけど、強敵とどんどんやりたい」などと話した。

 敗れた島野は「戦前から実力のある選手だと思っていたけど、やってみてすごい敵ニックがある選手。今回は完敗だなと思いました。印象はテクニッックがすごく高いレベルの選手。スピードだったり動くべき動きを瞬時に行う反射の速さとかを感じた。負けたことに関しては言葉にならない。最後のKrushを勝って締めて、自分の近くにいる人たちに気持ちを伝えたかった。悔しい結果だけど今回の負けというものをしっかり受け止めたい」と肩を落とした。

女子アトム級王座決定戦でC-ZUKAと高梨knuckle美穂が対戦【5・18 KRUSH】

2019.03.26 Vol.Web Original

高梨「私がこの階級で一番強い」、C-ZUKA「勝った奴が強い」
「K-1 KRUSH FIGHT.101」(5月18日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が3月26日、東京都内で開催された。

 初代王者の松下えみが昨年10月に王座を返上して以来、空位となっている女子アトム級の王座決定戦としてC-ZUKA vs高梨knuckle美穂の一戦が発表された。

 C-ZUKAはKrush初参戦の443戦では敗れたものの、その後、KHAOSとKrushで2連勝。他団体でのタイトル獲得の実績もあり、今回の王座決定戦への出場となった。

 高梨は昨年9月にKHAOSでプロデビュー。その試合で強烈なパンチでKO勝ちを収め、当時の王者・松下の挑戦者に選ばれたが、これを松下が不服として王座を返上した経緯がある。高梨はその後、昨年12月にはKrushの本戦で勝利を収め、現在2連勝となっている。

 今回の高梨の抜擢について中村拓己K-1プロデューサーは「キャリアは浅いが、攻撃力があって倒せる選手。戦いっぷりと倒しっぷりでもう1枠に入ってもらった」と話した。そして2人には「タイトルマッチにふさわしい試合をして勝ってほしい。これがKRUSHのチャンピオンだという試合を見せてほしい」と要望した。

 高梨は「去年の12月から空いてしまったが、練習もコンスタントにやってきている。パワーもさらについて、体も変わってきた。絶対にKOできる自信もすでにある。失神KOで5月には私がベルトを巻きます」、C-ZUKAは「高梨選手はパワーもあるしすごく強い選手だと思っています。でも強い奴が勝つのではなく、勝った奴が強いというところを見せつけたい」とそれぞれ話した。

 王座決定戦の話が来た時について高梨が「うれしかったが、早いとは思わなかった。私がこの階級で一番強いと思うので、あまり驚かなかった」と言えば、C-ZUKAは「私は驚いた。他にも素晴らしい選手がいるのでその中で選んでいただいたことはありがたく思っている。このチャンスはぜひものにしたい」と対照的な反応を見せた。

 互いの印象については高梨が「リーチが長くてスタミナがある。でも倒れやすいイメージがある。私のパンチが当たったらすぐ倒れるんじゃないかと思う」と言えば、C-ZUKAは「KOするパワーはあると思うので、そこは警戒している。でも2試合同じ興行に出させていただいて、穴がないわけではないなと思っている」とこちらは静かに闘志を燃やした。

 今大会では女子アトム級とは対極にある男子のクルーザー級の試合が行われる。実に倍の体重差なのだが高梨は「スピードはこちらのほうが速いのでそういうところを楽しんでほしいし、クルーザー級に負けないパワーでKOするので、そういうところを見てください」、C-ZUKAは「軽量級でも面白い試合ができるところを見せたい」とそれぞれクルーザー級への対抗心も持って試合に臨む。

晃貴vs隼也のバンタム級タイトル戦開催【4・19 K-1 KRUSH FIGHT】

2019.02.19 Vol.Web Original

「K-1 KRUSH FIGHT.100」(4月19日、東京・後楽園ホール)の第一弾カード発表会見が2月19日、東京都内で行われた。

 今回から大会名称が「krush」から「K-1 KRUSH FIGHT」に変更となり、いわば節目の大会。ここで1月大会でバンタム級王座を獲得した晃貴が隼也ウィラサクレックを相手に早くも防衛戦に臨む。

玖村将史が軍司泰斗に勝利。第6代Krushスーパー・バンタム級王者に

2019.02.17 Vol.web Original

「Krush.98」(2月16日、東京・後楽園ホール)で「第6代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」決勝戦が開催され、玖村将史が軍司泰斗を判定で破り王座に輝いた。

前ウェルター級王者・塚越仁志の引退セレモニーを開催【3・30 Krush.99】

2019.02.12 Vol.Web Original

「Krush.99」(3月30日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見が2月12日に都内で行われ、同大会で塚越仁志の引退セレモニーが行われることが発表された。塚越は先日行われた「K-1 AWARDS 2018」で引退した選手に贈られる「功労賞」を受賞していた。

島野浩太朗が二度目の防衛戦。挑戦者・西京佑馬が勝てば「高校生王者」の誕生【3・30 Krush.99】

2019.02.12 Vol.Web Original

「Krush.99」(3月30日、東京・後楽園ホール)の第2弾カード発表会見が2月12日、東京都内で開催された。スーパー・フェザー級王者の島野浩太朗が西京佑馬を相手に2度目の防衛戦に臨む。Krushは4月19日の大会から名称を「K-1 KRUSH FIGHT」と変更することが発表されており、ファンはもとより多くの選手が慣れ親しんだ「Krush」という名称での大会はこれが最後となる。

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