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4・2「Krush.75」ヘウヘスvs紅絹の女子王座戦 マムーディvs西京も発表

2017.02.03 Vol.683

 立ち技格闘技「Krush」が2日、都内で会見を開き、「Krush.75」(4月2日、東京・後楽園ホール)の新たな決定カードを発表した。

 1月大会でKANAを破り第3代Krush女子王者となったオランダのメロニー・ヘウヘスの初防衛戦が早くも行われる。

 挑戦者は昨年4月にKANAと「第2代Krush女子王座決定戦」を戦った紅絹。その時は判定で敗れてしまったが、一進一退の攻防を繰り広げた。

 今回の起用について宮田充Krushプロデューサーは「誰がいいかと考えて、最初に思いついたのは紅絹選手。KANA選手とはまた違った強さを持った選手が挑むのがふさわしいと思った」と説明。

 紅絹は「あの試合(ヘウヘスvs KANA)はインフルエンザで寝込んでいて会場では見ていないが、ジャブでダウンを取る素晴らしい戦いぶりを生放送で見ていた。マイクスジムの選手はみんな全部のバランスが良くて、ジャブでダウンを取れるということは、すべての力を持っているということだと思う」とヘウヘスの実力に警戒しつつも「私はKANA選手よりやりにくくて、初対決なら私にも有利な部分もあると思う。ガツンとぶつかって勝てる相手だとは思わないので、やるべきことは明確」とすでに対策は万全のよう。

 海外流出したベルトの奪還が期待される部分もあるが「それを託されたようにはあんまり感じていない」とし、前王者のKANAに対し「KrushでやられたものはKrushで返したいんで、今回とセットだと思って下さい」と王座を奪取してのリベンジを目論んでいるようだ。

Krush 女子王座はKANA敗れ、ヘウヘスが第3代王者に

2017.01.16 Vol.682

「Krush.72」(1月15日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベントで2つのタイトルマッチが行われた。

 Krush初の女子での最終試合となった「Krush女子タイトルマッチ」では王者KANAにオランダのメロニー・ヘウヘスが挑戦。
 ヘウヘスが3R3-0の判定で勝利を収め、第3代王者となった。

 1R開始早々から積極的に仕掛けるヘウヘスはまだエンジンのかかっていないKANAから左ストレートでダウンを奪う。

 フラッシュ気味のダウンとあって、ダメージの浅いKANAも反撃。ラウンド終盤にバックブローでダウンを奪い返すが劣勢は否めない。
 2Rに入ってもヘウヘスの勢いは衰えず。しかしKANAも呼応し、激しい打ち合いを展開する。

 そして勝負の行方は第3Rに。やや疲れが見え始めたヘウヘスだったが、KANAの猛攻を受けてもしっかり打ち返し、ポイントを与えない。
 延長かと思われたラウンド終盤、ヘウヘスが右のロングフックでこの日2度目のダウンを奪う。立ち上がったKANAだったが、残り30秒ではダウンを奪い返すことができず、ヘウヘスが勝利を収めた。

Krush.74 小澤海斗、2度目の防衛戦はユン・チー

2016.12.23 Vol.681

 Krush.73(2月18日・後楽園ホール)とKrush.74(3月3日・後楽園ホール)の対戦カードが22日、都内の会場で発表された。目玉となるのが、Krush.74に行われる-58kg王者・小澤海斗の2度目となる防衛戦のカード。今回、挑戦者として発表されたのは中国のユン・チー(中国)選手。ユンと言えば、は6月のK-1で小宮山工介に判定勝ちし、11月のK-1初代フェザー級王座決定トーナメント1回戦でも神戸翔太を KOするなど、試合をする度にインパクトを残している。さらに、トーナメントの準決勝では、武尊に負けを規したものの、強烈な印象を残した。会見に向けてユンからは「Krush.に初参戦できうれしい。小澤はとても強い選手ですが、自分が中国にベルトを持って帰ることを信じています」とコメントを寄せた。8月の名古屋大会で大岩龍矢に勝利し、初防衛に成功した小澤は「このベルトは離したくない。俺のものだし、中国人をぶっ殺して絶対に渡さない」といつもの過激発言。さらに「(ユンに勝っているところは)全部。負けるわけない。武尊にリベンジ? 俺のファンはそれを待っててくれるし、俺が勝までやり続ける。今までは負けてくよくよしていたけど、これからは前しか見ない事にした。デビューもKrushだし、思い入れは強い。-58㎏は俺が盛り上げるから、俺のファンは俺だけ見てろ。以上」とコメント。大会前から緊迫した雰囲気となった。

 また、この日はKrush.73で行われる「第5代-60㎏トーナメント」の準々決勝のカードも発表。Aブロックは、山本真弘と安保瑠紅の対戦。年齢もキャリアもかなり差のある2人だが山本は「(安保選手は)若いけど小さい時からやっているのでキャリアがある。基礎は出来ていると思います」、安保は「前回もベテラン(稲石)でうまいと思いました。とにかく前回の試合で倒しきれなかった悔しさがあるので、絶対に次は倒せる武器を作っていく」と語った。Aブロックのもう一戦は郷州征宜と渡部武。Bブロックは、佐野天馬と朝久泰央、レオナ・ペタスと覇家斗がの対戦が発表された。

 さらに、Krush.73の「第5代-65kg王座決定トーナメント」の準決勝カードも発表。中澤純と篠原悠人、小宮由紀博と松下大紀の対戦が発表された。

Special Interview 山崎秀晃(K-1・ファイター)

2016.09.14 Vol.OMU vol.22

 盛り上がりを見せる新生K-1で、中心となり活躍しているファイター・山崎秀晃。主戦場としていたKrushでは、?65㎏と?63㎏で王者となり、2階級を制覇。そのままの勢いで出場した、K-1 WORLD GP 2016 ~?65kg日本代表決定トーナメント~では、並み居る強敵を押さえ、優勝を飾った。自分を形成したという高校時代を岡山で過ごした山崎が、岡山の思い出と格闘技にかける熱い思いを語る。

格闘家イケメンファイル Vol.32 一蹴必倒の光速キック 和氣光春(わき みつはる)

2015.09.14 Vol.650

 今年の1月にKrushのリングでデビューした和氣光春は、現在18歳のフレッシュなイケメン格闘家。これまでにKrushとK-1で3戦3勝という成績を残し、今月22日「K-1 WORLD GP 2015 〜SURVIVAL WARS〜」で、南野卓幸(チームペガサス)と対戦が決定。当初、南野と同門の平本蓮と対戦予定だったが、平本が木村“フィリップ”ミノルの対戦相手に抜擢され、南野と対戦することに。

「平本選手と対戦する予定だったんですが、変更になっちゃいました。やりたい気持ちもあったし、やると思っていたから、対戦できなくなったのはちょっと悔しいですね。平本選手は僕より年下なので、負けられないという意地もあるし、実際すごい気合が入っていたので(笑)。でも南野選手もとても強く、格上の選手なので、いつもの試合通り気を抜かないで、びっしりと練習をして当日を迎えたいと思います。対戦相手については結構研究もしますが、弱点を狙うだけではなく、自分のスタイルも曲げずに、完璧に勝てるようにしていきたいと思っています」

 スポーツ万能の和氣が最終的に選んだのが格闘技だった。

「中2の時、友達がキックボクシングをやっていたので、自分もやりたいなと思って興味本位で始めたのがきっかけです。それまで、野球や合気道やサッカーなど、いろいろやっていたのですが、格闘技を始めたら、すっかりはまってしまった。今でもとにかく格闘技が1番楽しくてたまらない(笑)。最初は友達と同じジムに行こうと思っていたんですが、たまたま野球の試合の帰りに見つけた現在のジムに飛び込みで入ったら、優しく教えてくれて、ここいいなって(笑)。先輩も大好きだし、先輩後輩、みんな尊敬できる人しかいないので、このジムに入れて本当に良かったと思っています。格闘技は1対1で戦うっていうところが、自分に合っている。あとは…かっこいい。単純に1番かっこいいっていうのが魅力ですね」

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