3-0の判定勝ち
「Krush.126」(6月25日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで寧仁太・アリ(K-1ジム総本部チームペガサス)が元Krushウェルター級王者の山際和希(谷山ジム)に3-0の判定勝ちを収めた。
Krushウェルター級は第6代王者の木村“フィリップ”ミノルがK-1王座に就いたことから王座を返上。第7代王座決定トーナメントが行われ山際が制したものの、初防衛戦で加藤虎於奈に敗れ王座陥落。その加藤も初防衛戦で松岡力に敗れ王座を明け渡すなど、混迷。寧仁太は元王者からの勝利でプロ戦績を5戦5勝(4KO)とし、一気にKrushウェルター級のトップ戦線に躍り出た。
試合は1R序盤から寧仁太が重い右ロー、ミドルで山際を下がらせる。山際もローで反撃し、距離を詰めて右フック。中盤には右ミドルで寧仁太をコーナーに下がらせる。