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フェザー級新王者・新美貴士の初防衛戦は斗麗へのリベンジマッチ【Krush.122】

2020.12.22 Vol.Web Original

初防衛戦でいきなり難敵と対戦

「Krush.122」(2021年2月27日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が12月22日、都内で開催された。

 9月と11月の2大会に渡って行われた「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」で優勝し、第5代王者となった新美貴士(名古屋JKファクトリー)が初防衛戦で斗麗(WIZARDキックボクシングジム)と対戦する。

 斗麗は当初、同トーナメントに参戦予定だったが、右手首の病気で欠場。12月大会で復帰戦に臨み、稲津航大を1RKOで破り復活。一夜明け会見でタイトルへの挑戦をアピールしていた。

 2人は昨年8月のK-1大阪大会で対戦し、その時は斗麗が判定勝ちを収めている。

 この日の会見で斗麗は「僕が新美選手に勝ったのは過去の話。過酷なトーナメントを勝ち抜いた新美選手は以前よりも絶対に強くなっていると思う。でも僕も負けないくらい強くなっている。感謝と尊敬の気持ちを持ってぶっ潰しに行く。新美選手は打たれ強くて、スタミナもあって心が強い、すごくいいチャンピオン。だからこそ潰しがいがあると思っている」とトーナメントを勝ち抜いた新美の実力を警戒。

Krushの“二郎系”ファイター三輪裕樹「勝因はラーメン二郎」【Krush】

2020.12.20 Vol.Web Original

ある時はKrushファイター、ある時はスモジの麺職人「めっちゃ美味いんで来てください」

「Krush.120」(12月19日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が12月20日、都内で開催された。

 スーパー・フェザー級戦で伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)との延長にもつれ込む激闘を制した三輪裕樹(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は「厳しい試合になったが、いつもKRESTのスパーリングでやっているような展開。あれは自分のスタイル。だから勝てたと思う」と試合を振り返った。

 そして勝因については「スタイル的に消耗戦なので、気持ちの部分が一番大きい。あとは当日にラーメン二郎の麺を食べて元気が出たこと」と語る。

 三輪はラーメン二郎の相模大野店で働いているとのことで「麺を作っているが、麺を作り始めて2年以上経つ。もう自分では職人だと思っている。相模大野店の麺はめっちゃ美味いんで来てください(笑)」とアピール。

バンタム級王者となった吉岡ビギンがK-1に同級王座の新設を要望【Krush】

2020.12.20 Vol.Web Original

「課題が残る試合だった」と反省も

「Krush.120」(12月19日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が12月20日、都内で開催された。
 
「第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント」で優勝を果たした吉岡ビギン(team ALL-WIN)がK-1にバンタム級のベルトの新設を要望した。

 吉岡は前日は準決勝で黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)、決勝で橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)にともに判定勝ち。この2試合について「昨日は課題が残る試合だった。このままでは強いチャンピオンにはなれない。試合の映像を見て、格闘家らしい姿勢で試合ができていなかった。トーナメントという意識がなかった。もっとがむしゃらに立ち向かっていかないといけないと思った」などと反省の弁。

 一方、勝因については「沈着冷静に戦えていた。2試合ともパンチがよけられたり、そこから落ち着いた攻撃ができた。あとは気持ち。それが一番の勝因だったと思う」と語った。

斗麗がケガからの復帰戦で3つのダウンを奪い1RKO勝ち【Krush】

2020.12.20 Vol.Web Original

「フェザー級に斗麗あり」の言葉通りの試合に

「Krush.120」(12月19日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたフェザー級戦で斗麗(WIZARDキックボクシングジム)がケガからの復帰戦に臨み、稲津航大(K-1ジム琉球チーム琉神)に1RKO勝ちを収めた。

 斗麗は9月大会からスタートした「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」にエントリーされていたが、右手首のケガで欠場していた。

 対する稲津はKrush初参戦。20戦11勝5敗4分という戦績を誇り、RKAフェザー級王者という未知の強豪だ。

 斗麗はカード発表会見で「“フェザー級に斗麗あり”という圧倒的な試合をして勝つ」と語り今回の試合に臨んだのだが、試合は斗麗の言葉通りの結果となった。

吉岡ビギンが決勝で橋本実生を延長の末破りバンタム級王座獲得【Krush】

2020.12.20 Vol.Web Original

本命といわれるなかできっちり優勝

「Krush.120」(12月19日、東京・後楽園ホール)で行われた「第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント」で吉岡ビギン(team ALL-WIN)が決勝で橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を延長にもつれ込む激闘の末、判定で破り、第6代王座に就いた。

 吉岡は今回のトーナメントの本命といわれながら、10月に行われた1回戦では池田幸司を相手に2-1の判定勝ち。そして前日計量では1回目の計量で0.7kgオーバー。2時間後に行われた再計量ではジャストで無事にクリアし、パフォーマンスには大きな影響はない範囲ではあったが周囲をひやひやさせた。

Krush Evangelistの石川直生氏「バンタム級王座決定トーナメントは4選手全員が優勝候補」【Krush.120】

2020.12.18 Vol.Web Original

優勝候補の吉岡ビギンが1回目の計量で0.7kgオーバー

「Krush.120」(12月19日、東京・後楽園ホール)の前日計量が12月18日、都内で開催された。

 今大会で準決勝と決勝が行われる「第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント」に出場する4選手のうち吉岡ビギン(team ALL-WIN)は1回目の計量で53.7kgと0.7kgオーバーしたものの、規定の2時間後に行われた2度目の計量は53.0kgでパス。当初の予定通りの4選手で王座が争われることとなった。

 なお計量後に行われた会見は吉岡は欠席し、3人で行われた。

芦澤竜誠が復帰戦で島野をKO。「俺はこんなもんじゃない。もっとできる」【K-1】

2020.12.14 Vol.Web Original

序盤から激しい打ち合いを展開

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1冬の大一番~」(12月13日、東京・両国国技館)で、2019年6月の大岩龍矢戦を最後にK-1からの引退を表明していた芦澤竜誠(PURGE TOKYO)が島野浩太朗(菅原道場)を相手に復帰戦を行った。

 芦澤は9月のK-1 DX「芦澤竜誠を殴りたいやつ、大募集」で現役復帰を宣言。その後、今回の島野戦が決まった。

 島野は約3年3カ月ぶりのK-1参戦。この間はKrushで5勝1敗(2KO)の星を残している。

 試合は1R序盤から島野がプレッシャーをかけて右ストレートに左ハイ、そして左フックに左ボディーと重い攻撃を芦澤に放っていく。芦澤も左ジャブを突いては左ハイ。芦澤のジャブに出足を止められ島野は畳み掛ける攻撃ができない。それでも島野は飛び込んで右ストレート。そしてラウンド終了間際には芦澤をコーナーに詰めてパンチの連打。右ストレート、右フックと効かせるパンチを連続でヒットさせる。

スーパー・バンタム級王者・武居由樹がK-1からの卒業を発表【K-1】

2020.12.09 Vol.Web Original

12.13両国大会で卒業理由と今後の活動についてファンに報告

 K-1が12月9日、東京都内で会見を開き、第2代K-1スーパー・バンタム級王者の武居由樹がK-1ルールの試合から卒業することが発表された。

 この日は「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4~」(2021年1月24日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の第2弾カード発表会見が行われたのだが、その後に武居の会見が行われた。

 武居は「12月13日の両国大会でK-1を卒業させていただくことになりました。ここまで応援してくれたファンの皆さん、そして快く送り出してくれたK-1関係者の皆さん、ありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。卒業の理由と今後の活動については「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1冬の大一番~」(12月13日、東京・両国国技館)の第7試合(朝久泰央vs蓮實光)後に武居自身がファンに向けて報告する。

 武居はこれまでKrushバンタム級王座、K-1スーパー・バンタム級王座を獲得し、昨年はK-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントでも優勝するなど、圧倒的な強さで武尊と共に現K-1の顔といえる存在となっていた。

兄弟で2日連続の王座奪取を狙う加藤虎於奈が王者・山際和希に挑戦【Krush.121】

2020.12.02 Vol.Web Original

王者・山際にとっては真価の問われる一戦

「Krush.121」(2021年1月23日、東京・後楽園ホール)の第2弾カード発表会見が12月2日、都内で開催された。

 今年8月に行われた「第7代Krushウェルター級王座決定トーナメント」で優勝し王座に就いた山際和希(谷山ジム)が加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS)を相手に初防衛戦に臨む。

 山際はトーナメントでは準決勝で一吉をKO、決勝では優勝候補と目されていた近藤魁成と対戦し、近藤が1R終了間際に自ら放ったパンチで右腕を痛め、試合続行不可能となり、TKO勝ちを収めた。

 王座戴冠後の初戦となった11月の「スーパービッグバン2020 ビッグバン10周年記念興行・谷山ジム35周年記念興行」ではFUMIYA(ポゴナ・クラブジム)にまさかのKO負けを喫しており、今回は王者としての真価を問われる一戦となる。

 対する加藤は11月大会で松岡力と対戦。勝者がタイトル挑戦に大きく近づくとされていたこの一戦で松岡に反則勝ち。結果自体はすっきりしないものであったが、それまでに2度のダウンを奪うなど圧倒的な強さを見せ、今回の挑戦にこぎつけた。

“剛腕”大月晴明が「最後にリングで会いたい人がいる」と6年ぶりにKrush復帰【Krush.121】

2020.12.02 Vol.Web Original

明戸仁志と対戦

「Krush.121」(2021年1月23日、東京・後楽園ホール)の第2弾カード発表会見が12月2日、都内で開催された。

 第3代Krushスーパー・フェザー級王者の大月晴明(NEXT LEVEL渋谷)が2015年1月のレオナ・ぺタス戦以来、6年ぶりにKrushに参戦。明戸仁志 (K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦する。

 大月は試合時には47歳になるベテランで55戦42勝(29KO)13敗のキャリアを誇る。タイトルもISKAムエタイ・インター コンチネンタル・スーパーライト級、WPKC世界ムエタイ・ライト級、元全日本ライト級を獲得。「2003全日本ライト級最強決定トーナメント」で優勝するなどレジェンドと称される存在だ。

悲願の王座獲得の菅原美優「自分との精神的な戦いに勝てたのが勝因」【Krush.119】

2020.11.28 Vol.Web Original

MOEを破り第3代Krush女子アトム級王者に

「Krush.119」(11月27日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が11月28日、都内で開催され、「第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメント」決勝戦で勝利を収め、王座を獲得した菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が登壇した。

 菅原は「取りあえず勝てて、ホッとしています。(試合は)自分が想像していた試合展開ではなかったと思う。(MOEは)前蹴りの対策をしてくるということだったので、もっと強引に前に出てきたり、サイドを回られるかと思っていたが、思った展開とは違ってやりやすかった。あとはまたバッティングがあって申し訳なかった。それで顔を上げてパンチを打ったら“この距離で自分のパンチが当てられるんだ”という新しい発見があった。成長できる試合になったかなと思う」と試合を振り返った。そして「まだチャンピオンになった実感がない。今回はタイトルマッチということはあまり意識していなくて、負けるのが嫌でとにかく必死だった。試合前も全く余裕がなくて、SNSも更新できないくらい切羽詰まっていた。自分との精神的な戦いに勝てたのが勝因かと思う」などと続けた。

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