SB王座を狙うMISAKI。結果はもちろん、内容も問われる一戦に
シュートボクシング(SB)の東京・後楽園ホールにて開催されるシリーズ第3戦「SHOOT BOXING 2021 act.3」(6月20日)の追加対戦カードが5月28日、発表された。
出場が決定していたSB日本女子ミニマム級1位・MISAKI(TEAM FOREST)はRISE QUEENミニフライ級5位のERIKO(ファイティングラボ高田馬場)と対戦する。
MISAKIは試合開始からとにかく攻め続ける“猪突猛進”スタイルで人気を集め2017年12月には当時、無敗の女子高生ファイターだった寺山日葵を破りJ-GIRLSミニフライ級王座を獲得。しかし主戦場のSBでは2017年の「Girls S-cup -48kg世界トーナメント」3位、2019年に行われた「SB日本女子ミニマム級王座決定トーナメント」では決勝で女神に敗れるなどいまだ無冠のまま。今年2月の祥子 JSK戦ではこれまでの猪突猛進からのスタイルチェンジを図り、ローからジャブ、ストレートといったオーソドックスな組み立てを見せ、判定ながら約1年半ぶりの勝利を挙げ復活を果たした。
対するERIKOはSB初参戦。かつてのMISAKIと同じくひたすら前に出てバチバチの打ち合いを好むファイターで、昨年12月のKNOCK OUTでは山上都乃にKO勝ちを収めるなど、強力な打撃力を持つ“倒せる女子”。その一方で普段は派遣OLという顔も持つ。
MISAKIは4月大会ではRISE QUEENミニフライ級王者の寺山とエキシビジョンマッチを行い、試合後にRENAのシュートボクシングでのラストマッチの対戦相手に名乗りを挙げた。RENAを振り向かせるにはSBの王座獲得は最低条件。またこれからの試合は勝利はもちろん内容も問われるだけに今回は大きな意味を持つ一戦となる。