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ONE | TOKYO HEADLINE
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海人が「ONE」参戦を希望。「オファーを待ってはいられない」と自ら売り込みに動く覚悟も【シュートボクシング】

2021.06.21 Vol.Web Original

対戦相手不足は深刻

 シュートボクシング(SB)の東京・後楽園ホールにて開催されるシリーズ第3戦「SHOOT BOXING 2021 act.3」(6月20日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでZSTライト級王者の小金翔(フリー)と対戦し、3-0の判定で勝利を収めた海人(TEAM F.O.D)が試合後の会見で「ONE Championship」への参戦を希望した。

 現在、海人はSBはもちろん、KNOCK OUT、RISE、REBELS、RIZINと国内の主要団体で試合を重ね、中島弘貴、“ブラックパンサー”ベイノア、緑川創といった国内の王者クラスを撃破。今年2月には長く日本キック界の70kgをけん引してきた日菜太を破りKNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級王座を獲得。70kgでは日本のトップクラスの存在となった。

 しかし昨年からの新型コロナウイルスの影響による渡航制限などで外国人選手の来日が難しくなっていることから、深刻な対戦相手不足に陥っている。

 この日の試合についても「今回も相手がいなくて。いろいろな選手にオファーをしてもらったんですが、70kgではことごとく断られて、71kgで小金選手が手を挙げてくれた。今回試合はできたが、正直、自分が望んでいたような試合かといえばそうではない。今、日本で日本人とちょこちょこやっている場合ではないと思っている。本当に海外の選手とやって行きたいんで、そのためには待っていてもいつ行けるか分からない。なので自分から行ってしまおうと思っています」と自ら売り込みに行く意思を示した。その一方で「そのためには知名度も必要だろうし、セコンドのお父さんやお兄ちゃんを連れて行くための資金も準備しないといけない。そのためにYouTubeも始めました。そういう意味でも試合をやっていかないといけないし、YouTubeも成功させて海外に行きたい」と悩める胸の内を明かした。

青木真也が3度目のフォラヤン戦に「互いに衰えもあるが経験した分もある。厳しい試合が待っているんじゃないかと思う」【4・29 ONE】

2021.04.27 Vol.Web Original

「ONE on TNT」シリーズ第4弾「ONE on TNT 4」

 アジア最大級の格闘技団体「ONE Championship」が米国のTNT(ターナー・ネットワーク・テレビジョン)とジョイントして開催する「ONE on TNT」シリーズの第4弾となる「ONE on TNT 4」(4月29日午前9時30分)に出場する青木真也(Evolve MMA)が現地入り後の4月26日、報道陣とのオンライン取材に応じた。

 青木はライト級の総合格闘技戦でエドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)と3度目の対戦を行う。

 当初はセージ・ノースカットとの対戦予定だったが、直前に対戦相手が変わったことについては「普通に毎日練習をしているので、特に影響はないんじゃないかな」と特に気にする様子はなし。

「フォラヤンと3度目」ということで、過去に1勝1敗と星を分けているエディ・アルバレスとの3度目の対戦についても問われると「いや、望んでいないよ。フォラヤンとの3度目も別に望んでいたわけじゃないし、そういう星の下に生まれているんですよね」と話した。

 今回の試合で勝てば4連勝となり「再びタイトルを」という声も上がりそうだが「あまり望んでいないです。とにかく試合やって、楽しくやりたいなって感じです」とさらり。

 フォラヤンとは2016年の初対戦では3RTKO負け、2019年3月の2回目の対戦は青木が1Rに肩固めでフォラヤンを失神させた。好対照の結果に終わった過去2戦については「お互い別人ですよね。状況も違いますし。だから何が変わったってわけではないですが、お互い年をとって変わったってことじゃないでしょうか」と振り返った。そして今回の試合については「互いに年を取って衰えもあるけれど、その分お互いに経験した分もあって、また2人で新しい勝負になるから、厳しい試合が待っているんじゃないかなと思います」と話した。

 現在37歳という年齢とこれまでのキャリアを踏まえ「今がピーク。最後の勝負という気持ち? それとも、やれるところまでやり続けるぞ、という気持ち?」と問われると「まあ、今、別に終わりだとも思っていないし、3年~5年くらい前にミッチ・チルソンに“あなたはもう終わりだと皆んなが言っているけど、格闘技を続けている理由はなんですか?”って聞かれた時、“いや、大きなお世話だな”って思ったんだけど、好きだからずっとやっているだけで、別に今がベストだとも思わないし、常にやれるところまで一生懸命やっていきたいなと思っています」と答えた。

 またセージ・ノースカットとの試合については「まあ、チャンスがあればやりたいと思いますが。まずは元気になってもらって。大変だと思うので」と語った。

〈インタビュー〉若松佑弥「人生、何が起こるか分からない。なので早くチャンピオンになりたい」【4・22 ONE】

2021.04.19 Vol.Web Original

 アジア最大級の格闘技団体「ONE Championship」は4月7日から4週にわたり米国のTNT(ターナー・ネットワーク・テレビジョン)とジョイントした「ONE on TNT」シリーズを開催している。

「ONE on TNT 3」(4月22日午前9時30分)では日本の若松佑弥(TRIBE TOKYO M.M.A)がリース・マクラーレン(豪州)と対戦。今後のフライ級の王座戦線を占う大一番に臨む若松に話を聞いた。

若松佑弥 対戦相手のマクラーレンは「朝倉海より強くない」【ONE】

2021.04.01 Vol.Web Original

マクラーレンとタイトルマッチへの試金石となる一戦

 ONE Championship「ONE on TNT III」(4月22日)に出場する若松佑弥(TRIBE TOKYO M.M.A)が4月1日、公開練習を行った。

 若松は同大会のリードマッチのメインでフライ級5分3Rでリース・マクラーレン(豪州)と対戦する。若松は現在ランキング4位、マクラーレンは5位とともに世界タイトルを狙える位置におり、タイトル挑戦に向けての試金石となる一戦だ。

 若松は昨年11月の試合で勝利後に次の相手としてマクラーレンの名前を挙げており、希望が通った格好となった。

 この日、若松は長南亮代表の持つミットにストレート、フックからアッパーと多彩な左右のパンチ、そしてキックも左右のロー、ミドル、ハイとまんべんなく打ち込み、ワンツーからの右ハイといったコンビネーションも多数見せ、順調な仕上がりを感じさせた。

青木真也が爆弾発言「5年ぶりにさいたまスーパーアリーナで試合がしてえんだよ」【Road to ONE】

2020.09.11 Vol.Web Original

試合では江藤に何もさせず判定勝ち

 アジア最大級の格闘技団体「One Championship」の日本国内で開催される独自の大会「Road to ONE 3rd : TOKYO FIGHT NIGHT」(9月10日、東京・渋谷O-EAST)が開催され、メインで勝利を収めた青木真也(EVOLVE MMA)が試合後のマイクで爆弾発言を飛ばした。

 青木はABEMAの格闘技中継で解説を務める大沢ケンジ氏の秘蔵っ子、江藤公洋(和術慧舟會HEARTS)と対戦。レスリングモンスターの異名を持つ江藤をスタンドでもグラウンドでもほぼ何もさせず判定勝ちを収めた。

 試合終了のブザーが鳴ると青木は江藤のセコンドの大沢氏に近寄り何やら声をかけ、勝利者賞の贈呈のためケージに入ったOne Championship日本支社の秦アンディ英之社長にも険しい表情で何かまくし立てる。

猿田洋祐が激闘の末、悲願の内藤のび太越え【Road to ONE】

2020.09.11 Vol.Web Original

3-0の判定で猿田

 アジア最大級の格闘技団体「One Championship」の日本国内で開催される独自の大会「Road to ONE 3rd : TOKYO FIGHT NIGHT」(9月10日、東京・渋谷O-EAST)でストロー級注目の一戦「猿田洋祐 (和術慧舟會HEARTS)vs内藤のび太 (パラエストラ松戸)」が行われ、猿田が3-0の判定で勝利を収めた。

 ともに修斗でプロデビューし、ストロー級王座を獲得。ONEでもストロー級王座を獲得と酷似したキャリアの2人なのだが、常に内藤が前を歩き、猿田はその背中を負ってきた。「ONEと契約したのも内藤選手がいたから」と話すなど、猿田にとっては念願の対戦だった。

 試合は1R、ともに戦前「打撃がポイント」といった通り、組みの前の細かい打撃の攻防が続く。ラウンド終盤、猿田の飛びヒザをキャッチした内藤はそのまま離さず、猿田に尻もちをつかせると足をたたみテイクダウンを狙うが、猿田はケージを背にしのいでコツコツと鉄槌を放っていく。猿田はラウンド終了間際にはフロントチョークから体勢を入れ替え、上からパウンドを落としていく。

メインを務める青木真也「世の中からあぶれたり、うまくやれない人間の希望になりたい」【Road to ONE】

2020.09.09 Vol.Web Original

直前会見でピリピリムード

 アジア最大級の格闘技団体「One Championship」の日本国内で開催される独自の大会「Road to ONE 3rd : TOKYO FIGHT NIGHT」(9月10日、東京・渋谷O-EAST)の直前記者会見が9月8日、東京都内で開催された。

 会見にはメインに出場する青木真也(Evolve MMA)、ストロー級のワンマッチで対戦する猿田洋祐(和術慧舟會HEARTS)と内藤のび太(パラエストラ松戸)ら11選手に、大会特別ゲストの松井珠理奈(SKE48)が登壇した。

 メインで青木と対戦する江藤公洋(和術慧舟會HEARTS)は今大会に対する意気込み、心境を聞かれ「青木選手という強い選手とやらせてもらう。いい試合をするためではなく勝つために準備してきた。それを当日見せられれば」と語った。

 これを受け青木は「はい、よろしく! 終わり!」と一言。

 そして松井に今回の試合のテーマを聞かれると「遊びじゃないからさ。これで飯食って15年かな。おまえら、俺に何か言葉を発せられる奴がいるのかと思うわけ。偉そうに青木真也って名前出せる奴いるのか? 誰もいやしねえよ。勘違いするなよって感じかな」とピリピリムード。

 そして質疑応答で格闘技の世間一般への向き合い方を問われると「そもそも格闘技が世間一般に届いているかは首をかしげるところが多い。格闘技をメジャーにしたいと言う奴は全く信用していない。そもそもメジャーにはならない。サブカルチャーだから楽しかったり自分の表現したいことができるという側面が多分にあると思うので、そもそもメジャーにしたいという発想はない。格闘技を外に伝える時に何を伝えたいかというところに尽きると思うが、僕の場合は単純に“生きろ”というメッセージ。雑な言い方だけど“お前はどう生きるんだ? お前はどう、この世の中と組み合って、ケンカしてどう生きていくんだ?”というメッセージを伝えたい。そういう伝えたいものがない格闘技なんて、ただの運動が得意な人が取っ組み合っているだけ。そんなものに何の価値もない。自分がやっていることで、自分の主義主張、思想、信念を伝えたいとは思う」と話し「僕はヒーローになりたいとは思ってない。世の中の人って失敗したり、コミュニティーからあぶれたり、失敗することが多い。僕たちでいえば、ここにいる全員が強くはなくて、ただ強さに憧れて自分の弱さを認められない人間なわけ。そういう中で僕の場合は世の中からあぶれたり、うまくやれない人間の希望になりたいとは思っている。だから順風満帆の人は見なくていい」と続けた。

猿田の準備万端っぷりにのび太「不安になってきました」【Road to ONE】

2020.09.09 Vol.Web Original

ストロー級注目の一戦「猿田vs内藤」がついに実現

 アジア最大級の格闘技団体「One Championship」の日本国内で開催される独自の大会「Road to ONE 3rd : TOKYO FIGHT NIGHT」(9月10日、東京・渋谷O-EAST)の直前記者会見が9月8日、東京都内で開催された。

 会見には所要のため欠席したKING強介以外の出場11選手と大会特別ゲストの松井珠理奈(SKE48)が登壇した。

 今大会ではストロー級の注目カード「猿田洋祐(和術慧舟會HEARTS)vs 内藤のび太(パラエストラ松戸)」の一戦が行われる。

 猿田は前王者(第6代)で現在世界ランク1位、内藤は第2&第4代王者で現在世界ランク2位でONEストロー級の次期挑戦者決定戦といっても過言ではない好カードで、松井も一押し。

 会見で内藤は「自分と戦いたいと言ってくれたみたいなので、うれしいです。頑張ります」と淡々。

 猿田は「自分が長い間望んでいた試合がやっと実現できて、ファンの皆さんにも松井さんも注目してくれてうれしい。どんな試合展開になっても、苦しくて激しい削り合いになると思う。最後に自分が削り勝って、日本人で初めてのび太選手に勝つ選手になろうと思っている。自分たちのことを知らないファンの方もいると思うが、世界で活躍するストロー級の日本人がいることを知ってほしい」と長年望んでいた試合への意気込みを見せた。

大会特別ゲストの松井珠理奈の注目カードは猿田洋祐vs内藤のび太【Road to ONE】

2020.09.08 Vol.Web Original

佐藤将光の父「KOHSHIN SATOH」のドレスで登場

 アジア最大級の格闘技団体「One Championship」の日本国内で開催される独自の大会「Road to ONE 3rd : TOKYO FIGHT NIGHT」(9月10日、東京・渋谷O-EAST)の直前記者会見が9月8日、東京都内で開催された。

 会見にはメインに出場する青木真也(Evolve MMA)、ストロー級のワンマッチで対戦する猿田洋祐(和術慧舟會HEARTS)と内藤のび太(パラエストラ松戸)ら11選手に交じり、大会特別ゲストの松井珠理奈(SKE48)が登壇した。

 松井は黒のカクテルドレスで登場したのだが、これは「ONEでも活躍している佐藤将光選手のお父様がデザインしている服」とのこと。佐藤将光の父は日本のメンズ・デザイナーの第一人者として知られるKOHSHIN SATOH。

 松井は「ピリピリしている感じが伝わってきて自分がここにいていいのかなって思います」と笑顔を見せつつも自らも緊張は隠しきれない様子。

 大会当日は「ABEMA」格闘チャンネルでの生中継にも出演するのだが「全試合楽しみなんですが、中でも猿田選手とのび太選手の試合がすごく楽しみ。2人が修斗の時代から猿田選手がのび太選手のことを追いかけていたと思うので、その2人がやっと交わるというのがすごく楽しみ。それに勝ったほうがチャンピオンのパシオ選手と戦うかもしれないというのがワクワクします」と猿田vs内藤戦を注目カードとして挙げた。

ONEチャンピオンシップが初のランキング発表。青木真也はライト級5位に

2020.04.27 Vol.Web Original

ストロー級は王者経験者の猿田と内藤が揃って上位にランクイン

 アジア最大級の格闘技団体である「ONEチャンピオンシップ」(ONE)が4月27日、団体初となる公式ランキングを発表した。

 ランキングはリッチ・フランクリン、ミーシャ・テイトといった元格闘家やメディア関係者といった18人の公式アスリートランキング審査員によるもの。ONEで行われている「総合格闘技」「ムエタイ」「キックボクシング」の3競技の各階級を対象とし、今回発表されなかった階級については後日発表の予定となっている。

 判定基準は勝敗、最近の試合結果、パフォーマンス、対戦相手ののレベルなどの要素が考慮され、今後、各大会ごとに更新される。ランキングは、ONE公式サイトとONE公式アプリにて公開される。

 元ライト級王者の青木真也は5位、元ストロー級前王者の猿田洋祐と元王者の内藤禎貴はそれぞれ1位と2位にランクされている。

 今回の発表について、ONE 会長兼CEOのチャトリ・シットヨートンは「ONEチャンピオンシップの公式ランキングを今回初めて発表できることを大変うれしく思っています。公式ランキング設立の目的は、ONEアスリートに対してより明確で透明性のある評価を設けること。それはワールドチャンピオンに向けて夢を追いかけるアスリートたちの活力となるでしょう。ファンの方々にとっては、応援するアスリートのランキング変動をチェックすることで、より身近にアスリートを追いかけ応援することができます」などとコメントしている。

ライトヘビー級王者ンサンがヘビー級王者ベラを2RKOで下し王座を防衛【10・13 ONE】

2019.10.14 Vol.Web Original

パワーの差をテクニックと根性で凌駕

「ONE: CENTURY 世紀」(10月13日、東京・両国国技館)のメーンで行われた「ライトヘビー級タイトルマッチ」で王者アウンラ・ンサンにヘビー級王者のブランドン・ベラが挑戦。ンサンが2RKO勝ちで王座を防衛した。

 1Rからベラが重い左ミドルと首相撲からのヒザでンサンを追い込んでいくが、ンサンはローで下から崩しに行く。

 パンチの打ち合いになっても一歩も引かないンサン。ベラの連打にヒヤリとする場面もあったが、パンチを打ち返し、ペースは握らせない。

 2Rにはンサンがバランスを崩し倒れた場面もあったが、ベラは追わず、スタンドでの決着を要求する。

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