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直樹vs白鳥大珠の遺恨清算マッチ決定。白鳥の「すぐにやりたかった」に直樹は「負けた人は誰でも言う」【9・23 RISE】

2021.08.13 Vol.Web Original

1年前は出血によるドクターストップで直樹がTKO勝ち

 RISEが8月12日、東京都内で会見を開き「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」(9月23日、神奈川・ぴあアリーナMM)の追加対戦カードを発表した。

 現RISEライト級王者・直樹と元王者の白鳥大珠の対戦が決まった。2人は昨年10月に同じぴあアリーナMMで行われた「RISR DEAD OR ALIVE 2020 −63kgトーナメント」準決勝で対戦。直樹がヒザ蹴りで白鳥の額を割り、出血によるドクターストップで1RTKO勝ちを収めている。白鳥は優勝候補と目されており、痛恨の敗戦となった。その後、再戦をめぐりSNSで舌戦を繰り広げた両者が約1年の時を経て遺恨清算マッチに臨むこととなった。

 会見で白鳥は「去年の10月に額のカットによるドクターストップで負けました。負けて納得しているというか、俺のほうがあの日は弱かったという結果は受け止めているが、あれで満足されても困る。圧倒的な差を見せつけられて負けたわけでもないし、俺もあの状態でも全然戦える状態だった。この前の大阪のマイクの時も“まだ早いんじゃない”って言われたが、正直全然早くない。むしろすぐにやりたかった。ファンの皆さんからも“もう1回対戦してほしい”という声もたくさんあった。今回、同じぴあアリーナでボコボコにしてやろうと思う」と雪辱に燃える。

YAYAの「もうすでに後ろから圧力をかけている」にAKARI「右隣りのエリカ先生からのほうが圧を感じている」【RISE GIRLS POWER】

2021.08.13 Vol.Web Original

AKARIが階級を上げて対戦

 RISEの女子選手のみの大会「RISE GIRLS POWER.5」(9月12日、後楽園ホール)の追加対戦カード発表会見が8月12日、東京都内で開催された。

 フライ級戦でYAYAウィラサクレック(WSRフェアテックス幕張)とAKARI(TARGET)が対戦する。AKARIは通常ミニフライ級で戦っており、今回は階級を上げての対戦となる。

 YAYAはタイでプロデビューし、7勝1敗の成績を残し凱旋。2019年にJ-GIRLSスーパーフライ級王座を獲得し、RISEには今年5月から参戦。小林愛三の持つフライ級のベルトを虎視眈々と狙う存在。

 AKARIはGIRLS POWERのアンバサダーを務める神村エリカの愛弟子で「ミニフライ級NEXT QUEENトーナメント2021」で優勝し、5月に寺山日葵の持つミニフライ級王座に挑戦も判定負け。今回は再起戦となる。

王者・宮﨑小雪が“天才”伊藤紗弥を迎撃。「同じ階級に天才は2人いらない」【RISE GIRLS POWER】

2021.08.13 Vol.Web Original

王座戴冠後の初試合

 RISEの女子選手のみの大会「RISE GIRLS POWER.5」(9月12日、後楽園ホール)の追加対戦カード発表会見が8月12日、東京都内で開催された。

 RISE QUEENアトム級王者の宮﨑小雪(TRY HARD GYM)がムエタイ世界3冠王の伊藤紗弥(尚武会)と対戦する。

 宮﨑は今年1月に行われた「アトム級NEXT QUEENトーナメント2021」で優勝しアトム級王座挑戦権を獲得。3月には王者・紅絹に挑戦し、判定勝ちを収めプロ7戦目にして王座を獲得した。今回は王座戴冠後の初戦となる。通算成績は7戦5勝1敗1分。

 対する伊藤はWPMF、WMC、WBCムエタイの3冠を制覇した“天才ムエタイ少女”。昨年2月のRISE初参戦ではミネルヴァピン級王者のAyakaに自身初のKO負けを喫し、今回は2度目の参戦となる。通算成績は25戦18勝(4KO)5敗2分。

KNOCK OUT王者のぱんちゃん璃奈が初参戦で元ミネルヴァ王者の百花と対戦【RIZIN.30】

2021.08.11 Vol.Web Original

団体の垣根を越えたカードが実現

「RIZIN.30」(9月19日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第2弾カード発表会見が8月11日、東京都内で開催された。

 KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者のぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)がRIZIN初参戦を果たし、元NJKFミネルヴァ日本アトム級王者の百花(魁塾)と対戦する。

 ぱんちゃんは2020年8月に行われたREBELS BLACK(現在はKNOCK OUT-BLACK)女子46kg級初代王座決定戦でMISAKIと対戦し、3-0の判定勝ちを収め王座戴冠。今年7月にはミネルヴァ・ライトフライ級王者のsasoriにも判定勝ちを収め、現在プロ戦績11戦11勝(2KO)と無敗を誇る。

 対する百花は“浪速のいてまえクイーン”の異名を持つハードパンチャーで2010年のデビュー以来、40戦20勝17敗3分(1KO)の戦績を誇る。最近はRISEを主戦場に戦い、昨年秋に行われた「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」では準決勝に進出している。

キックボクサーの志朗が福島市の子ども食堂へ熊本のお米を寄付

2021.08.03 Vol.Web Original

これまでも社会貢献活動に積極的に取り組む

 キックボクサーの志朗(BeWELLキックボクシング)が7月30日、熊本県の山都町と芦北町で生産されたお米600kgを、福島市長を通じて、市内で開かれている子ども食堂に向けて寄付を行った。福島市へのお米の寄付は、4月に150kgを寄付しており、今回で2度目となる。

 志朗はこれまでにも熊本大地震後の被災地にファイトマネーや試合チケットの売り上げの一部を寄付するなど社会貢献活動を積極的に行っている。その活動は日本国内にとどまらず、タイのHIV小児孤児施設にも寄付と物資の支援などを行っている。

 志朗は熊本への支援を通じて地元の方たちと交流する中で、日本で有数の有機栽培を行っている熊本県山都町でも、棚田の後継者問題や地域活性について課題を多く抱えているというを知ったという。その芦北町は、昨年の水害で大きな被害を受けたことから、生産支援の一環としてこうした被害を受けた地域からお米を購入。そのお米を子ども食堂で使用してもらうことで、熊本に関心を持ってもらうきっかけになればという考えもあるようだ。

 志朗の社会貢献活動は「志朗スマイルサポート」というプロジェクト名で活動を続けていくが、NPO法人志の会を立ち上げ、今後はさらに、地域と地域の橋渡しをしながら、日本の農業を考え、さらに誰もが笑顔になれる社会貢献活動を展開していくという。

 志朗は7月18日に行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント 一回戦」で滉大(及川道場)に判定勝ちを収め「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」(9月23日、神奈川・ぴあアリーナMM)で行われる準決勝で大﨑一貴(OISHI GYM)と対戦する。

那須川天心が対戦決定の鈴木真彦に「試合より大事なことがあるというのは考えられない」【9・23 RISE】

2021.08.02 Vol.Web Original

新型コロナの影響で鈴木に白羽の矢

 RISEが8月2日、東京都内で「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」(9月23日、神奈川・ぴあアリーナMM)の対戦カード発表会見を行い、那須川天心(TARGET/Cygames)と鈴木真彦(山口道場)が対戦することを発表した。

 那須川は来春でキックボクシングを“卒業”しボクシングに転向することが決まっており、キックの試合はあと3試合となる。

 2人は2015年に行われた「BLADE FC JAPAN CUP -55kgトーナメント2015」の1回戦で戦い、那須川が1RKO勝ちを収めている。

 この敗戦から鈴木は打倒・那須川を掲げ、2018年には那須川との対戦を狙い戦いの場をRISEに移し、2019年には那須川が返上したRISEバンタム級王座も獲得。敗戦から20連勝を記録し、昨年秋に行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~」に出場したものの決勝で志朗(BeWELLキックボクシングジム)に敗れ、対戦を実現させることはできなかった。

 鈴木は今年6月に行われたRIZINの東京ドーム大会の那須川の相手としてオファーがあったが断ったことをSNSで明かしていた。那須川戦は幻に終わるかと思われたが、新型コロナウイルスの影響で海外から選手を呼ぶことが困難な状況の中で「志朗の次に那須川天心と戦うのに適任なのは鈴木真彦」(伊藤隆RISE代表)と鈴木に白羽の矢が立った。

工藤政英が3年越しの悲願達成。逆転KO勝ちでついに初防衛に成功【RISE151】

2021.07.29 Vol.Web Original

先にダウンを奪われるも3つのダウンを取り返す

「RISE151」(7月28日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISEフェザー級タイトルマッチ」で王者・工藤政英(新宿レフティージム)が竹内将生(エイワスポーツジム)を1R1分48秒、KOで下し、初防衛に成功した。

 工藤は2018年6月に森本“狂犬”義久を破り王者となったものの、その後はワールドクラスの相手との対戦が組まれるなどタイミングが合わず、本人の意思に反してなかなか防衛戦が組まれない状況が続いていた。気が付けば約3年。本人からは「王者は初防衛してこそ王者。でも3年くらいなぜか長期政権を築いている。防衛戦をやっていないので(笑)」という自虐コメントも出るほど。

 挑戦者の竹内はBigbangフェザー級、MAスーパーバンタム級、元J-NETWORKバンタム級王者。昨年11月からRISEに参戦し、今年1月の門口佳佑との次期挑戦者決定戦で勝利を収め、今回の挑戦にこぎつけた。

ランク外の知花デビットが2位の良星を破りバンタム級の次期挑戦者候補は混沌【RISE151】

2021.07.29 Vol.Web Original

延長にもつれ込む接戦を2-1で制す

「RISE151」(7月28日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたバンタム級戦で良星(FIGHT CLUB 428/Team Bull)と知花デビット(エイワスポーツジム)が対戦し、知花が延長にもつれ込む接戦を2-1の判定で制した。

 良星は現在バンタム級2位で、昨年1月には王者・鈴木真彦に挑戦するなどRISEバンタム級戦線のトップクラス。対する知花はWMC日本バンタム級&フェザー級王者で、これまで三階級で4つのベルトを獲得する実力者。昨年8月に2017年以来のRISE参戦を果たし、ここまで1勝1敗。ランク外ではあるが、ここで2位の良星に勝てば一気に王者・鈴木への挑戦も見えてくる、バンタム級のタイトル戦線に大きな影響を及ぼす一戦となった。

 試合は1Rから動きを止めることなく2人が打ち合う展開となる。1R序盤はジャブ、ロー、インロー、ヒザ蹴りと多彩な攻撃を見せる良星が手数で勝るが、知花も終盤はジャブ、右ミドル、パンチの連打で徐々に反撃。

初の後楽園大会で寺山日葵vs小林愛三の王者対決が実現【RISE GIRLS POWER】

2021.06.30 Vol.Web Original

女子選手のみのキックボクシング大会は約26年ぶり

 RISEが6月30日、東京都内で会見を開き、女子選手のみの大会となる「RISE GIRLS POWER」の初の後楽園ホール大会となる「RISE GIRLS POWER.5」(9月12日)の開催を発表した。

 後楽園ホールで女子選手のみのキックボクシングの大会が開催されるのは1995年の全日本キックボクシング連盟「闘色兼備」以来、約26年ぶりとなる。

 この歴史的な大会のメインイベントで、RISE QUEENミニフライ級王者の寺山日葵(TEAMTEPPEN)と同フライ級王者の小林愛三(NEXTLEVEL渋谷)の王者対決が実現する。この試合は−49.5kgの契約体重で行われる。

 RISEの伊藤隆代表は「49kg前後の女子最強決定戦だと思う。勝者には次のステップに進んでもらいたいと思っている。GIRLS POWERの後楽園第1発目にふさわしい歴史に残るような試合をしてもらいたい。愛三選手ももともとは49kgぐらいがちょうどいい体重だった。最初に52kgのフライ級のベルトを獲ったが、今後は49kgも視野に入れていく。今、女子は寺山選手を中心に回っているが、その牙城を崩す、危険な一人だと思う」とこの一戦へ期待をかけた。

山田洸誓が北野克樹にリベンジ果たし2度目の防衛【RISE】

2021.06.19 Vol.Web Original

昨年11月に北野が延長の末、判定勝ち

「RISE150」(6月18日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われたRISEスーパーライト級(-65kg)タイトルマッチで王者・山田洸誓(正道会館KCIEL)が北野克樹(誠至会)を相手に2度目の防衛戦に臨み、3-0の判定で勝利を収めた。

 山田は2019年9月にプロデビューから10戦10勝で王座を獲得。その後、一つの勝利を重ね11連勝で迎えた昨年11月の大阪大会で北野と対戦。延長の末、判定負けとなりプロ初黒星を喫した。山田は今年1月には実方拓海を相手に初防衛を果たし、復活。今回は2度目の防衛戦にしてリベンジマッチとなった。

 北野はWBCムエタイ日本統一スーパーライト級とICO認定インターコンチネンタルスーパーライト級の2冠王者で現在5連勝中。昨年11月のRISE初参戦で山田を破り、今回の王座挑戦が実現した。

紅絹が15年間の現役生活に別れ。「笑顔でリングを降りることができて幸せでした」【RISE】

2021.06.19 Vol.Web Original

同門の小林愛三を相手に「引退エキシビションマッチ」

「RISE150」(6月18日、東京・後楽園ホール)で初代RISE QUEENアトム級王者の紅絹(NEXT LEVEL渋谷)が同門で初代RISE QUEENフライ級王者の小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)を相手に「引退エキシビションマッチ」を行った。

 紅絹は2006年に「J-GIRLS」でプロデビューを果たし9戦負けなしですぐに中心選手となると、2012年にはJ-GIRLSミニフライ級王座を獲得。以降15年間、第一線で活躍した。2019年3月からRISEを主戦場とすると7月には初代RISE QUEENアトム級王座を獲得。昨年行われた「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」では最年長にして準優勝を果たした。しかし今年3月の2度目の防衛戦で18歳の宮﨑小雪に敗れ王座から陥落すると試合後に引退を表明した。

 戦績は63戦35勝(2KO)22敗6分。63戦の顔触れを見ると、岡田敦子、田嶋はる、神村エリカ、松下えみ、MIO、KANA、メロニー・ヘウヘス、MISAKI、寺山日葵…と各時代のトップ選手の名が並んでいる。

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