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RISE | TOKYO HEADLINE - Part 6
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MMA初挑戦のベイノアがウィリー超え宣言「気持ちは異種格闘技戦。先輩たちを超えたい」【RIZIN.28】

2021.06.11 Vol.Web Original

ベイノア「自分にとって押忍は押忍です」

「RIZIN.28」(6月13日、東京・東京ドーム)に出場する選手のオンライン個別インタビューが6月11日開催された。

 今大会ではRISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカ/極真会館)がRIZIN初参戦を果たし、スペシャルワンマッチで前DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志(team SOS)とMMAルールで対戦する。ベイノアはもちろんMMA初挑戦となる。

 インタビューでベイノアは「ついに、この東京ドーム大会の日が来たなと、非常に気合が入っています。非常に楽しみというのが率直な感想です」と神妙な表情。

 弥益については「恐らくですけど、本日も有給をとられて、こちらにいらしゃっているということで、非常にお忙しいなかで格闘技をやっておられるという、なかなか自分はマネできない、真面目な勤勉な方。そのように思っております」と話す。

 試合展開については「いつもそうなんですけど、自分の予想した試合展開にはならないと思っているので、なにも考えずに、その場の閃きで動こうと思っている。どのような試合展開になるかは正直まったく予想していないです」と“ノープラン”で立ち向かうつもりのよう。

 初のMMAではあるが「MMA・総合格闘技をやるというよりは、空手からキックボクシングに挑戦するときそうだったように、キックから総合、ルールの制限が大幅に解除されたなかでやるいわば異種格闘技戦だと思っている。総合格闘技というジャンルを見てきたファンの方からすると新鮮なものになるのではないか。あくまでも自分は極真空手を見せていこうと思っているので、総合格闘技のファンの方にそういう部分を見てほしいと思います」とあえて「異種格闘技戦」という言葉を使った。

 極真会館からは古くはウィリー・ウィリアムスがアントニオ猪木との異種格闘技戦に臨んだ。

 ベイノアは「異種格闘技戦」については「極真会館の先輩たちがやってきたものも自分は異種格闘技戦だと思って見てきました。たとえば、フランシスコ・フィリオ先輩がK-1の戦いに挑んでいったのも異種格闘技戦のひとつだと思いますし、ウィリー・ウィリアムズ先輩が熊と戦ったのも異種格闘技戦。空手を背負って空手の強さを見せるのが異種格闘技戦だと思っている」と話す。そして「ウィリー選手もフィリオ選手どちらの先輩も尊敬していますし、どちらも目指していきたい」としたうえで「やはり新しいものを作っていくためには極真会館のベイノアが唯一無二でなくてはいけない。目指すという意味では自分自身が今ままでの誰でもないような存在にならなくては。地球や宇宙と同じように、格闘技も破壊と再生の繰り返しで成長してきたものだと思っていますので、格闘技が大好きだからこそ、リスペクトして内部から破壊して、あらたな格闘技界を再生させていきたいと思います」と話し、ウィリー、フィリオを「超えていきたい、超えなくてはいけないと思っています」と誓った。

 カード発表会見から「押忍」を愛用する姿が話題となっているのだが、ベイノアは「日常の、自分にとって当たり前の言葉で、RIZINファンの皆様にとっては新鮮な言葉だと思うのですが、どんな挨拶でも、悲しいときも、うれしい時も、寂しいときも、押忍。自分にとって押忍は押忍です」とこの日も「押忍」で会見を締めくくった。

MMA初挑戦のベイノアが試合内容と笑いで「東京ドーム破裂」を予告【RIZIN.28】

2021.06.09 Vol.Web Original

元DEEP王者・弥益ドミネーター聡志と対戦

「RIZIN.28」(6月13日、東京・東京ドーム)に出場するRISEウェルター級王者“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカ/極真会館)が6月9日、公開練習を行った。

 今回、初のMMAに挑むベイノアは第1試合で元DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志(team SOS)と対戦する。

 この日、ベイノアは空手着にオープンフィンガーグローブを着用し、2分間のミット打ちを披露。パンチの連打に蹴りを上段、中段、下段と蹴り分け、最後はバックスピンキックも見せた。

 練習後、正座で会見に臨んだベイノアはこの練習の意図について「普段通りの空手の稽古をお見せしました」と道場ということもあってか、会見やリング上とは違う厳かなたたずまいを見せた。

 MMAについては「10歳の時に成増道場で極真空手を始めた時から、いつ何時どのような体勢になっても空手で対戦相手に対抗できる準備はしてきた。事実上10歳のころからMMAの練習をしている」と話すものの、組みやグラウンドといった具体的なMMAの動きについてはこの日も見せることはなくベールに包まれたまま当日を迎えることとなりそうだ。

武尊vs那須川天心戦についてK-1側がコメント「今後も中立のリングでの実現を目指す」。一部報道のRIZIN大晦日大会での実現は否定

2021.06.02 Vol.Web Original

前日のRIZIN榊原CEOの会見を受け事情を説明

 K-1の中村拓己プロデューサーが6月2日、囲み取材に応じ、前日に行われたRIZINの会見で榊原信行CEOが6月13日の東京ドームで那須川天心vs武尊戦が行われる予定だったと明かした内容について、補足した。

 前日、榊原氏は「緊急事態宣言の延長で5月23日の東京ドーム大会を6月13日にずらしたのだが、そもそもこの日は天心選手と武尊選手の試合を開催したいということで押さえていた日程。これはRIZINとは別のイベントでK-1、RISEらと共同で中立の舞台を作って、この世紀の一戦を行う予定で年明けから格闘技界で準備を進めていた」と舞台裏を明かしていた。

 中村氏は「昨日のRIZINの会見で榊原さんからコメントがあったが、あの発表したコメントについては事前に我々と話もしていて、内容についてはこちらも把握していたということを改めて皆さんにお伝えしたい。経緯や現状に関しては基本的に榊原さんがお話された内容と思ってください。もともと昨年末の武尊選手のアクションがあり、我々としても、K-1でもRIZINでもない中立のリングで武尊選手と那須川選手の試合実現に向けて調整に入っているところだった。

 そんななかでもともと1月に我々は代々木大会で武尊選手の試合を予定していたが、コロナの影響もあり大会が3月に延期となった。二転三転する中で、6月で試合をどうかという話が出てきた。3月にレオナ・ぺタス選手と武尊選手の試合があって、その試合が終わってから調整に入ろうというところだった。武尊選手とレオナ選手の試合が終わってから6月に向けて諸々調整したが、武尊選手のケガを含め、いろいろな事情があり、6月13日というタイミングでの実現には至らなかった。

一馬が顔面への三日月蹴りで秒殺KO勝ち。命名「上弦ノ三日月」【RISE】

2021.05.24 Vol.Web Original

初お披露目の必殺技でノラシンをKO

「RISE149」(5月23日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われたスーパーフェザー級の一戦で一馬(MONSTAR GYM)がノラシン・スペチアーレジム(Speciale gym)に1R47秒でKO勝ちを収めた。

 一馬は当初は同級王者のチャンヒョン・リー(韓国/RAON)に挑戦する予定だったが、新型コロナウイルスの影響でリーの入国が難しいことからノラシンとの対戦となった。

 前日会見でRISEの伊藤隆代表が「チャンヒョン・リーの入国のめどが立たないので、今後、暫定王者を決めていきたいと思っている」と語っており、一馬にとっては暫定王座を決める戦いに打って出るためには結果はもちろん、内容も問われる試合となったのだが一発回答ともいえる完璧な試合を見せた。

 1R、ノラシンが右ローを蹴ると一馬も左右のロー。ローでの探り合いと思いきや、一馬はノラシンのガードの内側からアゴに三日月蹴りを叩き込むとノラシンはゆっくりと崩れ落ちる。そのまま立ち上がれず一馬が秒殺KO勝ちを収めた。

 試合後のマイクで一馬は「最後の技は僕の切り札“上弦ノ三日月”です。他に使う人はいないんじゃないでしょうか。今日僕が初めて出したと思います。どうでしたでしょうか? 今日はタイトルマッチが流れちゃったんですが、年内に必ず僕がベルトをもらいます。間違いなくKOで勝てる実力が付いていると思うので期待してください。僕がチャンピオンになります」と最後の技を「上弦ノ三日月」と紹介したうえで、王座獲りを宣言した。

初メインの一馬「試されている。メインにふさわしい試合を」 セミの京谷は勝手にオープンフィンガーマッチのアンバサダーに就任【RISE149】

2021.05.22 Vol.Web Original

「今後、暫定王者を決めていきたいと思っている」と伊藤代表

「RISE149」(5月23日、東京・後楽園ホール)の前日計量が5月22日、東京都内で開催された。

 メインのスーパーフェザー級戦で戦う一馬(MONSTAR GYM)とノラシン・スペチアーレジム(Speciale gym)はともに1回で規定体重をクリアした。

 今大会では当初は同級王者のチャンヒョン・リー(韓国/RAON)に一馬が挑戦するタイトル戦が予定されていたのだが、リーの入国が難しいことからノラシンとの対戦となった。

 ノラシンは元ルンピニースタジアムライトフライ級王者、元ルンピニースタジアムフライ級王者、元ラジャダムナンスタジアムライトフライ級王者というキャリアを誇る強豪。この日、計量後に行われた会見でRISEの伊藤隆代表が「チャンヒョン・リーの入国のめどが立たないので、今後、暫定王者を決めていきたいと思っている」と語った。一馬は現在2連続KO勝ち中。ランキングも1位で、暫定王者を決めるとなると最も近い存在。今回は勝利を収め、今後に向けて大きくアピールしたいところ。

「DoA-53kgトーナメント」の組み合わせ決定。1回戦は大﨑vs石井、滉大vs志朗、江幡vs風音、政所vs田丸【RISE】

2021.05.17 Vol.Web Original

9・23横浜で準決勝と決勝を開催

 RISEが5月17日、東京都内で「RISE WORLD SERIES 2021」(7月18日、大阪・エディオンアリーナ大阪・第一競技場)から開幕する「RISE DEAD OR ALIVE-53kgトーナメント」の組み合わせ抽選会を開催した。

 同トーナメントには現RISE 53kg級王者(スーパーフライ級)の大﨑一貴(OISHI GYM)、志朗(BeWELLキックボクシングジム)、田丸辰(TRY HARD GYM)、石井一成(ウォー・ワンチャイプロモーション)、江幡睦(伊原道場)、滉大(及川道場)、風音(TEAM TEPPEN)、政所仁(魁塾)の8選手が出場する。

 この日の抽選会は新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者と判定され、前日の「RISEonABEMA」を欠場した大﨑が欠席するなかで行われた。

 最初に各選手がサイコロを振り、大きな数字を出した選手から順に1~7の数字が書かれた紙が入った封筒を選択。そして1番から順にトーナメント表のB~Hを選んでいくという方式で行われた。現王者の大﨑には優先権が与えられ、大﨑はトーナメント表のAを選択していた。

 サイコロと封筒の選択を経たうえで、最初に枠を選ぶことになった滉大は「1回戦で盛り上げて、大﨑選手にはリベンジしたいんで」と「C」を選択。
 
 2番目の田丸は「別に相手は誰でもいい。自分で選ぶより選ばれたほうがいい」と「H」を選択。3番目の江幡は「江幡のEで」と「E」。

初防衛の寺山日葵が「ベルトができるなら」とオープンフィンガーグローブでの戦いにも興味【RISE】

2021.05.17 Vol.Web Original

伊藤代表から“娘にしたい女子格闘家上位ランカー”の称号が与えられる

「RISEonABEMA」(5月16日)の一夜明け会見が5月17日、東京都内で開催された。メインイベントで行われた「RISE QUEENミニフライ級(-49kg)タイトルマッチ」で初防衛に成功した王者・寺山日葵(TEAM TEPPEN)がRISEの伊藤隆代表から新たに“娘にしたい女子格闘家上位ランカー”の称号が与えられた。

 伊藤代表は前日のAKARI(TARGET)との試合について「僅差だったと思う。経験の差。くぐってきた修羅場の違い。まさに“女帝”」と評価した。その一方で「今後は圧倒的な試合をしてほしい」と期待。「外国人とどんどんやらせたいが、なんともいえない状況」としたうえで「寺山に限らず、RISEの王者は今後は2~3戦に1回は防衛戦をしてもらおうかと思っている」と過酷な防衛ロードを課す考えを示した。

 そして「彼女はSNSや普段の振る舞いも本当に人がいいなと思う。私自身、彼女の親と同い年だと思うが“娘にしたい女子格闘家上位ランキング”だと思う」と語った。王者たるもの、強いばかりではなく人間性も問われるということなのか…。

寺山日葵がAKARIを返り討ちにし初防衛に成功【RISEonABEMA】

2021.05.17 Vol.Web Original

3-0の判定で勝利

「RISEonABEMA」(5月16日)のメインイベントで行われた「RISE QUEENミニフライ級(-49kg)タイトルマッチ」で王者・寺山日葵(TEAM TEPPEN)がAKARI(TARGET)を相手に初防衛戦に臨み、3-0の判定で勝利を収めた。

 寺山は2019年9月に同王座を獲得。昨秋に行われた「QUEEN of QUEENS 2020トーナメント」ではerika♥、sasori、紅絹を破り優勝を果たし、RISE女子の絶対エースといっても過言ではないポジションを確立した。

 対するAKARIは「RISE GIRLS POWER」のアンバサダーを務める神村エリカが手塩にかけて育てるJKファイター。3月に開催された「ミニフライ級NEXT QUEENトーナメント」で優勝し、今回の寺山への挑戦権を勝ち取った。

オープンフィンガーグローブマッチはYA-MANが山口侑馬にKO勝ち。山口裕人vs松本は決着つかず【RISEonABEMA】

2021.05.17 Vol.Web Original

薄いグローブで殴り合う

「RISEonABEMA」(5月16日)で初の試みとなる「オープンフィンガーグローブ」を使用した試合が行われた。

 この「RISEonABEMA特別ルール」で行われる試合はオープンフィンガーグローブ着用以外はRISEルールを適用。3分3Rで延長戦はなく、勝敗はKOのみ。決着がつかない場合は判定はなく引き分けとなる。

 第9試合では山口侑馬(山口道場)とYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が対戦した。

 1R、ともに相手のパンチを警戒しやや遠めの間合いからのスタートもYA-MANが右フックをヒットさせると山口も右ローからパンチにつなぐ。一気に火が付いた2人がともにパンチを打ち合う中、ロープに詰めたYA-MANだったが、山口がカウンターの右フックを打ち抜くとYA-MANは思わずヒザをつきダウン。

政所仁が1RKO勝利でDoAトーナメント出場権獲得。「圧倒的に優勝する」と優勝宣言【RISEonABEMA】

2021.05.17 Vol.Web Original

1Rに2つのダウンを奪う圧勝

「RISEonABEMA」(5月16日)で行われたDoA選抜マッチで政所仁(魁塾)と溜田蒼馬(CRAZY WOLF)が対戦し、政所が1RKOで勝利を収めた。

 これで政所は「RISE WORLD SERIES 2021」(7月18日、大阪・エディオンアリーナ大阪・第一競技場)から開幕する「RISE DEAD OR ALIVE-53kgトーナメント」への出場権を獲得した。

 試合はともにローでの探り合いから政所が左ジャブでペースを握るとラウンド中盤に左ミドルからの右フックで最初のダウンを奪う。立ち上がった溜田がパンチで反撃を見せるが政所は見切って当てさせない。

メインで初防衛戦の寺山日葵「自分らしい試合をしてジムにベルトを持ち帰る」【RISEonABEMA】

2021.05.15 Vol.Web Original

メインにも気負いはなし

「RISEonABEMA」(5月16日)の前日計量が5月15日、東京都内で行われ、全選手が1回で規定体重をクリアした。

 今大会は当初は15日に大田区総合体育館で開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のための緊急事態宣言の発令を受け、16日に日程をずらした上で無観客での開催となった。

 また、大会4日前の12日に「DoA選抜マッチ」に出場予定だった大崎孔稀(OISHI GYM)がPCR検査で陽性となってしまったため欠場。メインで志朗と対戦予定だった兄の一貴(OISHI GYM)も濃厚接触者と判定され欠場となった。

 これを受け、「RISE QUEENミニフライ級(-49kg)タイトルマッチ」寺山日葵(TEAM TEPPEN)vs AKARI(TARGET)の試合がメインとなった。

 計量後に行われた会見でAKARIは「明日はずっと憧れていた真っ赤なベルトを巻ける日が来たと思っている。今までやってきたことを全部出し切れば必ず寺山選手を倒せると思っている。周りの方にも寺山選手にも“AKARI選手は5Rやったことがないから寺山選手のほうが有利でしょ”と言われているが、私は関係ないと思っている。気持ちの部分がが大事だと思っているので、自分自身心配している部分は特にない」とベルト奪取へ自信を見せた。

 そして試合については「3R以降が勝負の山となると思うが、その4、5Rに行く前に倒す気でもいる。全部のラウンドが山場」と早期決着も見据えた。

 ベルト奪取後については「目の前のベルトを獲ってからじゃないと始まらないと思っている」としたうえで「今の王者にはない風の吹かせ方をしたいと思っている」と語った。

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