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RIZIN | TOKYO HEADLINE - Part 40
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矢地祐介がまさかの2連敗。ライト級GPに暗雲【12・31 RIZIN.14】

2019.01.01 Vol.Web Original

クルックシャンクも一本負け
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で8月の名古屋大会でRIZIN初黒星を喫した矢地祐介が再起戦に臨んだが、2R4分47秒、TKO、ドクターストップによるTKO負け。まさかの2連敗となった。

 矢地はRIZIN初参戦のジョニー・ケースを相手に自分の距離で戦うことができず、1R序盤から強烈なパンチを被弾。右ストレートで右目を大きくはらしてしまう。徐々に盛り返す矢地だったが、2Rにはパンチで右目じりをカット。ドクターのチェックが入り、そのままストップがかかりTKO負けを喫してしまった。

 2019年に開催予定のライト級GPの日本人エースと目されていた矢地だがこれで2連敗となった。

 この日はライト級GPの査定試合ともいえるカードが午前中に開催された「RIZIN 平成最後のやれんのか!」も合わせ4試合が行われたのだが、大尊伸光がトフィック・ムサエフに2RTKO負け、常連のダロン・クルックシャンクがダミアン・ブラウンに1Rに一本負けを喫した。

「やれんのか!」では北岡悟が川尻達也との接戦を制し存在感を示した。

宮田和幸が引退試合でアーセンに一本勝ち【12・31 RIZIN.14】

2019.01.01 Vol.Web Original

ゴングと同時に両者が飛びヒザ
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた「宮田和幸引退試合&山本“KID”徳郁メモリアルマッチ」で宮田和幸と山本アーセンが対戦。宮田が2R3分23秒、アームロックで勝利を収めた。

 宮田はかつてアーセンの叔父である山本“KID”徳郁選手と対戦し、ゴング直後の飛びヒザで4秒KO負けを喫するという過去がある。今回はゴングと同時に両者が飛びヒザを仕掛け、ここからスタートした。アーセンは着地後、組み付くと投げてテイクダウン。上のポジションを取るが宮田は下からの三角絞めを狙う。アーセンは持ち上げて投げ捨て脱出を図るが、宮田は三角絞めは外れても逃さず、続けて三角絞めを狙う。再度、持ち上げ投げ捨てるアーセン。そして上のポジションをキープするが、宮田は下から左腕を取り、アームロックで体勢を入れ替え、ストレートアームバーを狙うが、アーセンは腕を足でフックしてしのぐ。

 2Rはアーセンがパンチでテイクダウンを奪うが、宮田は下からアーセンをコントロール。脱出を図るアーセンだが宮田は下からアーセンの右腕を絞り上げアームロックにとらえ、そのまま裏返し上の体勢になり、なおも締め上げるとアーセンはたまらずタップした。

初参戦の佐々木憂流迦がRIZINの門番ケイプに判定勝ち【12・31 RIZIN.14】

2019.01.01 Vol.Web Original

タックルからのテイクダウンを何度も成功
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・スーパーアリーナ)で元UFCファイターの佐々木憂流迦がRIZIN初参戦を果たし、マネル・ケイプに判定勝ちを収めた。

 佐々木は1Rからケイプのパンチをかわしてはタックルでテイクダウンを狙う。最初のうちは驚異的な身体能力でしのいだケイプだったが、佐々木は両足を引っこ抜いてテイクダウンに成功。倒されてもやはり全身のバネを使い立ち上がる。しかしそのたびに佐々木はタックルから取り直しテイクダウンを狙っていく。2Rには打ち合いからケイプのパンチで佐々木がフラッシュダウンを喫する場面もあったが、そのままグラウンドの展開に持ち込むなど試合の主導権は渡さない。そこからバックマウントを取り切り得意のバックチョークを狙う。ケイプがしのぐと今度はパウンドの連打。ケイプがそのすきをついて正対。そして立ち上がるが佐々木はまたもタックルからテイクダウンに成功すると、今度はサイドポジションからケイプの右腕を殺しパンチとヒジの連打でケイプを削っていく。そこからまたもバックマウントを奪い、パウンドからスリーパーを狙う。

 3Rは2Rの攻防で攻め疲れたところもあったが佐々木だったが、ここでもしっかりタックルからテイクダウンを取り切り、バックを奪うなど最後まで一本を狙い攻め続けた。

 判定ではあったがRIZINの常連ファイターであるケイプを一蹴した。

北岡が接戦制し川尻に2-1判定勝ち【12・31 RIZIN】

2018.12.31 Vol.Web Original

1Rから北岡が主導権握る
「RIZIN 平成最後のやれんのか!」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のメーンで行われた川尻達也vs北岡悟の一戦は北岡が2-1の判定で勝利を収めた。

 北岡は1R序盤に左ストレートでダウンを奪いグラウンドでも制圧。ヒザを川尻の頭部に叩き込むなど主導権を握る。

 2Rも北岡はタックルからフロントチョークを狙う動きを見せる。川尻はパンチで反撃も北岡はすぐにタックルでテイクダウンに成功。川尻も下からのヒジで対抗するが、試合は北岡のペースで進む。

 3Rも北岡はタックルでテイクダウンを狙うが、引き込む形になり川尻が上のポジションを取る。パウンドを放つ川尻だったが、北岡は立ち上がり追撃を回避。バックを奪う川尻だったが北岡の防御が固く、離れて仕切り直し。川尻がパンチで前に出るが、北岡もミドルキックで対抗。川尻は最後までパンチを出し続けたが、3R終了のゴングが鳴った。

 判定は2-1と割れたが、1、2Rで主導権を握り続けた北岡が勝利を収めた。

朝倉未来がリオン武にKO勝ち。日沖に続き日本のビッグネームを連覇【12・31 RIZIN】

2018.12.31 Vol.Web Original

日沖戦を思い出させるKO劇
「RIZIN 平成最後のやれんのか!」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で朝倉未来がリオン武をKOで破った。8月大会の日沖発に続き、日本フェザー級のトップ選手を連覇した。

 ともに一発KOできる打撃を持つ者同士の対戦とあって、試合は序盤から緊張感のある攻防が続く。しかし徐々に朝倉のパンチ、左ハイがリオンをとらえていく。リオンは組み付いて現状の打開を図るが、朝倉は付き合わない。1R後半にはリオンの頭が下がったところに飛びヒザを合わせるなどペースを握る。

 2Rも朝倉がプレッシャーをかけペースを握る。最後もリオンの頭がわずかに下がったところに左ひざを合わせ、ダウンを奪いKO勝ちを収めた。

計量前に緊急搬送されたRENAが欠場【12・31 RIZIN.14】

2018.12.31 Vol.Web Original

体調回復せず
「RIZIN 平成最後のやれんのか!」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場予定だったRENAの欠場が31日の大会直前になって正式に発表された。

 RENAは前日計量の前に過度の貧血と脱水症状を起こし緊急搬送され、規定の計量時間に間に合わず失格となっていた。その後、体調を考慮しながら対戦相手のサマンサ・ジャン=フランソワサイドと契約体重での試合開催の道を探ったが、RENAの体調が戻り切らないことから、ぎりぎりになって欠場が決まった。

渡辺華奈が杉山しずかを秒殺KOで返り討ち【12・31 RIZIN】

2018.12.31 Vol.Web Original

昨年に続き2連勝
「RIZIN 平成最後のやれんのか!」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた渡辺華奈vs杉山しずかの女子中量級のトップ同士の対戦は1R11秒、KOで渡辺が勝利を収めた。

 この2人は昨年12月29日にRIZINで対戦し渡辺が判定勝利を収めており、杉山にとってはリベンジを期しての試合だったが、渡辺が返り討ちにした。

 ゴングが鳴るとパンチを放ちながら前に出る杉山。コーナーに詰めなおもパンチを放つが渡辺も打ち返す。ここで渡辺の右ストレートが杉山の顔面にクリーンヒット。杉山がすとんと腰を落としダウン。レフェリーが慌ててストップした。杉山はダウンの衝撃で我に返り、状況を飲み込めない表情を見せた。

KIDの最後の弟子・あいが川村虹花に1RTKO勝ちでデビュー戦飾る【12・31 RIZIN】

2018.12.31 Vol.Web Original

テイクダウンからパウンドの連打で決着
「RIZIN 平成最後のやれんのか!」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場した「最強地下アイドル」仮面女子の川村虹花は第1試合であいと対戦。1R3分1秒、TKOで敗れた。

 入場シーンではまず先に仮面女子のメンバーが花道に現れる。そして扉が開くとチェーンソーとマスクといういつものいで立ちで川村が登場し、仲間が踊る花道をゆっくり歩いて入場。特に緊張する様子もなくリングインした。

 一方のあいはスローな和風の音楽の中、ゆっくり花道を進む。こちらもリラックスした表情。

 試合はRIZINチャレンジルールの5分×2R。あいはレスリングシューズを履いてのファイトとなった。

コールドウェルが「死ぬ準備、できてるよな?」と堀口を挑発【12・31 RIZIN.14】

2018.12.30 Vol.Web Original

メイウェザーが無事計量クリア。天心は「必ずぶっとばす」【12・31 RIZIN.14】

2018.12.30 Vol.Web Original

公開の場では秤に乗らず
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の公開前日計量が12月30日、さいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナで開催された。

 メーンで行われるスペシャルエキシビションに出場するフロイド・メイウェザーと那須川天心が無事計量をクリアした。メイウェザーは66.7キロ、那須川は62.1kgだった。

 RIZINの計量は通常では第1試合から順番に行われ、ファンの前で秤に乗るのだが、この男が絡むとなんでも特別なことが起こってしまう。

 特別に先にメーンの計量が行われることがアナウンスされると、いつものトレーニングウェア姿の天心とスーツにハットというダンディーな出で立ちのメイウェザーが登場。そして計量は事前に行い、ここでは秤に乗らないことが発表された。

 メイウェザーは手を振ってファンの声援に応えると「とにかく全ての方に感謝します、日本に、東京に、そして、この素晴らしいイベントをつくってくれたスタッフ、選手たちの働きに。素晴らしいショウになるので、楽しんでいってください。天心選手、天心チームのみなさん、おめでとう、がんばってください」と挨拶。

 天心は「日本の皆さん、明日は、俺が必ずメイウェザー選手をぶっとばします!期待してください!」とアピールした。

川尻が「平成最後の大晦日」に激熱メッセージ【12・31 RIZIN】

2018.12.30 Vol.Web Original

「平成最後の大晦日が、平成で一番刺激的だったと、みんなの記憶に残るように」
「RIZIN 平成最後のやれんのか!」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の公開前日計量が12月30日、さいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナで開催された。

 全選手が規定体重をクリアし、全試合が成立した。

 計量後にはメーンに出場する川尻達也と北岡悟がマイクを握り、「自分、明日思いっきり戦います。ファンのみなさん、よかったら思いっきり楽しんでください」(北岡)、「いよいよ明日、この日がやってきました。僕たち、ここにいる全選手が全て持っているものオールインして、リングの上で全て出し尽くして闘いたいと思います。平成最後の大晦日が、平成で一番刺激的だったと、みんなの記憶に残るように、選手やこの会場にいるみなさん一緒に盛り上がりましょう!」(川尻)とそれぞれ詰め掛けたファンに熱いメッセージを送った。

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