Notice: Function _load_textdomain_just_in_time was called incorrectly. Translation loading for the all-in-one-seo-pack domain was triggered too early. This is usually an indicator for some code in the plugin or theme running too early. Translations should be loaded at the init action or later. Please see Debugging in WordPress for more information. (This message was added in version 6.7.0.) in /home/newthl/www/tokyoheadline/wp-includes/functions.php on line 6114
RIZIN | TOKYO HEADLINE - Part 44
SearchSearch

大晦日にメイウェザーvs那須川天心。那須川「ルールはこの際なんでもいい」【12・31 RIZIN】

2018.11.05 Vol.Web Original

那須川「拳一つで世界を変えられることを証明する」
 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが11月5日、都内で会見を開き、ボクシングで5階級を制覇したフロイド・メイウェザーが大晦日の「RIZIN.14」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に参戦することを発表した。

 注目の対戦相手は9月の大会で堀口恭司との世紀の一戦に勝利した那須川天心となる。

 この日は両者揃っての会見となった。

 メイウェザーは会見の冒頭「東京に戻ってこられたことをうれしく思っている。東京には8~10回来ているが、世界の中でも、大好きな場所。こうして今回来られたので、これからはもっと頻繁に日本に来たいと思っている。だからRIZINへの参戦がかなったことは自分にとっても喜ばしいこと。まずは大晦日の対戦を楽しみにしていてほしい。素晴らしいエンターテインメントをお届けする」などと挨拶した。

 この後、入場した那須川は「自分のできることは日本の格闘技をしっかり盛り上げることなので、この試合、オファーもらった時に、すぐにOKしました。自分の人生の中で最大の出来事だと思うのですけど、それが今こうして現実になって、とてもうれしい。皆さんもびっくりしていると思いますが、僕も正直、びっくりしています。世界中、誰もが、成し遂げられなかったことを、この僕が必ず証明して、僕がこの拳一つで世界を変えられることを証明しますので、みなさん期待していてください」と挨拶した。

小金翔がライト級王座獲得「上の舞台に立ちたい」【10・28 ZST】

2018.10.29 Vol.Web Original

平の突進をさばいて3-0の判定勝利
「ZST.62」(10月28日、神奈川・横浜大さん橋ホール)のメーンで行われた「ZSTライト級タイトルマッチ」で王者・平信一に小金翔が挑戦。小金が3-0の判定で勝利を収め、第3代王者に輝いた。

 平は2016年に王座決定トーナメントを制し王座に就いたものの、打倒ボブ・サップを掲げ、無差別級の戦いに身を投じていたことから今回が初防衛戦。一方の小金はZST参戦後無敗でタイトル挑戦にこぎつけた。

 魅せるファイトを常に展開する平は戦前「小金を投げる」と宣言。その言葉通り、1Rから組み付いてはコーナーに押し込み、投げるチャンスをうかがう。小金は体勢を入れ替え押し返してはヒザをボディーに放つなど、平のブルファイトに冷静に対処。平はラウンド終了間際にロープに押し込んだ反動を利用して投げにトライするも失敗。

 スタミナを大きくロスしたかに思えた平だったが、2Rもその突進は止まらない。しかし小金は足を掛けてのテイクダウンからサイドをキープ。コツコツとパウンドを落としていくなど、ポイントを奪いつつ平のスタミナを削っていく。

那須川天心が堀口恭司戦を振り返る「1Rが終わって勝てると思った」

2018.10.23 Vol.Web Original

「髙田横粂の世相談義」に急きょ生出演
 RIZINの髙田延彦統括本部長と元衆議院議員で弁護士の横粂勝仁氏による「髙田横粂の世相談義」(FRESH!で月曜21時~不定期配信中)に10月22日、那須川天心がゲスト出演した。

 那須川は9月30日に行われた「RIZIN.13」で堀口恭司と対戦。この世紀の一戦とうたわれた一戦で勝利を収めたのは記憶に新しい。

 前回の放送では堀口がゲスト出演し、映像を見ながら試合を振り返ったのだが、この日も同様に試合を振り返った。

 試合では特に大きなダメージはなく、足を打撲したくらいという那須川は「クリーンヒットはそれほどなかった。足を打撲したのは自分が蹴った時。自分の狙い方が悪かった。それは堀口さんのスピードが速かったから」と話す。3Rに胴回転回し蹴りが堀口のこめかみにヒットしたあたりで「堀口選手の目が揺れ始めた。それは分かった?」という髙田氏の問いには「気づいていた。ここしかないなと思った。手応えがあった。ここで行かないと勝てないと思った」などと答えた。

 1Rに堀口のパンチが当たっているのだが「そんなに効いていない。堀口さんは1発目はそんなに強く打ってこない。距離を測るためのパンチ。2発目が怖い。2発目をもらわないように全部ガードしていた」と話し「1Rは互角だったが、ここで勝てると思った。セコンドに戻って、“いける”と言った記憶がある」と早い段階で勝利を確信していたことを明かした。

 2Rのローブローについては「やってしまったな、と思った。1回目はがっつり入ってしまった。堀口さんは重心が低くて動きが速かったので、狙ったところに当たらない。蹴ってしまって申し訳なかった」などと話した。

 秘密兵器として用意していた二段蹴りについては「堀口さんには有効だと思っていたが出せなかった。試合中は忘れていた」と不発に終わった裏側を明かした。

 再戦については「自分はもうやりたくない。こういう世紀の一戦と言われるような試合は客観的に見て、もう一度やるものでもないかと…。自分の中ではそういう感じ」と話した。
これに対して高田氏は「何度もやるものでもないが、時をおいてまた見たいカードではある。これだけみんなの思いを集めることができるカードはなかなかない」と話したうえで「個人的な意見としては那須川天心のMMAがまた見たい。あのヒリヒリ感。キックの試合とは違う緊張感。キック最強の男があえてMMAに挑む心意気みたいなもの。あの空気感を味わいたいしその姿を近い将来見たいというのはある。今回は堀口が“どうせやるなら9月に”と問いかけた。それに答えたのが天心。今度はどっかで天心が、“堀口さん、今度はMMAでやりましょうよ”というセリフが聞きたい。そんな遠い将来じゃ嫌だな。これは僕の独り言だから」とかねてからのMMAでの再戦への期待を改めて口にした。

劇作家・岩井秀人が見たRIZIN「胸を打たれた中村優作の“振り返り笑顔”」

2018.10.07 Vol.Web Original

 2004年に行われた魔裟斗と山本KID徳郁の試合は生で見ていた。体重差を感じさせない山本KIDのいつもと変わらない動物的な「一瞬でも気を抜いたら天国へどうぞ♡」な雰囲気は、テレビの前で息を止めさせられた。

 不思議なリズム感の男であった。試合を決める一撃は、何が起きたのか分からないようなスピードで繰り出され、相手の体はたった今、自身の全組織に訪れた大きな災いを認識できないまま、全ての筋肉を弛緩させ脱力し、まっすぐにマットに沈んだ。一瞬の静寂ののち、狂喜する観客。レフリーが倒れた選手のマウスピースを抜きに走り、広いホールの壁に観客の叫び声が渦巻く中、針の先を針の先に刺すような繊細なタイミングで打ったカウンターのスピードは何処へやら、晴れた日の午前中にコーヒーでも飲み、喫茶店を出て「さて、これからどうしようか」とでも思っているかのように、少し一息ついて、山本KIDはゆったりと歩いていた。圧倒的勝利の後の佇まいとは到底、思えなかった。彼は、何を見ていたのだろう。勝利だけを目指して戦っていたようには、どうも思えない。

 通常、カウンター狙いのグラップラーは、小刻みに拳を揺らし、その揺れのテンポに相手の攻撃のタイミングが合った時、カウンターが繰り出される。山本KIDの拳には、この小刻みな揺れが全く見られない。揺れというより、もっと大きな円のようなものを描いていることが多かった。なぜなのだろうか。これは少し突飛な考察だが、通常の選手のカウンターを狙うテンポの刻みが8ビート(つまり1小節に8拍)だとすると、それに対する山本KIDのそれは64ビートぐらいだったのではないだろうか。64ビートなんて聞いたことないけど。カウンターのタイミングを狙う「刻み」が「刻み」に見えないほどのスピードで起きていたために、全く別の動きに見えたのではないだろうか。もはや「刻み」ではない、「流れ」のような感覚でタイミングを見ていたのではないだろうか。とにかく、通常の選手とは明らかに違う感覚で試合を捉え、その中でまた独自の感覚で打撃が繰り出されていたように思う。

那須川天心が一夜明け会見で本音ポロリ「試合がなくならないかと一瞬思った」

2018.10.02 Vol.Web Original

再戦については「もう敵としては見たくない」
「RIZIN.13」(9月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の一夜明け会見が10月1日、東京都内で開催された。

 一夜明け会見は通常、勝利した選手が出席するのだが、この日は那須川天心と戦い、判定負けした堀口恭司も登壇。榊原信行RIZIN実行委員長を挟み、那須川と並んだ。

 那須川はその堀口との対戦を振り返り、「昨日は夢のような時間だった。RIZINじゃないとこういうことができない。しかも相手が堀口恭司という素晴らしい選手じゃないとこういう熱は生まれなかったと思う」と試合を振り返り「自分はこれから格闘技に人生を捧げたい。日本の格闘技を精いっぱい盛り上げて行くつもり」と決意を新たにした。

 堀口が試合後の会見で再戦を口にしていたことについては「自分は今は考えられないというか、もう敵としては見たくない」と発言。プレッシャーは相当だったようで「台風で試合順が変更になると聞いた時、試合がなくならないかと一瞬思った」と本音を吐露する場面もあった。

 一方の堀口は「負けたのにここに来てすいません。もっと強くなって帰ってきます。試合の映像は見た。3Rに回転系の技をもらっていて、あそこでポイントが分かれたかと思った」と試合を振り返った。

那須川天心vs堀口恭司に2万7000人が熱狂【9・30 RIZIN】

2018.10.01 Vol.Web Original

台風24号の影響で試合がメーンから第9試合に前倒し
「RIZIN.13」(9月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた那須川天心vs堀口恭司の一戦は3-0の判定で那須川が勝利を収めた。

 この日の午後、台風24号の影響で20時以降のJRの運行が中止になるというアナウンスが流れたことから、メーンで行われる予定だったこの試合は第9試合に移動。そんなアクシデントをものともせず、2人は白熱の死闘を展開。2万7208人の観客は2人の戦いに酔いしれた。

 1Rのゴングが鳴るとセンターを取ったのは堀口。その周りを那須川がサークリング。ガードを下げ、伝統派空手特有の遠い距離から飛び込んで打撃を放つスタイルの堀口と、キックボクシングの距離の那須川。戦前からこの“距離”が勝負のカギとなると思われた通り、ひりひりとした緊迫感のあふれる攻防が続く。

山本美憂が亡きKIDさんに捧げる執念の判定勝ち【9・30 RIZIN】

2018.10.01 Vol.Web Original

2年前に敗れたウィンにきっちりリベンジ
「RIZIN.13」(9月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で山本美憂がアンディ・ウィンを判定で破り、9月18日に急逝した山本“KID”徳郁さんに勝利を捧げた。

 2人は2016年に対戦し、その時はウィンが腕十字固めで勝利を収めている。美憂にとってはリベンジがかかった試合でもあった。

 美憂は1Rからタックルを決めまくり、テイクダウンに成功するとこつこつとボディーにパンチを放ち、ウィンのすきをうかがっては強烈なパウンドや鉄槌でウィンを削っていく。

 前回の対戦ではウィンが下から美憂の動きをコントロールしフィニッシュにつなげたのだが、この日の美憂はウィンの下からの攻撃をしっかりと阻止。常に有利な展開を作っていく。

浜崎朱加が貫禄の一本勝ち。浅倉カンナ戦は「準備はできている」【9・30 RIZIN】

2018.10.01 Vol.Web Original

浜崎が完璧なキムラで「日本最強」黒部をクリア
「RIZIN.13」(9月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で女子アトム級の元Invicta世界王者・浜崎朱加とDEEP JEWELS現同級王者の黒部三奈が対戦。

「世界王者×日本最強」とうたわれた、今後のアトム級戦線を占うカードとなったが、浜崎が1R4分45秒、アームロックで一本勝ちを収め、元世界王者の実力を見せた。

 浜崎は1R開始早々からパンチの連打で主導権を握る。黒部が組み付いて押し込むが、離れた浜崎はパンチを返し、黒部がなおも組み付いてきたところ、逆にテイクダウンに成功。顔面にヒザ蹴りを見舞い、パンチの連打。しのいだ黒部が脱出して上になるが、浜崎は下からアームロック。そのまま締め上げ上の体勢になるとさらに絞り上げ、完璧なキムラロックを極め、鮮やかな一本勝ちを収めた。

 浜崎は試合後の会見で「黒部選手はすごく気持ちが強くて、スタミナもすごくある選手。私的には早い段階で決めるというのが課題のひとつだったので、それができてよかった。角度は決まっていたんですけど、最後までタップしなかったので、(黒部は)気持ちが強いと思いました。力も、思ったより強かった」などと試合を振り返った。

浜崎朱加「日本一の戦いを」 黒部三奈「泣かせるような試合を」【9・30 RIZIN】

2018.09.28 Vol.Web Original

浜崎「長くやるつもりはない。2Rで仕留めたい」
「RIZIN.13」(9月30日、埼玉・スーパーアリーナ)の全選手インタビューが28日、東京都内で開催された。

 女子アトム級の今後を占う重要な一戦となる浜崎朱加と黒部三奈がそれぞれ会見に臨んだ。

 浜崎は「痛いところもなく順調に調整できたのでバッチリ。今はワクワクしている。それは黒部さんが相手だからというのもあるし、試合を早くしたいなっていう気持ちが強い」と好調な仕上がりを口にした。

 浜崎はRIZIN初参戦となった5月の福岡大会で判定勝ちに終わり悔し涙を流したのだが「自分の思ったことができない悔しさがあったし、最低でも一本を取るという目標が達成できず表情に出てしまった。今回はしっかり一本を極めて勝ちたい」と振り返った。

 対戦する黒部については「しつこくて粘り強い。一番の強みがそこなので消せるようにして、しっかり仕留めたい。(黒部のように)ずっと同じパフォーマンスで来る選手とやったことがないのでちょっと怖いけど、長くやるつもりはない。2Rで仕留めたい。今回はいいカードがたくさんある。その中で女子が2試合あるが、軽量級とはいえ日本一の戦いを見せられればいいなと思っている」などと話した。

堀口恭司と那須川天心が間接的に火花バチバチ【9・30 RIZIN】

2018.09.28 Vol.Web Original

堀口「プレッシャーをもらうと弱い印象」
「RIZIN.13」(9月30日、埼玉・スーパーアリーナ)の全選手インタビューが28日、東京都内で開催された。

 メーンイベントでキックボクシングルールで対戦する堀口恭司と那須川天心がそれぞれ会見に臨んだ。

 堀口はコンディションについては「バッチリ。計量もうまくいっていて準備万端」と話した。

 今回、キックルールでの試合とあってトレーニングについては「打撃メインの練習をして来た。昔の空手と今のボクシングとかを自分の中で組み合わせて、新しい発見もいろいろあった」と振り返った。

 那須川については「キックを代表する大スターだと思っている」と話し、「強いもの同士が戦えば盛り上がる。日本にはそのために帰って来た」とこの試合の意味について語った。

 また那須川が苦戦した6月のロッタン・ジットムアンノン戦を見て「プレッシャーをもらうと弱い印象」としたうえで「総合の選手のほうが体幹がしっかりしているのでその分、有利じゃないかと思っている」と話した。

山本美憂「リングに立つことがKIDの望んでいること」【9・30 RIZIN】

2018.09.28 Vol.Web Original

「トレーニングはトレーニングで集中しなきゃいけない」
「RIZIN.13」(9月30日、埼玉・スーパーアリーナ)の全選手インタビューが28日、東京都内で開催された。

 大会直前の9月18日に弟である山本“KID”徳郁が急逝した山本美憂も会見に姿を見せた。

 美憂はコンディションについては「いろいろありましたが、トレーニングはトレーニングで集中しなきゃいけないということは小さいころから教わってきたので、それは大丈夫。あとは体調を万全にしてリングに上がるのみ」と話した。

 試合が行われないのでは?という憶測もあったが「自分がMMAをやっている目的や、なぜやっているのか、私たち家族やチームがひとつになってやっているので、みんなはどういう気持ちなのか、そして自分の一番の師匠は何というかを考えたら出るべきだと思った。リングに立つことが彼の望んでいることだし、今まで教えてくれたこと。以上!」と気丈に語った。

Copyrighted Image