「東京から日本を元気に!」を合言葉に活動しているTOKYO MOVE UP!が、オリンピック・パラリンピック開催が決定した2020年に向けて「皆で日本を元気に!」をテーマにゲストを招いたトークイベントを東京・富ヶ谷のハクジュホールで開催。イベントの様子はUstreamでも配信。また、ラジオ番組「JAPAN MOVE UP!」の公開録音も行われ、TEAM2020プロジェクト100万人宣言ネットワークをスタートさせた。
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EXILE TETSUYA「DANCEの道」第17回「木を見て森を見ず 森を見て木を見ず」
2014年、皆様明けましておめでとうございます!今年もDANCEの道を切り開いて行けるように思いっきり踊りまくりたいと思っております…が、今年のお正月は実に何年かぶりにゆっくりできたので、2014年、まず僕は、踊りたくなるまで踊らない!!ことを試みてみました(笑)。こんなに何日間もお休みを頂けることも珍しいので、実家に帰って親の手料理を食べたり、地元の友達と新年会してみたり、友達の子供にお年玉をあげたりと、なんだか久しぶりにお正月らしいことをお正月にしたなぁ、と感じています…が、音楽も聞かず踊らないことだけは心に決めてました。さて皆さんどうなったと思いますか?? 案の定5日間くらいを過ぎると無性に音が耳に入ってきて、その音を聞くと体が自然と動き出してきました(笑)。不思議ですね…、やはり僕はDANCEが好きなんだと実感することができてうれしくなりました。
昨年は本当にDANCEで始まりDANCEで終わったDANCE YEARでした。いつも応援してくれている皆様のおかげで、EXILEとして史上初の4回目の日本レコード大賞を受賞することもできましたし、個人的に力を入れているEXILE パフォーマンス研究所の活動『眠り OF THE YEAR 2013』のネムリストという称号を西川産業さんから頂くこともできました。DANCEを通じてたくさんの人と出会い、いろいろな経験とチャレンジをして僕のDANCEの道は少しずつですが太くなっています。
元旦にEXILE TRIBE PERFECT YEAR 2014が開幕しました! 三代目J SOUL BROTHERSのアリーナツアーを皮切りに今年はEXILE TRIBEのお祭りです。自分としては2月5日にTHE SECOND from EXILEのアルバム発売、5月にはDANCE EARTHの舞台もあり、本当に楽しみです。年始にみんなで新年会をしたのですが、EXILE TRIBEはかなりのBIG FAMILYです。その中の自分は森の中の一本の木みたいなもので、年々先輩木になっていきますが(笑)、年輪を重ねより太い幹になることがさらに大きな森に進化していくんだと感じます。
木を見て森を見ず、森を見て木を見ず。と言うことわざがありますが反対に、木の役割を果たして森を守り森を豊かにして、森があるからこそ木として存在していられることを自覚する。そんな人になりたいなと思っています。なかなか大きなたとえ話となりましたが(笑)、いつもと変わらずみんなで力を合わせてPERFECT YEARを盛り上げて行きたいと思います。EXILEは第4章が始まります! 皆様にやっぱりEXILE最高!!って感じてもらえるようなグループを目指して先輩木は2014年も頑張らせて頂きますので皆様どうぞよろしくお願い致します。
EXILE TETSUYA「DANCEの道」第16回「「DANCE is a LANGUAGE…」この言葉は僕にとって今年1番の宝物です。」
2013年10月某日、僕はアメリカのCHICAGOに降り立った。空気を思いっきり吸い込み、日本よりも数倍の肌寒さを感じ、これから3日間のスケジュールに緊張とワクワクを同時に抱きながらホテルへ向かう。
成田空港から約12時間。CHICAGOのあるイリノイ州は、アメリカの中でも少し北に位置し、ミシガン湖という湖がある。初めて見たときは海と間違えたくらいデカい湖で、水平線が見えるほど。CHICAGOの街にはミシガン湖に向かって川が流れていて、その川に架かる橋は時間になると真ん中から真っ二つに割れて船を通すために豪快に動き出す。その光景がなんだかかっこ良く見えて日本ではない国に来たんだなぁと実感させてくれた。
今回のDANCEの旅は先日放送されたBSプレミアムの番組で、スタッフさんがメンバーのUSAさんのDANCE EARTHというプロジェクトを観てぜひ番組にしたいと熱望し企画が実現しました。USAさんがその旅のパートナーに僕を選んでくれ、同行できたので、本当に感謝しております。
旅の目的は3年前にUSAさんが出会った「CHICAGO FOOTWORK」という世界最速ステップのDANCEに再チャレンジすること。しかし、こんなに勝ち目のないバトルをするのは初めて。「JUKE」という音楽で踊ったこともないし、「FOOTWORK」というDANCEの基礎すら知らない。僕は、映像を見ながら見よう見まねで踊ってみた。5分も踊れば汗だくになり心拍もかなり上がってしまうくらいの高速なビートで、今までのDANCE人生の中で一度も経験したことのない感覚に、焦りと不安だけが走る。しかもバトルの相手はFootworKINGZというこのジャンルのシーンでは世界最強のクルー。リーダーのKINGCHARLESとPRINCE JRONはマドンナのワールドツアーにも出演していた。そんな2人を筆頭に9人ものメンバーが集まった。久しぶりのDANCEバトルに、震えるほどの緊張とワクワクがバトルが終わるまで続いた。
結果は言うまでもなく。正直悔しさもありますが、何よりあの時のメンバーであの瞬間にしかできないDANCEを誰一人手を抜くことなく全力で踊れたことが、とにかくうれしかったし、心から楽しかった。
FootworKINGZのメンバーはCHICAGOという土地でギャングになるかDANCEチームに入るか、そんな厳しい環境の中でDANCEを選び、自分を表現している。とにかくDANCEを愛しDANCEと共に生きていることが、英語が分からない僕にも分かった。言葉のない表現、心も体もオープンにできるDANCEだからこそ、理解できることがたくさんありました。
最後にKINGCHARLESが言っていた「DANCE is a LANGUAGE…」。この言葉を体感できたことが2013年の僕の宝物です。FootworKINGZの皆さん、スタッフの皆さん、BOBBYさん、TAKUMA君、そしてUSAさん素敵な旅をありがとうございました。
EXILE TETSUYA「DANCEの道」第15回「「得をしたい」?「損をしたくない」?」
突然ですが、みなさんは得をしたいですか? 損をしたくないですか? どちらかを選ぶとしたら、さてどちらを自分は選ぶでしょう。損することを恐れてチャレンジをやめてしまう自分か、それとも失敗を恐れずチャレンジをし続けて気づいたら得をしている自分がいるか—-。そういうふうに考えるとやはり「得をしたい」を選びたいですね。しかし失敗を恐れずにチャレンジし続けることは、ものすごい勇気のいることです。だからこそ、そんな生き方はカッコいいと思います。
何をしていてもどんな生き方をしてみても、チャレンジするかしないかのチョイスをする場面には、何度も立たされます。もちろん僕みたいなダンサーでもです(笑)。難しいDANCEに挑戦する、自分より上手い人とDANCEバトルをする、今まで立ったことのない大きなステージに立つ、生放送の音楽番組でソロDANCEをする、など震えるほどの緊張感を味わう瞬間が今まで何度もありました。幸せなことです。
そんなチャレンジをした後に必ず思うことがあります。「やって良かった」と。例え失敗したとしても失敗を恐れてやらないよりかは100倍良かったと思うのです。もちろんそれは、そのチャレンジに対して努力してこその結果ですが。
以前こんな言葉を聞きました。努力して成功すると自信になる、努力して失敗すると経験になる、努力しないで失敗すると後悔になり、努力しないで成功すると天狗になる(笑)。面白いですね。ごもっともなことなのですが、だからこそできるだけの努力をして自信と経験を一つひとつ積み重ねて今より強くなった自分でいたいし、その先のさらに大きな壁にチャレンジして行きたいと思います。
来年に行われるEXILEの新メンバーを決める、パフォーマーBATTLE AUDITIONはEXILEにとっても大きなチャレンジですし、受けてくださる皆さんにとっても刺激的な経験になると思っています。どんなパフォーマーが現れるのか本当に楽しみだし早く一緒に踊りたいです!! 来る2014年に、HIROさんをはじめメンバー一同本当にワクワクしています!!
なんて想いを走らせてしまいましたが、皆様退屈しないで読んで頂いていますか(笑)?? こんなに自由にモノを書くことにあまり慣れていないので、これも僕の毎月のチャレンジです!! これを書いているとDANCEへの愛がさらに深くなっている今日このごろです。よくDANCEを一言で表すとなんですか?という質問に、「先生」と答えるダンサーの方がいますが、よく分かります。DANCEの道で人生を勉強し、さらにDANCEを愛しさらに自分の人生を愛す。僕はそんな理想のDANCE人生を目指して頑張りたいと思います。
最後にこんな言葉を。「Love the life you live. Live the life you love. 」。ボブ・マーリーの言葉で、自分の生きる人生を愛せ、自分の愛する人生を生きろ。大好きな言葉です。
EXILE TETSUYA「DANCEの道」第14回「スポーツ祭東京2013での感動的なできごと。」
みなさんはどんなことで感動したことがありますか? 音楽を聞いた時、映画を観た時、きれいな景色を見た時、恋人にプレゼントをもらった時……さまざまですが、僕は先日DANCEで感動しました。そもそも感動って何なんでしょうか? 辞書で調べてみると、【感激。全身を打たれるような感動。魂の震え】とありました。魂の震えって、すごくインパクトのある表現ですが、EXILEという活動をさせていただいていると、何となく分かる気がします。
心が素晴らしい何かを感じて震えるように動いてしまうことが感動といえるのだとしたら、僕は10月14日に東京・味の素スタジアムで行われた「スポーツ祭東京2013」の閉会式で、福島県の月舘中学校の皆さんと東京の中学校の生徒の皆さん、全部で約300人とEXILEメンバーで『Rising Sun』を踊った、『中学生 Rising Sun Project 夢の課外事業 SPECIAL』は本当に感動的な出来事でした。6月から始まった今回の夢の課外授業は、メンバーのUSAさんとNAOKIと自分で月舘中学校に行くことから始まりました。やはり最初はあの難しいステップに苦戦している生徒さんたちがたくさんいましたが、僕たちが教えに行けないときも毎日練習をしていたみたいで、もう一度福島に行った時には踊れるようになっていて本当にビックリしました。きっと相当な練習をしたのが見て分かったし、上級生のみんながしっかりと下級生のみんなを引っ張っているその光景になんだか涙が出てきて感動しました。「東京の味の素スタジアムで踊る時は福島代表として頑張ります」と言っていた言葉通り、閉会式では300人で『Rising Sun』を踊り切ってくれました。本番が始まる前に僕らに挨拶に来てくれた生徒の代表の女の子が「今回の夢の課外授業で踊ることが自分の生き甲斐になりました」と感謝の気持ちを伝えてくれました。まだまだ外で思いっきり遊ぶことが制限されている地域も多くある福島の子が、DANCEを通じて笑顔になれる、まさに感動的な言葉でした。
「スポーツ祭東京2013」は2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けてのキックオフイベントになっていて、そこで日本を元気にという気持ちを胸に『Rising Sun』を踊ることができたのは意味のあることだと信じています。
後日スタッフさんが月舘中学校を再度訪れたら文化祭が行われていて、体育館にこんな素敵な物があったそうです、写真に見えますが、これは実は折り紙を小さく切って張り付けた張り絵なんです! 僕たちがDANCEを教えてこんなにも素敵なお返しをしていただいて、本当に感動です、ありがとうございました。
EXILE TETSUYA DANCEの道 第13回 12周年を迎えたEXILEはこれからも進化する!
日本時間2013年9月8日、この日は早朝から日本中が歓喜に沸く一日になりました。1964年(昭和39年)10月10日から24日まで行われた第18回夏季オリンピック、そして同年11月8日から12日まで行われた第2回夏季パラリンピック。この世界一のスポーツの祭典が56年もの時を越え、東京での2回目の開催が決定しました。アルゼンチンのブエノス・アイレスにてIOCジャック・ロゲ会長から“TOKYO 2020”と書かれたカードがめくられた瞬間の感動は一瞬にして歓喜を起こしてくれましたし、日本が笑顔になり、復興へ向けての力強い追い風になったようにも感じました。7年後、遠いようで近い未来に、世界中の人々に日本はこんなに元気になりましたとアピールできることを願いながら、自分も微力ですが何かお役に立てることを考えて行きたいと思っています。
自分も学生時代は水泳をやっていて、1992年のバルセロナオリンピックで岩崎恭子選手が14歳で金メダルを獲った瞬間を観た時、「僕もオリンピックに出てみたい!」なんて夢を見た時もありました。まぁ、夢で終わりましたが……(笑)。あの時、確実にスポーツの力で夢を持つことができたのは間違いありません。きっと“TOKYO 2020”のカードがめくられたその時にも、夢を持てた人はたくさんいたと思いますし、7年後の東京オリンピック・パラリンピックで活躍する選手たちを見て、夢を持つ子供たちも多いと思うので、今から本当に楽しみです。
さてそんな中、EXILEのツアーはラストを迎えようとしています。この連載が載るころには無事に最高のフィナーレを迎えているころだと思いますが、長いツアーの中でたくさんのことを勉強することができました。全国のファンの皆さんの温かい応援がパワーとなり、僕にまた新しい夢をいくつも持たせてくれて、未来への活力にもなりました。本当に感謝しかありません。やはりEXILEにとって一番重きを置くべき表現方法がライブだと改めて再確認することができたんです。それは先輩方が2001年からずっと主張してきた変わらないことで、ダンス&ボーカルグループという言葉を日本に根付かせました。
そして、EXILEは9月27日で12周年を迎えることができました。12年持続させる事は簡単ではありません。しかしEXILEはこれからも進化をやめるつもりはありません。遠いようで近い未来、EXILEもオリンピックやパラリンピックのように世界に誇れるグループ目指して頑張りたいと思います。
今回でHIROさんにとってはパフォーマーとしてラストのツアーになりました。いつもEXILE PRIDEを背中で、DANCEで魅せていただき、感謝です。DANCEをやっている自分から言わせていただくとHIROさんは世界で1番DANCER’S DREAMな生き方をしている方だと思います。
来年のPERFECT YEARはもちろん、HIROさんを筆頭に皆さんに喜んでいただくエンターテインメントを創造しますのでぜひ楽しみにしていてください(^O^)
EXILE TETSUYA「DANCEの道」第13回「12周年を迎えたEXILEはこれからも進化する!」
日本時間2013年9月8日、この日は早朝から日本中が歓喜に沸く一日になりました。1964年(昭和39年)10月10日から24日まで行われた第18回夏季オリンピック、そして同年11月8日から12日まで行われた第2回夏季パラリンピック。この世界一のスポーツの祭典が56年もの時を越え、東京での2回目の開催が決定しました。アルゼンチンのブエノス・アイレスにてIOCジャック・ロゲ会長から”TOKYO 2020″と書かれたカードがめくられた瞬間の感動は一瞬にして歓喜を起こしてくれましたし、日本が笑顔になり、復興へ向けての力強い追い風になったようにも感じました。7年後、遠いようで近い未来に、世界中の人々に日本はこんなに元気になりましたとアピールできることを願いながら、自分も微力ですが何かお役に立てることを考えて行きたいと思っています。
自分も学生時代は水泳をやっていて、1992年のバルセロナオリンピックで岩崎恭子選手が14歳で金メダルを獲った瞬間を観た時、「僕もオリンピックに出てみたい!」なんて夢を見た時もありました。まぁ、夢で終わりましたが……(笑)。あの時、確実にスポーツの力で夢を持つことができたのは間違いありません。きっと”TOKYO 2020″のカードがめくられたその時にも、夢を持てた人はたくさんいたと思いますし、7年後の東京オリンピック・パラリンピックで活躍する選手たちを見て、夢を持つ子供たちも多いと思うので、今から本当に楽しみです。
さてそんな中、EXILEのツアーはラストを迎えようとしています。この連載が載るころには無事に最高のフィナーレを迎えているころだと思いますが、長いツアーの中でたくさんのことを勉強することができました。全国のファンの皆さんの温かい応援がパワーとなり、僕にまた新しい夢をいくつも持たせてくれて、未来への活力にもなりました。本当に感謝しかありません。やはりEXILEにとって一番重きを置くべき表現方法がライブだと改めて再確認することができたんです。それは先輩方が2001年からずっと主張してきた変わらないことで、ダンス&ボーカルグループという言葉を日本に根付かせました。
そして、EXILEは9月27日で12周年を迎えることができました。12年持続させる事は簡単ではありません。しかしEXILEはこれからも進化をやめるつもりはありません。遠いようで近い未来、EXILEもオリンピックやパラリンピックのように世界に誇れるグループ目指して頑張りたいと思います。
今回でHIROさんにとってはパフォーマーとしてラストのツアーになりました。いつもEXILE PRIDEを背中で、DANCEで魅せていただき、感謝です。DANCEをやっている自分から言わせていただくとHIROさんは世界で1番DANCER’S DREAMな生き方をしている方だと思います。
来年のPERFECT YEARはもちろん、HIROさんを筆頭に皆さんに喜んでいただくエンターテインメントを創造しますのでぜひ楽しみにしていてください(^O^)
EXILE TETSUYA DANCEの道 第12回 「DANCE」で気持ちを伝えたい
自分の想いを相手に伝えるのって難しいなぁと思うことってありませんか? うれしさ、怒り、悲しみ、楽しさ……。さまざまな感情を伝える言葉、ジェスチャー、表情、涙……。どれを持ってしても100%正確に自分の思っていることを伝えるのはなかなか難しいことです。
こんな話を聞いたことがあります。まだ言葉のない大昔、人類の感情の伝え方は、自分が思っている感情と似た形をした「石」を拾って相手に渡したそうです。受け取った相手はその「石」を見てその人の気持ちを感じることができたと聞きました。そんなシンプルな方法で意思疎通をしていた大昔の人は、発信する側も受け取る側もコミュニケーションの天才だなと思います。今、僕はお腹が空いているという「石」を誰かに渡したらかなり驚かれると思いますが(笑)。
最近になって発見したことがあります。それは僕が気持ちを伝える方法論に「DANCE」があるということです。これも言葉のない表現なので、すべてを伝えるにはかなり難しいですが、「DANCE」で会話ができたら楽しそうじゃないですか?(笑) たくさんの方々に「DANCE」で伝えられるように、これからチャレンジして行きたいと思っています。
今、メンバーのUSAさんと一緒にやらせていただいている『Eダンスアカデミー』という番組で、子供たちにダンスを教えているのですが、もうあの子たちと数カ月一緒にいるので、その時何を考えているのかがよく分かるようになってきました(笑)。長い収録で疲れてしまった子や緊張している子、まだ人前やカメラの前で踊ることに照れてしまう子、とさまざまですが、やはり楽しくなってきて夢中に踊った後の笑顔は格別にキラキラしています。
子供たちが思ったことをストレートに表現しているのを見ているといつも自分と照らし合わせてしまいます。もちろん大人に成長したからこそ「我慢」できるようにもなりましたが、逆に考え過ぎてしまい思ったように伝えきれなかったりと、いい所と悪い所があるなぁなんて発見もしています(笑)。
まぁそれも個性と言ってしまえばそうなんですが……自分としては「DANCE」だけは素直に感じていることをそのまま表現したいといつも心がけています。その楽曲の世界観や音楽、歌詞、声を感じてみんなと心を一つにして、EXILEの信念だったり価値観、歴史を伝えて行けたら良いなと思います。
9月からライブツアー「EXILE PRIDE」が再び始まります。7月までのライブとはまた少し内容をパワーアップさせて皆さんがキラキラした笑顔になれるエンターテインメントをお届けできるように集中したいと思っていますし、皆さんが「EXILE PRIDE」ってこういうことなんだ、と感じられるように、自分の役割である「DANCE」で伝えられるように一生懸命踊りたいと思っています。
EXILE TETSUYAと弊社社長が淑徳大学 オープンキャンパスでトークショーを実施
来年2014年より新設される、淑徳大学人文学部表現学科のオープンキャンパスが、4日に淑徳大学東京キャンパスで開催され、来年度より同大学で客員教授に就任予定のEXILE TETSUYAと株式会社ヘッドライン代表取締役社長の一木広治が、約200名の受験生、その保護者を対象にトークショーを行った。
トークショーのテーマは『私たちが伝える、自己発信力と表現方法』。現在2人がそれぞれに行っている日々の活動内容や、来年に向けたカリキュラム説明などについての講演を行った。
来年より、一木はさまざまなメディア論を通じて、TETSUYAはダンスを通じて、計15回、表現方法についての講義を行う予定だ。
2人は「“話す・書く・体を動かす”などの“プレゼンテーション能力”という自己表現が多く求められる今の世の中で、さまざまな表現方法の分野を融合し、“心を動かす”プレゼンテーションができるよう、生徒の皆さんと学んでいきたい」と、来年の授業への抱負を語った。
トークショーの後の質疑応答では、現在の学生たちの等身大の悩みや、保護者の方々からのさまざまな質問に、これまでの体験談などを生かし答え、時折笑いも交えながら、会場を和ませるなど、早速教員としての一面が現れていた。
EXILE TETSUYA「DANCEの道」第08回「経験をアウトプット! それが僕のDANCEの道」
いつもと変わらない朝、いつもと同じように起きて朝食を食べ、珈琲をポットに淹れて家を出る。毎日の朝のルーティンは変わらないのに、その日だけは胸がワクワクドキドキしている。なぜなら、あと数時間後には約5万人弱の人々の前で大好きなダンスができるからだ。
ついに始まった【EXILEライブツアー2013 EXILE PRIDE】。まずは大阪、そして東京が終わり、これからまた大阪に戻ります。ライブツアーがすべて終わった時にまた感想をここで書こうと思っていますが、やはりこの規模のステージに立てることは、自分の人生の中でも飛び抜けて幸せなことだなと感じています、先日メンバーのUSAさんと食事をさせていただいた時、「やっぱりあのステージは最高に楽しいね!!」と、しみじみおっしゃっていました(笑)。僕より何度も多くのステージに立っている先輩が心からその言葉を言っていたことがなんだかうれしくて……。これからのEXILE人生がさらに楽しみになりました!! そんなドームツアーはまだまだ始まったばかりなのでこれから観にきてくれるファンの皆様! 踊れる格好でいらして思いっきり楽しんで行ってくださいね(笑)。
さて、そんななか、実はライブ中にあることをしています、月刊EXILEでも紹介したことがありますが、ライブ中の自分の心拍数や消費カロリーを専用の機械を使って計測しています。これは、2011年から始めた活動に「EXILEパフォーマンス研究所」略して「E.P.I.」と言うものがあって、その一環として行っていることです。EXILEのパフォーマンスの向上、そして未来のパフォーマーがより素敵な表現ができるようにDANCEを多角面から研究して行こう!ということを目的とした活動です。このデータをもとにトレーナーさんと話し合いながら最高のパフォーマンスを目指しています。今回のライブの数値もかなりハードな数字をたたき出しています。そんなマニアックな事もしていますが(笑)、「E.P.I.」は今年、全国のEXPG(EXILEが所属するLDHがやっているダンスや歌、お芝居を教えるスクール)をまわって、今まで学んだことや自分が体験してきたことをカリキュラムにしてレッスンしようと思っています。どんなレッスンになるのか今から僕もワクワクしていますが、内容としてはEXILEメンバーが日々やっているコアパフォーマンストレーニングのアップやDANCE EARTHの稽古から取り入れているマット運動があったり、僕がライブ中に計測している心拍数を実際に計ってみたり。もちろんDANCEもしますが、みんなで振りを作って発表したりと、かなり盛りだくさんになっています。生徒さんはもちろんですが、僕も楽しんで学んでしまおうと思っています(笑)。
もともと僕もEXPGのインストラクターをしていて、ここで学んだことや思い出はたくさんあります。こういう機会にまたEXPGでレッスンできることが本当にうれしいです。ここから必ず未来のスターが誕生すると思っていますし、誕生させたいです。とはいえ、まだまだ僕も現役ですし負ける気はしませんが(笑)。
自分の経験を惜しげも無くアウトプットすることも僕の役目、僕のDANCEの道だと思います。
EXILE TETSUYA「DANCEの道」第12回「「DANCE」で気持ちを伝えたい」
自分の想いを相手に伝えるのって難しいなぁと思うことってありませんか? うれしさ、怒り、悲しみ、楽しさ……。さまざまな感情を伝える言葉、ジェスチャー、表情、涙……。どれを持ってしても100%正確に自分の思っていることを伝えるのはなかなか難しいことです。
こんな話を聞いたことがあります。まだ言葉のない大昔、人類の感情の伝え方は、自分が思っている感情と似た形をした「石」を拾って相手に渡したそうです。受け取った相手はその「石」を見てその人の気持ちを感じることができたと聞きました。そんなシンプルな方法で意思疎通をしていた大昔の人は、発信する側も受け取る側もコミュニケーションの天才だなと思います。今、僕はお腹が空いているという「石」を誰かに渡したらかなり驚かれると思いますが(笑)。
最近になって発見したことがあります。それは僕が気持ちを伝える方法論に「DANCE」があるということです。これも言葉のない表現なので、すべてを伝えるにはかなり難しいですが、「DANCE」で会話ができたら楽しそうじゃないですか?(笑) たくさんの方々に「DANCE」で伝えられるように、これからチャレンジして行きたいと思っています。
今、メンバーのUSAさんと一緒にやらせていただいている『Eダンスアカデミー』という番組で、子供たちにダンスを教えているのですが、もうあの子たちと数カ月一緒にいるので、その時何を考えているのかがよく分かるようになってきました(笑)。長い収録で疲れてしまった子や緊張している子、まだ人前やカメラの前で踊ることに照れてしまう子、とさまざまですが、やはり楽しくなってきて夢中に踊った後の笑顔は格別にキラキラしています。
子供たちが思ったことをストレートに表現しているのを見ているといつも自分と照らし合わせてしまいます。もちろん大人に成長したからこそ「我慢」できるようにもなりましたが、逆に考え過ぎてしまい思ったように伝えきれなかったりと、いい所と悪い所があるなぁなんて発見もしています(笑)。
まぁそれも個性と言ってしまえばそうなんですが……自分としては「DANCE」だけは素直に感じていることをそのまま表現したいといつも心がけています。その楽曲の世界観や音楽、歌詞、声を感じてみんなと心を一つにして、EXILEの信念だったり価値観、歴史を伝えて行けたら良いなと思います。
9月からライブツアー「EXILE PRIDE」が再び始まります。7月までのライブとはまた少し内容をパワーアップさせて皆さんがキラキラした笑顔になれるエンターテインメントをお届けできるように集中したいと思っていますし、皆さんが「EXILE PRIDE」ってこういうことなんだ、と感じられるように、自分の役割である「DANCE」で伝えられるように一生懸命踊りたいと思っています。