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TETSUYA | TOKYO HEADLINE - Part 7
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“Rising Sun Project in 一宮七夕まつり”で熱狂

2016.08.08 Vol.672

 仙台、平塚と並び日本三大七夕祭りとして知られる愛知県一宮市のおりもの感謝祭一宮七夕まつり(主催:おりもの感謝祭一宮七夕まつり協進会)が7月31日(日)の最終日に、EXILE ÜSA、TETSUYAをゲストに迎え“Rising Sun Project in 一宮七夕まつり”を開催した。

 尾張一宮駅前銀座通りに設置された屋外特設会場には多くの人が詰めかけ大盛況の中イベントがスタート。

 冒頭の挨拶でおりもの感謝祭一宮七夕まつり協進会長の中野正康一宮市長は「今回の取り組みは七夕まつりの新しい歴史の1ページになると思います! みなさん一緒に体を動かして盛り上げましょう!」と呼びかけた。

ゲストのÜSA、TETSUYAの2人がステージに登壇すると黄色い声援や割れんばかりの拍手が起こり会場の雰囲気は一気に最高潮に達した。

 イベントでは一宮ダンスコンテストに参加した子供たち108名がRising Sunを披露。観客も音楽に合わせ自然とリズムをとる中、子供たちは真剣な表情でキレのあるダンスを披露した。

 子供たちのダンスを見たÜSAは「すごい鳥肌が立った。最高です」と述べ、TETSUYAは「すごく感動しました。すっごい練習したと思うんですけど、これからもずっと踊ってくれたらうれしいなと思います」とコメントした。

 その後、話題は2人が参加しているユニットのDANCE EARTH PARTYの新曲『NEO ZIPANG~UTAGE~』へ。8月3日にリリースされたこの楽曲は『日本から世界へ発信できる新しいお祭りを作りたい!』をコンセプトにしているため、今回の一宮七夕まつりにはぴったりの楽曲で、サビの部分のダンスの振り付けを2人が一部披露すると多くの人が同じように真似をしていた。

 最後は、Rising Sunを披露した子どもたちの中から5名をサプライズでステージに飛び入り参加させ、ステージ上で輪になってメンバーと子供たちがダンスを披露するなど会場全体が一体感に包まれイベントのフィナーレを迎えた。

DANCE EARTH PARTY、岡山でラジオ公開収録

2016.08.05 Vol.672

「日本を元気に!」をテーマに活動する「JAPAN MOVE UP 」と 連携する形で2013年から活動を開始した「OKAYAMA MOVE UP 」による「JAPAN MOVE UP ―SPECIAL EDITION― vol.9」が 7月25日、DANCE EARTH PARTY(以下:DEP)をゲストに迎えイオンモール岡山内の『未来スクエア』にてラジオ公開収録が行われた。

 メンバーのEXILE ÜSA、TETSUYA、そしてDream Shizukaが登場すると歓声があがる。さらにTETSUYAはスマホを構えながら登場、「この熱気を後でモバイルにあげます!」とファンにはうれしい報告があった。

 さまざまなグループで活動しているTETSUYAとShizukaにDEPについて聞くとShizukaから「ボーカルとして音楽を深く追求させて頂いています。人生を添い遂げたいと思っているグループです」またTETSUYAからは「ライフワークっていう部分は大きいです。このグループの正式メンバーになるのが自分の夢だったので、本当に一番素が出せるグループかなと思います」と2人の本音にリーダーのÜSAもうれしそう。早速DEPのニューシングル『NEO ZIPANG~UTAGE~』について触れるとÜSAは「新しい日本の祭り、古来からある和楽器と最新のダンスミュージックの融合をテーマに作りました」と語った。振り付けについては今回Shizukaも参加。「EXILEさんと並んで踊るなんて思ってもみなかったので無茶苦茶緊張しました」とのこと。また番組ナビゲーターから「今回も軽くレクチャーとかいただけますか?」とリクエスト。振り付けについてTETSUYAから「今回は8、末広がりをテーマにÜSAさんと構想させて頂きました」との説明の後、Shizukaの即興の生歌に合わせて会場のお客さん約1000人と振り付けを楽しんだ様子。

 最後にDEPが2020年に向けてのアクション宣言を発表し、締めくくった。

第47回「超YEAH!!YEAH!!YEAH!!」」 EXILE TETSUYA連載コラム「DANCEの道」

2016.06.27 Vol.669

 これを知る者は
 これを好む者に如かず
 これを好む者は
 これを楽しむに如かず…

最近こんな言葉と出会いました! どんなことでも楽しむことがBESTで、知っていようが、好きでいようが、楽しんだ人には勝てないですね!

近頃、毎日をとんでもなく楽しませていただいております(笑)。確かにやるべきことがたくさんあって目が回るような忙しさではありますが、もっと忙しくしている人もいますし、“自分はまだまだだなぁ”と、感じることが多々あります。しかし、やるべきことがたくさんあるからこそ学びもたくさんあって、初めてやることはもちろんですが、DANCEパフォーマンスにしても、“日々勉強だなぁ”と思わされるとワクワクして仕方ないです!

 先日発表されましたが、EXILE THE SECONDの新曲『YEAH!! YEAH!! YEAH!!』が7月13日に発売されます! 今回の曲はEXILE THE SECOND2016年本格始動一発目のシングルで、まさに夏をEXILE THE SECONDと一緒に最高に盛り上がることのできるアゲアゲSUMMERチューンになっています。歌詞はメンバーのSHOKICHIが書いたのですが、突き抜ける超YEAH!!な感じは今までソロでも活動してきたSHOKICHIの新しい世界観を感じることができると思うので、ぜひ歌詞にも注目してほしいです!

 そして今回、新しい試みとしてLAを拠点にワールドワイドに活躍する振り付け師のショーン・エバリストに振り付けをしていただきました! これが自分にはものすごく刺激的で勉強することがたくさんあって、本当におもしろかったです! 今まで自分で振り付けをすることは多々ありましたが、今回はショーンとこの作品のイメージや見せ方などを密に話し合って作っていったのですが、今までの自分には無いアイデアだったり、DANCEをショーンが提案してきてくれて、何か自分の中で新しい感覚が刺激されるような経験ができて本当に楽しかったです。人間としてもダンサーとしてもコレオグラファーとしても本当にナイスガイで魅力的なショーンは、今までもLDHのアーティストの振り付けを手掛けていますが、引き続き僕らもコラボしていきたいと思っておりますので、皆さんぜひショーンをチェックしてみてください!
そんな想いの詰まったパフォーマンスが存分に楽しめて、曲の世界観にバッチリハマったMusic Videoも解禁されました! 夏のプールパーティーにスーパー豪華なメンバーをゲストに迎えて、撮影中でも終始楽しんじゃいました(笑)。PKCZ、EXILE AKIRA、EXILE NAOTO 、小林直己 、Crystal Kay、三代目J Soul BrothersからELLY、DOBERMAN INFINITY、パルクールパフォーマーのZEN、LAからFar East Movement、そしてDANCE EARTH PARTYと、皆さん二つ返事で駆けつけてくださいました! ひと時も目が離せないほど、さまざまなシーンにふんだんに出演してくれていますので、誰がどのシーンにいるのか探してみてください!

 そして続けての発表になりましたが、DANCE EARTH PARTYの新曲も8月3日に発売になります! 今回もヤバいです! “新しいお祭りを作りたい!”というUSAさんの長年の夢が、まずは音楽として形になりました! 最新のものと古き良きものがスペシャルにミックスされた曲『NEO ZIPANG〜UTAGE〜』。こちらの詳細も順次アップしていきますので、ぜひお楽しみに!

 そんな感じで毎日楽しいです(笑)

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第46回 大事なのは自分に正直になること

2016.05.23 Vol.667

 今年も淑徳大学の講義に向けてEXILEパフォーマンス研究所(E.P.I.)のスーツを新調しました! いつもEXILEの衣装などを作ってくれているLDHのアパレルチームに作っていただいたので、形も動きやすさもバッチリです! 今回は肩の所につけるE.P.I.のロゴマークを思い切って赤にしてみました! これからいろんなところで着る機会があると思うのでぜひチェックしてみてください。

 淑徳大学での最初の講義は教室で座学から始まりましたが、今回は前回と違ってまず机を取っ払って椅子だけにして、なるべく距離感を近づける事にチャレンジしてみました。でも、逆に僕が緊張してしまって出席を取る指が震えていて少し笑えました(笑)。やはり学生さんたちが変わるだけで昨年とは全く違う空間になるんだなぁと思いましたし、皆さんの学ぶことに対する真剣さがものすごく刺激になります。

 今回も夢を色紙に書いてプレゼンしてもらったのですが、表現学科ということもあり、皆さん明確にこうなりたいとか、こんなことでたくさんの人を笑顔にしたいとか、素敵な夢がたくさん飛び出してきて聞いていてワクワクしてきました。でも夢がまだ明確ではなく、この大学生活で明確にしていきたいとプレゼンしてくれた子もいて、その想いがさらに素敵だなぁと思います。夢を叶えるのってどうやるのが正解かなんて僕にも分かりませんし、人それぞれだと思いますが、まず自分に正直になることって物凄く大事なことなんじゃないかな?と思います。

 自分の長所や短所を自分自身が明確に理解して認めることで、今やるべき夢への第一歩が踏み出せるのかな? なんて思っています。これからこの学生さんたちと濃密な時間を過ごしながら表現とは何か? 自分の可能性とは何か?を一緒に学ばせていただきたいと思っていますので、ぜひ応援していてください。

 さて、先日発表になりましたが、この度、E.P.I.とフィットネスクラブTIP.X TOKYOとのコラボレーションでMUSICとSPORTSとDANCEの要素がぎっしり詰まった「RHYTHM WORKOUT」が6月よりスタートします! まずは渋谷、新宿、池袋の3店舗からなのですが、僕が今まで培ってきた経験や知識でダンスの可能性を広げられないかといろいろな活動をさせていただく中で、遂に健康にフォーカスしたDANCEの形を作ることができました。単純にEXILE TRIBEの楽曲を聞きながら身体を動かして汗をかけたら最高だなってずっと思っていたので、プログラムになってうれしいです!

 今回インストラクターには僕たちの想いも伝えやすく、DANCEもしっかり踊れる人を探して、面接まで直接させてもらったのですが、やはりEXILE PROFESSIONAL GYMの生徒の皆さんが一番適任だと思い4人を選ばせてもらいました。想いを伝えて、知識を伝えて、スキルを身につけながらみんなで一緒に作っているのでぜひ体験していただけたらうれしいです。

 皆さんがDANCEを通じて自分の求める健康的な心や身体を見つけられる手助けになればと思っております。このプログラムは凄く簡単に誰でも参加できるように考えましたが、めっちゃ汗かくと思うのでビチョビチョになりながらぜひ楽しんでください(笑)。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第45回 欲求の先にある夢の実現

2016.04.23 Vol.665

 僕がDANCEを始めたころは、もっとDANCEをカッコよく踊って有名になりたいとか、好きなことをやってお金持ちになりたいとか、モテたいとか(笑)、とにかく、たくさんの漠然とした欲求を“夢”と呼んで過ごしていたように思います。あのころは、まさか自分がEXILEになれるなんて思っていませんでしたし、公共放送でDANCEの教育番組をやらせていただけるとも、大学で講義をさせていただけるとも、夢にも思っていませんでしたが、あの時の欲求はいい意味で実現できたのかな? とも思います。ですが、今の自分自身、まったく満足していませんし、たくさんの叶えたい夢や欲求があるのです。このままいくと間違いなくEndlessに欲求は膨らむばかりだと確信しておりますが、人間の欲求には段階があってそれを順番に感じて順番に階段を上っていくらしいです。
 
1、まずは生理的欲求 生きる上での本能的で根源的な欲求です。例えばお腹すいたとか生命維持のために必要な衣食住などが主だと言えます。
 
2、次に安全の欲求 簡単にいうと良い健康状態で安心して暮らしたいという欲求です。
 
3、次は社会欲求と愛の欲求 誰かに必要とされたい受け入れてほしいとか、どこかに所属したいという欲求。

4、そして承認の欲求 学校のクラスですごいって言われたいとか会社で認められて出世したいという欲求。

 この4つの欲求を満たした人に訪れる欲求が、

5、自己実現の欲求です。これも簡単にいうと自分の能力や可能性を最大限に発揮して、夢を叶えるためにするべきことをしたいという欲求です。
 分かりにくかったらすみません(笑)。文章にすると難しく感じますが、学校や会社、グループ、大きくいえば地球に所属していれば当たり前に感じる欲求だと思います。しかし、自分が今現在どこの段階にいるのかを把握することが大切なんだと思いますし、次に感じる欲求がどんなものか分かっていれば夢実現のヒントや近道にたどり着くような気がします。今の自分の最大の欲求は術後でリハビリ中の左肩を1日でも早く直したい! が1番プライオリティが高いのですが、何重にも異なる段階の欲求がカテゴリー別に存在していて、毎日最高に刺激的で楽しいです(笑)。まぁこんな当たり前のことをややこしくて難しく書いてしまいましたが、毎回このコラムではかなり自由に書かせていただいているので、皆さんの夢が叶う何かのヒントになるように聞いていただけたらうれしいです。これからも自己実現者を目指して、一つでも多くの笑顔とHAPPYの交換ができるように頑張っていこうと思っておりますので引き続きよろしくお願い致します。

 そして最後に、先日熊本で発生した地震により多くの災害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。
 日本を元気に!!

 自分たちは引き続きこのテーマを強く持って活動していきます! 大変で不安な毎日が続いていると思いますが、心を強く持ってどうか負けないでください。1日でも早い復旧、復興、そして皆さまのご健康を心から願っております。
EXILE TETSUYA

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第44回 マイナスを気にするのではなく長所を伸ばしてプラスにすること

2016.03.25 Vol.665

 卒業のシーズンを迎え、たくさんの方々が一つの節目を迎えたと思います。自分も学生時代のことを思い出すと懐かしい気持ちになりますが、あのころはまだDANCEもやっていなかったですし、夢は大工さんになることでした。そこからいろいろな経験や出会いと別れを繰り返しながら今の自分がいます。あの時の自分からは想像もできないくらい変化や進化もしてきましたが、たくさんの点と点を線にして、線と線を面にして、面と面が立方体になり多角面な自分を作っていこうと今も日々努力しています。

 そんな面の一つでもあります、僕の個人活動の『EXILEパフォーマンス研究所』は引き続き“DANCE is SPORTS”をテーマに活動させていただいていますが、最近パラリンピアンのアスリートの方に会って対談したり、試合を観に行ったりしています。先日リオパラリンピックの水泳の選考試合を観てきました、選手の皆さんそれぞれ障がいはあるのですが、僕が観ていて思ったのは不自由なことをマイナスにせず、むしろ自分の身体の使える部分を120パーセント以上で使えるように努力してプラスにしているんだなぁと感じさせられました。

 今の僕は手術後で、左肩が動かず踊れない状況なのですが、だったら動くところを思いっきり強化して今まで以上に動くようにしてしまえばいいんだ!と強く思わせていただきましたし、自分はまだまだ気合が足りないなぁと感じました。なので最近は左肩のリハビリとその他の部位の筋トレな毎日をストイックに送っています。

 やはりアスリートの皆さんはストイックですし、その競技に向かう真っ直ぐさは勉強になることばかりです。今年はオリンピック、パラリンピックイヤーということもあり、リオを目指す選手はもちろんですが、リオが終わった後の2020年東京オリンピック、パラリンピックに向かって、すべてのアスリートの皆さんが気合が入っていて盛り上がっているようにいつも感じます。引き続きこういった活動も含めパフォーマンスの向上に努めたいと思っておりますのでよろしくお願い致します。

 さて先日『Eダンスアカデミー』のシーズン3のキッズのみんなが卒業を迎えました。ちょうど1年前のこのコラムを読み返していたら、キッズのみんなのことを書いていました。初めて出会ったころは基礎もままならない状況で教えるのも大変でしたが、一つひとつ階段を登ってNHKホールという大舞台で堂々とお客さんを楽しませるDANCEができるまでになったことを本当にうれしく思います。僕たちがやっているストリートDANCEが教育番組になること自体に時代の変化も感じますし、まだまだやれることがあるんだなぁと思わせていただいています。そんな『Eダンスアカデミー』が4月8日からシーズン4に突入することが決定しました。新しい新入生と共に内容もさらに進化させて、もっとたくさんの方々がDANCEを通じて楽しんで頂ける番組作りを目指していこうと思いますので、シーズン4もどうぞよろしくお願い致します。

 これから新しく新入生や新社会人になる皆様、環境の変化などで戸惑うことだったり、壁にぶち当たることもあるかと思いますが、そんな時に僕たちの音楽やDANCEが皆さんの支えになったり背中を少しでも押すことができるように、軸をブラさず真剣にエンターテインメントと向き合っていきたいと思いますので、一緒に夢に向かって頑張っていきましょう。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第43回 子どもはすべての可能性を持っている

2016.02.19 Vol.665

 年を重ねて成長し、いろいろな経験をしてたくさんのモノを得ると、それと同時に他の可能性を閉ざさなければならなかったり、何かを捨てなければならない時があるといいます。

 僕もそれが普通だと思っていたし、むしろ当たり前だとも思っていたのですが、先日ある人と話をしていたら、「大人になっていろいろな経験やモノを手に入れたように感じるけれど、実はそれ以上にたくさんのモノを失っている、だから産まれたばかりの赤ちゃんはすべてを持ち合わせた最強の自由なアーティストだと思う」と言っていました。

 その言葉は僕の心をドキッとさせ、そしてワクワクもさせてくれました!

 確かに子どもの発想にハッとさせられることが度々ありますし、自由でいいなぁなんて思うこともあります(笑)。自由でいいなぁと思うってことは、自分は何かを我慢しているってことにも気付かされます。

 でももし本当に何かを失っているとしたら、それを失わないように大切に守るのではなく、常に攻めの姿勢で可能性の扉の鍵を開けまくって行きたいなぁと、昨日メンバーの直己と食事をしながらそんな話をしていました(笑)。

 先月肩の手術をした僕は、いま現在も踊れず、リハビリの毎日を過ごしていて、1日でも早く治すという可能性にかけています。とはいえ、術後の経過もリハビリも順調で心配はないのですが、正直焦ってしまったりする日もあります(笑)。調子の良い日、なかなか上手くいかない日、それぞれありますがこれだけ自分の身体と向き合うこともあまり無いので、この先、一生一緒に踊っていく身体としてゆっくり語り合いながら付き合って行こうと思っていますので、どうかご心配なさらずに気長に待っていて頂けるとうれしいです。

 そんな踊れない時期だからこそできることもたくさんあって、実は忙しい毎日なんです(笑)。THE SECONDのファンクラブ限定イベントも始まりますし、その準備やEXILEメンバー会議もしたり、DANCE EARTH PARTYの打ち合わせやE.P.I.の活動など、楽しみがたくさんなのですが、そんな中、先日マドンナさんのライブを見てきました! 世界最高のエンターテインメントといわれるSHOWは、ステージも演出も歌もダンスも本当に見応えがあって純粋に楽しかったです(笑)。やっぱりいいステージを見ると無性に踊りたくなってしまいますが、そこは我慢我慢(笑)。とにかく打ち合わせやインプットをめちゃめちゃ溜め込みたいと思っています。

 そしてもう一つ楽しかった出来事は、1月4日から赤坂サカスに出店していたAMAZING COFFEE。2月14日のバレンタインデーまで、無事に終了することができました。本当にたくさんのご来店ありがとうございました! 店内の装飾や豆のブレンド、新メニューやグッズなど自分のやりたい世界観を自由にプロデュースさせて頂きましたが、スタッフのみんなとの連携で日々進化させることができましたし、皆さんからのメッセージが本当にありがたかったです! まだ東京にしか出店できていないので、これから機会があればぜひいろいろな場所での出店も目指して行きたいと思いますので、引き続きAMAZING COFFEEをどうぞよろしくお願い致します。

 そんなこんなで現在、踊れない自分をエンジョイしていますので、来月のDANCEの道もお楽しみに(^o^)v

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第42回『絆』が生み出す『力』

2016.01.22 Vol.DANCEの道

 絆という言葉は、本来は犬・馬・鷹などの家畜を通りがかりの立木につないでおくための綱。しがらみ、呪縛、束縛の意味に使われていたらしいのですが、今ではそんなネガティブな印象を受ける言葉ではないですね。人と人とのつながりや支え合う、助け合うという意味として使われ始めたのは比較的最近のことらしいです。

 2015年いっぱいをもってEXILEのパフォーマーを卒業したMATSUさん(松本利夫)、 ÜSAさん、MAKIDAIさんの3人が創始者メンバーとしてEXILEを語った書籍『キズナ』が1月22日に発売になりました。僕は先輩3人が卒業を口にした時から、この書籍を作ろうとアイデアが出た時から、EXILEメンバーとして、EXILEファンとしてこの本を読む時を楽しみにしてきました。

 3人の絆はもちろんですが、HIROさんとの絆、ATSUSHI君との絆、AKIRA、TAKAHIRO君との絆、二代目メンバーとの絆、新メンバーとの絆、LDH全体の絆、そしてファンの皆様との絆……出会い方も違えば世代も、時代も違う訳ですから、それそれの絆があります。きっと御三方にとっては本質にDANCEがあってDANCEが好きだったから生まれたたくさんの夢や目標と同じ方向に向かって走る『仲間』こそが『絆』なんだろうなと、生意気ながら思います。EXILEの今があるのも、未来に向かってみんなで頑張っていけるのも先輩たちが今でも、そしてこれからも先輩でいてくれるからだと心から思います。ぜひそんなEXILEの歴史書を皆さんにも読んでいただけたらうれしいです。

 さて、話は変わりますが昨年の年末に発表させていただいた、僕の左肩脱臼の手術の事なのですが、年が明けてからもたくさんの方々から応援やご心配の声をいただいておりまして、大変恐縮な気持ちと心温まるうれしい気持ちでいっぱいです。皆様本当にありがとうございました! 無事に手術も終わりリハビリがスタートしています。自分のDANCEの道の中に、まさかDANCEのために手術やリハビリをすることがあるなんて想像もしていなかったのですが、今となってはやってよかったなぁと思っています。とはいえ、やはり手術当日は正直ビビりましたし、術後はめっちゃくちゃ痛かったし、今は踊りを踊れるような状態ではないですが、一日、また一日と時間が経過する度に痛みが減っていったり、可動域が少しずつ広くなっていくのが楽しくなってきました。

 こんな状態な今だからこそ感じることだったり、考えること、聞ける話や喋れることを探していき、ピンチをチャンスに変えたいと思っています。昨年のコラムにも書かせていただきましたが、2016年はEXILE、THE SECOND、そしてDANCE EARTH PRATYの3グループでの活動が本格的にスタートします! EXILEとしてはいよいよ『先輩』メンバーとして『背中』を見せる番ですし、THE SECONDとしては『アリーナツアー』が待っています。そしてDANCE EARTH PARTYでは今後、さらに『DANCEでEARTHをHAPPY』にしていきたいと思っています。一日でも早くリハビリを終えて、このすべての活動を、『絆』を大切に超全力で楽しみたいと思っておりますので、皆様引き続き2016年も温かい応援よろしくお願いいたします。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第41回 「2015年 to the 2016年」

2015.12.25 Vol.DANCEの道

 ふと入ったお店のトイレの壁にこんな文章を見かけました。

「人の欠点が気になったら器の小さい人

人の短所が見えなくなってきたら相当の人物

人の長所ばかり見えてきたら大人物」

 なるほど…(笑)。皆さんはどんな人ですか?

 僕は…、まだまだですね(笑)! 要するに人は人に見られているし、人からどう見られるかは自分次第ってことなのかな? まぁ他人にどう思われても自分がこう! って決めた生き方ならばどう見られてもいい! なんても思いますが、どうせなら周りの人たちがHAPPYになる生き方を僕は選びたいですね。

 何か上手くいかない事が続く時って必ず自分中心な考え方をしている時だなって思います。生きていれば必ず良い事もあれば悪い事もある。だけど周りの人たちが手を差し伸べてくれるかくれないかは自分次第なんだと思います。トイレの壁にあった、他人の長所ばかり見える人は周りにたくさんの仲間がいて相乗効果しながら生きているんだろうなと思います。今年の僕はそんなふうに過ごせただろうか?

 2015年も残りわずかな年の瀬に、今年をいろいろ振り返るとしっかりとやるべき事を残さずできたのか? 何をやり残したのか? なんて考えてしまいますね。しかし、いくら振り返っても時間は戻らないので、来年のことを考えていたら、あまりにも楽しそうな事がありすぎてワクワクしっ放しです(笑)。

 まず、EXILEの活動はもちろんですが、2015年に正式メンバーになったDANCE EARTH PARTY、そして先日発表になりました、THE SECOND from EXILEの本格始動が始まりますし、秋からはアリーナツアーも決定しました! 個人で3グループを兼務する事はなかなか経験できない事ですが、自分のパフォーマンスの可能性や色をグループに合わせて表現できる2016年になるので自分でも気合が入っています。SECONDのメンバーで今から来年に向けていろいろと画策していて、二代目の時から応援していただいているファンの皆さんにも、これから僕らを応援してくださる皆さんにも喜んでもらえるような企画をたくさん用意していますので、ぜひ楽しみにしていてください。

 他にも僕がやっている個人活動のEXILE パフォーマンス研究所やAMAZING COFFEEなど、本当に自分で言うのもおこがましいですが、2016年は勝手にパーフェクトイヤーと名付けてすべてに全力の情熱をぶつけて頑張らせて頂こうと思っておりますのでTETSUYA’s 七変化お楽しみに! そして今年は何と言ってもマツさん、ウサさん、マキさんのEXILEでのパフォーマンスがラストを迎えるので、最後の最後の最後の最後のワンカウントまで、しっかりとお三方の背中を脳裏に焼き付けたいと思います。皆様2015年良いお年をお過ごしください! そして2016年の素敵な年明けを迎えられるように心から願っています!(^o^)v

EXILE TETSUYAと子どもたちが車椅子バスケに挑戦

2015.12.12 Vol.656

 未来に向け、子どもに夢をあたえ「生きる力」を考えさせるきっかけや、勇気を持って物事に立ち向かう大切さを知ってもらうため、2000年度より活動をスタートさせた「夢の課外授業」(主催:二十一世紀倶楽部)。「学校訪問スタイル」の授業が11月27日、車椅子バスケットボール選手で、シドニーパラリンピック男子車イスバスケットボール日本代表キャプテンだった根木慎志氏とEXILE TETSUYAを講師に迎え、東京・千代田区の区立番町小学校で開催。1年生から6年生までの生徒351人が参加した。

 授業に入る前に「みんなと会えるのをとても楽しみにしていました。車椅子バスケを体験しながら、みんなといろいろなお話ができればいいと思います」(根木氏)、「いつもダンスを教えたり、一緒に踊ったりするのですが、今日は僕も初めて車椅子バスケに挑戦します。ちょっと緊張していますが、みんなと一緒に楽しい時間を過ごしたいです」(TETSUYA)と挨拶すると、小学校の校庭に大きな拍手が起こった。

 最初は根木氏によるデモンストレーション。どのようにドリブルをするのか、またシュートを決める時のコツなどを実際に動作をしながら解説。TETS
UYAが説明を受け、その通りにシュートをやってみるも、なかなかうまく入らない。「立っている時に見るよりも、ものすごく高く感じるので、感覚がまったくつかめない」とその難しさを実感。

 しかしそこは運動神経がいいTETSUYA、子どもたちの「頑張れ!」の大声援に応えるように、3回目でシュートを成功させると、根木さんと子どもたちに大きくハイタッチ。その後、実際に4、5、6年生が4対4で試合をしてみることに。ドリブルは難しいので、ボールを取ったら膝に抱えたまま移動していいという特別ルールだったが、その車椅子を方向転換させたり、早く進んだりするのだけでも大変。なかなかうまくいかずに、もどかし気な様子の子どももいたが、スタンドで応援する友達の声に励まされるように、必死でボールを追っていた。シュートはなかなか難しかったようだが、得点を入れられた子もいて、楽しいうちに授業は終了。TETSUYAは初めての車椅子バスケについて感想を求められると「初めて座ってみて、触って、進んだ時に楽しくて、かっこいいと思った。またバスケをみんなと一緒に楽しめていい思い出になりました。いい時間を過ごさせてもらいありがとう」とコメント。根木氏も「こんなに大きな声援を受けたのは初めてかもしれない。みんな一生懸命でとても楽しかった。また、TETSUYAさんが車椅子をかっこいいって言ってくれてうれしいです」と語った。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第40回「ただ踊りたいから踊ってるんだろ?」

2015.11.20 Vol.DANCEの道

 アメリカ・カリフォルニア州の砂漠の真ん中にそびえるSalvation Mountainという丘は、レオナード ナイトさんという方が30年かけて作り上げたアートです。そこには大きくGOD IS LOVE、「神は愛だ」と、カラフルに描かれています。そこに立ってみれば分かるのですが、こんな大作を1人で作るにはあまりにも過酷な環境だと思いました。毎日いったい何を考えながら水を汲みに遠くまで行き、泥や粘土を混ぜながら丘にペイントをしていたのか…。ぜひ、お会いして聞きたかったのですが、レオナードさんは昨年亡くなられたと知らされました。

 DANCE EARTH PARTY(DEP)のミュージックビデオをこのSalvation Mountainで撮ろうと言い出したのがÜSAさんで、前から行ってみたい場所のひとつだったらしいです。

 今回のDEPの新曲『DREAMERS’ PARADISE』のイメージと、この場所のパラダイス感は写真で見て一目でリンクするものがあり、メンバーもスタッフさんもワクワクしながら、まずサンディエゴに到着し、そこから車で3時間走ります。街を外れるとそこから見える景色はひたすら荒野(笑)。岩と砂と枯れてしまいそうな植物と一本道だけです。早朝の暗いうちに出発した僕たちは、そんな荒野に昇る太陽がいつもより厳しくそして偉大だと感じたことがなんだか不思議でした。

 途中に立ち寄った村の一角で撮影はスタートし、イメージシーンやÜSAさんと僕のDANCEシーンを撮ったのですが、踊り始めてビックリしたのが、汗をあまりかかないのです。カラッカラに渇いた空気と40度以上の気温が汗をみんな蒸発させてしまい、気づいたら脱水症状になってしまうので常に水分を取らなくてはいけません。踊っては休み、また踊っては休みと、なかなかハードな撮影になったのですが、画を見てみるとそんな気温と空気が間違いなく日本では撮れない雰囲気を映し出していました。空は高く、大地は広くまさにDANCE EARTH!! そもそも海外で撮影できることなんてあまりないので、果てしなくテンションは上がりますね(笑)。個人的に今回音は入ってないのですが、ミュージックビデオで初めてタップダンスに挑戦することもできたので、ぜひ観てみてください。

 Salvation Mountainを目指しながらメンバーとスタッフの皆さんと本当に旅をしているみたいな撮影は、ようやく目的地に到着してShizukaちゃんも加わりカラフルな「丘」の上に立つと気持ちが落ち着いたのを覚えています。レオナードさんが30年かけて描いたアートとDEPの音楽とダンスが融合して、勝手にですけど、なんだか暑いけど頑張れって言われているような気がして夢中で踊ってしまいました。

 もしかしたらレオナードさんは何も考えていなかったのかな? ただそう思ったから、そしてそこに良さげな丘があったから気長に毎日水を汲みに遠くまで行き、泥や粘土を混ぜながら丘にペイントをして過ごしていたんじゃないのかな? そんなふうに思った僕は、ただ踊りたいから踊ってるんだろ? それだけでいいし、それ以上もそれ以下もないんだって聞こえたような気がしました。

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