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TIFF | TOKYO HEADLINE
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東京国際映画祭レッドカーペットに仏女優イザベル・ユペール、橋本愛ら華やかに登場

2021.10.30 Vol.Web original

 第34回東京国際映画祭オープニングイベントが30日、東京国際フォーラムにて行われ、コンペティション部門国際審査委員のイザベル・ユペールや、フェスティバル・アンバサダーの橋本愛らがレッドカーペットを彩った。

 レッドカーペットを華やかに彩った映画人たち。まずガラ・セレクション作品『義足のボクサー(仮)』からキャストの尚玄、南果歩、金子拓平が登場。尚玄は「実はコロナの影響で一度撮影が止まったがその間もずっとボクシングの練習を続けていた」と完成を喜び、南はブリランテ・メンドーサ監督との撮影に「実は過去に一度映画祭の審査員としてご一緒させていただいた」と縁を明かした。

 東日本大震災から10年後の福島を舞台にした、ジャパニーズ・アニメーション部門『フラ・フラダンス』からは水島誠二総監督とボイスキャストが登場。自身もフラダンス経験者という美山加恋は「フラダンスのようにどの国の方が見ても思いが伝わる作品になったと思います」。福島県出身の富田望生は「フラガールは私が初めてあこがれを抱いた女性たち。参加できたことは一人の女の子としても地元出身者としてもうれしい」と笑顔。

 Nippon Cinema Nowで「人間の心理をえぐる鬼才」と題し特集される𠮷田恵輔監督も登場。「近所のじいさんばあさんにも“すごいのに選ばれてるんだって”と言われました」と喜びのコメント。

 第34回東京国際映画祭フェスティバル・アンバサダーを務める橋本愛は、シースルー素材も目を引く花柄のロングワンピース姿で登場。「皆さんにとって、より楽しい映画祭になるように努めたい。また今年は本当に楽しい作品がたくさんあるので、こんな作品があるよと知ってもらえるよう頑張ります」と意気込み。

アジアの映画祭で初「男女比平等」に挑む! 第34回東京国際映画祭

2021.09.28 Vol.Web original

 第34回東京国際映画祭(TIFF)のラインアップ発表会が28日、都内にて行われ、コロナ禍での開催についてや、SDGsを意識した新たな取り組みが紹介された。

 冒頭、安藤裕康チェアマンは、昨年に続き新型コロナウイルス感染症の影響は大きいとし「資金集めや海外ゲストの来日、上映会場の座席数などもいまだ不透明の状況」と話しつつ、16年ぶりとなる日比谷地区での開催に「より幅広い層のお客様に来ていただける」と期待を寄せた。オープニングセレモニーやレッドカーペット、来場ゲストなどの詳細は検討中とのこと。

 また今年はSDGsにより積極的に取り組んでいくとし「『The Collectif 50/50』という世界の映画業界の男女平等を推進している活動に、アジアの映画祭で初めて署名しまして、今年の映画祭では審査員やスタッフ、上映作品の監督といった男女比を平等にする予定です」と話した。

橋本愛「映画に人生を救われた」東京国際映画祭フェスティバルアンバサダーに意気込み

2021.09.28 Vol.Web original

 

 第34回東京国際映画祭のラインアップ発表会が28日、都内にて行われ、今年のフェスティバル・アンバサダーを務める女優・橋本愛が登壇した。

 映画をこよなく愛し、東京国際映画祭も観客として通っていたという橋本は「この季節になると、少し時間があると見に行っていて、日常の延長線上にこの映画祭がありました。観客として映画に救われたこともあれば、自分が参加した作品でレッドカーペットを歩かせていただいて、今回アンバサダーとしてまた新たなご縁を頂きました」と映画祭への親しみを語った。

「自分の人生が丸ごと救われたような経験もしました」と言う橋本。人生が救われた経験とは、と聞かれると「『エンドレス・ポエトリー』という映画で“愛されなかったから愛を得られた”というセリフを聞いたときハッとして、本当にそうだな、と。自分も、あまりうまく付き合えなかった人たちに対してむしろ感謝の気持ちが生まれた」と、映画祭で出会った映画から得たものの大きさを熱心に語った。

 橋本は「映画芸術が、皆さんの日常や人生にいい意味で“はびこって”いったらいいなと、私も頑張っていけたら」とアンバサダーに意気込みを見せつつ、気になる作品はと聞かれ「とりあえずクリント・イーストウッド監督のオープニング作品(『クライ・マッチョ』)や、身体芸術が好きなので田中泯さんの作品(『名付けようのない踊り』)は見てみたいです」と早くもラインアップをチェックしていた。

 第34回東京国際映画祭は10月30日から11月8日まで、日比谷・有楽町・銀座地区にて開催。また「東京フィルメックス」も同時期開催される。

市民が作る映画祭! 今年の受賞者も発表『第30回映画祭TAMA CINEMA FORUM』【秋の映画祭特集2020】

2020.11.02 Vol.734

東京の映画祭はコロナを越えてニューノーマルへ進化!
 新型コロナウイルスの多大な影響を受けた今年の映画界。今なお世界的に猛威を振るっている状況のなか、国内外の人々が集う国際映画祭の多くが中止や延期、縮小しての開催を余儀なくされている。そんな中でも東京の代表的映画祭が続々とリアル開催を決定。感染対策を徹底した上で、オンラインを活用しながら新たな様式での開催に挑む、この秋の映画祭に注目!
※イベント開催期日などは変更の場合あり。新型コロナウイルス感染症対策については各公式サイトを確認

今年はTIFFと同時期開催で東京を盛り上げる!『第21回 東京フィルメックス』【秋の映画祭特集2020】

2020.10.28 Vol.734

東京の映画祭はコロナを越えてニューノーマルへ進化!
 新型コロナウイルスの多大な影響を受けた今年の映画界。今なお世界的に猛威を振るっている状況のなか、国内外の人々が集う国際映画祭の多くが中止や延期、縮小しての開催を余儀なくされている。そんな中でも東京の代表的映画祭が続々とリアル開催を決定。感染対策を徹底した上で、オンラインを活用しながら新たな様式での開催に挑む、この秋の映画祭に注目!
※イベント開催期日などは変更の場合あり。新型コロナウイルス感染症対策については各公式サイトを確認

コンペのない新形式で開催『第33回東京国際映画祭』【秋の映画祭特集2020】

2020.10.27 Vol.734

コンペ部門の視点も残した新作ショーケース部門

 毎年、東京の秋を映画の魅力で彩る東京国際映画祭(以下:TIFF)。第33回を迎える今年は、海外ゲストの来日が困難なことや感染対策を徹底するための制限など、新型コロナウイルスの影響を受けながらもさまざまな変更や工夫を行い、10月31日からの開催を決定した。映画祭では「映画を見る喜びを再認識し、映画の未来への希望の光を灯す」「映画を通じて国際的な連帯を強める」「コロナ後の映像文化についての考察を深める」という目標を掲げ、映画館でのフィジカルな上映を基本にしつつ、シンポジウムやトークなどにオンラインも活用していく。

 その基本方針のもと、今年は例年のコンペ形式ではなく多彩な作品が集うショーケーススタイルに変更。昨年まで実施していた「インターナショナルコンペティション」、「アジアの未来」、「日本映画スプラッシュ」の3部門が1つの部門に統合した「TOKYOプレミア2020」となり、ワールド・プレミアやアジアン・プレミアの作品を中心に国内外の注目監督による32本を上映。合わせて、観客の投票で決定する観客賞を設ける。

役所広司「例年は美しい女優さんなのに…」リアル開催に挑む東京国際映画祭アンバサダーに意欲

2020.09.29 Vol.Web original

 第33回東京国際映画祭ラインアップ発表会見が29日、都内にて行われ、フェスティバル・アンバサダーを務める俳優の役所広司と、深田晃司監督、是枝裕和監督が登壇。新な形で開催される東京国際映画祭への期待と意気込みを語った。

 今年のフェスティバル・アンバサダーに就任した役所は同映画祭について「役者として育ててもらった映画祭」と語り「このお話をいただいた時も、例年は若くて美しい女優さんがやっていたのになんで俺なんだろうと思った」と笑いをさそいつつアンバサダーに意欲を見せた。
 コロナ禍の大きな影響を受けた映画界について役所は「僕が今年やろうとしていた作品もほとんどが来年に延期となりました。大変な決断だったが正しかったと思う。映画というのはこういう大変なことが起こり、それを乗り越えるときにすばらしい作品が生まれてくるものだと思う」と意気込み。

東京国際映画祭オープニングに『全裸監督』の武正晴監督最新作、クロージングは『HOKUSAI』

2020.09.10 Vol.web original

 第33回東京国際映画祭(10月31日開幕)のオープニング作品とクロージング作品が決定した。

 コロナ禍の影響を受け、今年の映画祭では例年までのコンペティション部門を統合し「TOKYOプレミア2020」部門を新設、コンペ形式を廃止し観客賞を設けるなどの変更を行うものの、映画館でのフィジカルな上映を基本姿勢として開催される。

 今年のオープニングを飾るのは、『全裸監督』の武正晴監督が『百円の恋』以来6年ぶりにボクシングを題材に描いた最新作『アンダードッグ』(11月27日より前編・後編同日公開)。つかみかけたチャンピオンの道からはずれ“咬ませ犬”となった崖っぷちボクサー役に森山未來。児童養護施設で育った才能ある若きボクサー役に北村匠海。鳴かず飛ばずの芸人ボクサー役に勝地涼。三匹の負け犬たちが夢をつかむために人生を賭けてリングに立つ姿を前・後編にわたって濃密に描く、男たちの魂の物語となっている。

 クロージング作品には、江戸時代の天才絵師・葛飾北斎の物語を独自の視点と解釈によって描き出し“人間・北斎”と彼が描いた“3つの波の秘密”に迫る『HOKUSAI』(2021年公開予定)。監督は『探偵はBARにいる』シリーズ、『相棒』シリーズの橋本一。柳楽優弥と田中泯がW主演で青年期と老年期の北斎をそれぞれ演じる。

『アンダードッグ』の武正晴監督は「『アンダードッグ』は2020年1月、2月に撮影を行った。コロナ前の我々が失った光景が記録されている。ボクサーというリング上の孤独者達は観客の歓声なしには殴り、殴られ続けることは到底かなわない。観客が試合をつくり、語り継いでいく。時に信じがたい名勝負を生み出す。1 人では試合にならない。人生も同様だ。映画創りも同じだと考えている。観客が映画を最後に創り上げてくれる」と思いを語り、『HOKUSAI』橋本監督も「映画館、という暗闇の中で生き続けてきた『映画』。今、その闇が急激な変化を求められています。時代の流れ、と言うは易し。闇の中、見知らぬ人々が肩を寄せ、泣き笑い怒り楽しむ場所。そこに向けた僕らの想い、HOKUSAI。暗闇で…ご覧ください」とコメントを寄せている。

 第33回東京国際映画祭は10月31日から11月9日、六本木ヒルズ他にて開催。

「第32回東京国際映画祭」見どころPick Up!【10.28〜11.5開催】part.2

2019.10.22 Vol.723

 今年で第32回を迎える東京国際映画祭(以下:TIFF)がいよいよ10月28日より開幕。アジア最大級の国際映画祭として今年も東京に世界中から厳選された映画が集結。世界が注目する日本のコンテンツから世界で話題の最新映画、未来の巨匠たちの作品まで見どころを一挙紹介!

「第32回東京国際映画祭」見どころPick Up!【10.28〜11.5開催】part.1

2019.10.21 Vol.723

 今年で第32回を迎える東京国際映画祭(以下:TIFF)がいよいよ10月28日より開幕。アジア最大級の国際映画祭として今年も東京に世界中から厳選された映画が集結。世界が注目する日本のコンテンツから世界で話題の最新映画、未来の巨匠たちの作品まで見どころを一挙紹介!

東京国際映画祭ラインアップ発表! 稲垣吾郎主演のコンペ出品作から奇跡の「寅さん」まで注目作めじろ押し

2019.09.26 Vol.web original



 「第32回東京国際映画祭」ラインアップ発表記者会見が26日、都内にて行われ、オープニング作品『男はつらいよ お帰り 寅さん』の山田洋次監督らが登壇。今年のフェスティバルミューズや、コンペティション、特別招待作などが紹介された。

 今年のフェスティバル・ミューズを務めるのは女優・広瀬アリス。広瀬は「今年も出られるという喜びと私で大丈夫なのかなという思いがありますが、映画のよさをすこすでも多くの人に伝えたい。日本だけでなく海外の方にもアピールしたい」とビデオメッセージを寄せた。

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