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VTJ 8 th | TOKYO HEADLINE
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『VTJ 8 th』ISAOが修斗現役王者・斎藤との接戦を制する

2016.09.23 Vol.675

 総合格闘技イベント『VTJ 8 th』(9月19日、千葉・舞浜アンフィシアター)のメーンで現修斗世界ライト級王者の斎藤裕と第5代ライト級キング・オブ・パンクラシストのISAOが対戦。5Rを戦い抜き、48?47、47?49、48?47の2?1でISAOが判定勝ちした。

「修斗vsパンクラスの王者対決」とうたわれたこの一戦。ISAOはこれまで弘中邦佳、リオン武、冨樫健一郎といった修斗の王者・世界ランカークラスを撃破しており、これで対修斗4連勝となった。

 打撃を主体に攻める斎藤に対し、その間隙を突き、組みついてテイクダウンを決めるISAO。グラウンドでも的確にヒジを落とし、ポイントを奪った。

 昨年からアメリカの総合格闘技団体「Bellator」に参戦するも2連敗のISAOは試合後「自分はまだアメリカにリベンジしたい思いがある。内容的にはまだまだだったので、一本かKOで決められるようにやり直してきます」と話し、再度の海外進出に意欲を見せた。

 セミファイナルでは第5代、第8代修斗世界ライト級王者のリオン武と初代ZSTウェルター級王者の内村洋次郎が対戦。リオンが2R4分17秒、KO勝ちを収めた。

 リオンは修斗世界王座陥落後は当時の国内メジャーDREAMに参戦。しかし2011年大晦日の高谷裕之戦から6連敗を喫するなどどん底を味わった。昨年5月に修斗公式戦で3年半ぶりの勝利をあげ、復活の兆しを見せたが、またしばらく沈黙。今回はそれから約1年4カ月ぶりの試合となった。内村は今年6月にパンクラスで日沖発に敗れ、今回は「リオン選手に勝ってトップ戦線に生き残りたい」と背水の陣での出撃。

 ともに打撃を得意とするだけにKO決着が期待されたが、その期待を裏切らないアグレッシブな展開に。2Rに入ると打ち合いからリオンが右フックをクリーンヒット。腰を落とした内村だったが、パンチで反撃。しかしリオンは組みつき、テイクダウンに成功。一度は立ち上がって逃れた内村だったが、リオンはバックをキープしたまま再度グラウンドへ。マウントを奪い、強烈なパウンドを放つ。背を向けた内村に追撃のパウンドを放つとレフェリーが試合を止めた。

 リオンは5年ぶりのKO勝利。試合後「勝てない時期が続いたが、ようやく戻って来られた。しっかりまた強い選手になっていきます」と話した。本格復活に期待がかかる。

9・19「VTJ 8 th」パンクラスのISAOが修斗世界王者・斎藤を破る

2016.09.20 Vol.674

 総合格闘技イベント『VTJ 8 th』が19日、千葉・舞浜アンフィシアターで開催された。
 メーンでは現修斗世界ライト級王者の斎藤裕と第5代ライト級キング・オブ・パンクラシストのISAOが対戦。ISAOが2-1の判定で勝利を収めた。
「修斗vsパンクラスの王者対決」とうたわれた一戦。ISAOはこれまで弘中邦佳、リオン武、冨樫健一郎といった修斗の王者・世界ランカーを破っており、斎藤にとっては大きな看板を背負っての戦い。
 打撃を中心に攻撃を組み立てる斎藤に対し、ISAOは巧みに距離を詰め組み止めると要所要所でテイクダウンを成功させ、パウンドとヒジで攻め立てる。斎藤もケージを利用して立ち上がり、逆にテイクダウンさせる場面も作るなど不利な展開を長引かせることはなかったが、主導権を握っていたのはISAO。2人が48-47、1人が49-47の僅差でISAOが接戦を制した。
 ISAOは試合後「斎藤選手が強くて思うようにできなかった。生意気なことを言うと、通過点というか、自分はまだアメリカにリベンジしたい思いがある。内容的にはまだまだだったので、一本かKOで決められるようにやり直してきます」と話した。

9・19「VTJ 8th」でリオン武vs内村洋次郎

2016.08.08 Vol.672

 VTJ実行委員会が8日、都内で会見を開き、「VTJ 8th」(9月19日、千葉県・舞浜アンフィシアター)の新たに決定した4カードを発表した。

 冒頭、実行委員会の坂本一弘氏が「VTJらしいヒリヒリとした戦いをお見せできるマッチメーク」と前置きして発表したのは「リオン武vs内村洋次郎」「松本光史vsアレックス・リッチ」「澤田龍人vsアンソニー・ドゥー」「武田飛翔vs山本勇気」の4試合。

 リオンは第5代、第8代修斗世界ライト級王者。昨年5月の修斗公式戦以来、約1年4カ月ぶりの復帰戦。内村は初代ZSTウェルター級王者。VTJには2度目の参戦。互いに打撃を得意とし、どちらが勝つにしてもKO決着必至の対戦となる。

 リオンは「前から自分の動きができなくていろいろ考えていた。今年に入ってウェイトトレーニングを始めたらだいぶ変わった。格闘技の動きとウェイトトレーニングがリンクする時に試合をしたいと思っていて、今回はタイミングが良かった」と参戦の経緯を語り、内村については「タイプ的に好きな選手で試合をよく見ている。倒したい」と話した。

 内村は「2回目のVTJ。前回負けて、トップ戦線から離れる形になってしまった。リオン選手に勝ってトップ戦線に残りたい。ぶっ飛ばします」とコメントした。

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