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カイリ・セインとシェイナがにらみ合いで火花【WWE NXT】

2018.08.16 Vol.Web Original

試合はカイリがイカリでアリーヤからギブアップ勝ち
 世界最高峰のプロレス団体WWEの「NXT」(日本時間8月16日に配信)でカイリ・セインがアリーヤと対戦した。

 カイリは「NXTテイクオーバー:ブルックリン4」(日本時間8月19日、WWEネットワークで生配信)でシェイナ・ベイズラーの持つNXT女子王座に挑戦するのだが、この日はシェイナがゲスト解説として見守る中での試合。

 カイリはスピアー、スライディングDでアリーヤを圧倒すると、コーナートップからインセイン・エルボーを炸裂。KO状態のアリーヤだったが、カイリはフォールにいかずシェイナをにらみつけると、さらにインセイン・エルボーを2発。

 フォールの体勢に入るが、カイリはカウント2でアリーヤを持ち上げると、最後はシェイナを指差しながらイカリ(変型逆エビ固め)でアリーヤからタップを奪って圧勝した。

 カイリの挑発にシェイナも立ち上がりベルトを掲げると両者はにらみ合って火花を散らした。

ヒデオ・イタミと戸澤陽が明暗分ける【WWE 205 Live】

2018.08.15 Vol.Web Original

ヒデオは格下のニューマンをなぶり殺し
 世界最高峰のプロレス団体「WWE」のクルーザー級を舞台とする「WWE 205 Live」(現地時間8月16日)でヒデオ・イタミと戸澤陽の日本人選手2人が明暗を分けた。

 ヒデオ・イタミは格下のトレント・ニューマンと対戦。先週、実力者ムスタファ・アリを撃破して勢いに乗るヒデオは「俺に舐めた態度を取るとどうなるか分かっただろ」とツイッター上で悪態をついてこの日の試合に挑む。

 ヒデオは打撃で圧倒してフォールの体勢に入るが、カウント2で相手の頭をつかみ上げてフォールを回避。なおもファルコンアロー、顔面蹴りでトレントをいたぶると、最後は串刺しドロップキック2発でレフェリーストップ勝ちを収めた。

 それでも足りずに倒れたトレントを捕まえると、ドラゴンスリーパーの体勢から強烈なヒザ蹴り。会場からはその卑劣な行為にブーイングが起こるが、ヒデオは「リスペクト・ミー」と観客を煽ってリングを後にした。

AJスタイルズが妻との不仲を否定もサモア・ジョーが新証拠【WWE スマックダウン】

2018.08.15 Vol.Web Original

ジョーがAJの妻?からの手紙を読み上げる
 WWE世界王者のAJスタイルズが「スマックダウン」(現地時間8月16日、サウスカロライナ州グリーンビル)に登場した。

 AJは「サマースラム」(日本時間8月20日、WWEネットワークで生配信)でサモア・ジョーの挑戦を受けることが決まっているのだが、かねてからジョーに「家族を犠牲にした王者」とののしられていることについて「俺はジョーの挑発に感情的になったが、妻から冷静さを失ってはダメと言われた」と王座戦に向けた所信表明。同時に妻とコミュニケーションが取れていることを暗に示したのだが、ここで割って入るようにジョーが登場。

 ジョーは一枚の手紙を紹介すると言うと、「AJスタイルズはチャンピオンでいるために家族を犠牲にした。ジョーが勝ってAJスタイルズが失う苦しみを味わうことを望んでいます。ウェンディ・スタイルズ」と手紙がAJスタイルズの妻のものだとして読み上げた。

 AJの家庭内不和は本当なのか? それともジョーの心理戦に過ぎないのか…。

中邑真輔がジェフ・ハーディ襲撃もまさかの返り討ち【WWE スマックダウン】

2018.08.15 Vol.Web Original

その様子をランディ・オートンが不気味に静観
 WWEのUS王者・中邑真輔が「スマックダウン」(現地時間8月16日、サウスカロライナ州グリーンビル)で「サマースラム」(日本時間8月20日、WWEネットワークで生配信)で対戦するジェフ・ハーディを試合後に襲撃するもまさかの返り討ちに遭った。

 中邑は試合後のジェフに忍び寄るとバックスタバ―。そしてとどめにキンシャサを狙うが、ジェフはかわして逆にツイスト・オブ・フェイトをお見舞い。さらにコーナートップからスワントンボムを決め中邑を蹴散らした。

 この一連の攻防を両者と因縁があるランディ・オートンが入場ゲート袖で静観。乱入することもないその態度に会場に不穏な空気が流れた。

 一方、王座戦を前に負けられないジェフはシェルトン・ベンジャミンと対戦。身体能力の高いベンジャミンに手こずるも、最後はツイスト・オブ・フェイトを決めて勝利を収めている。

ディーン・アンブローズがロウ電撃復帰【WWE ロウ】

2018.08.14 Vol.Web Original

IC王座戦の調印式に乱入。ロリンズとともにジグラーとマッキンタイアを襲撃
 WWE「ロウ」(現地時間8月13日、ノースカロライナ州グリーンズボロ)でディーン・アンブローズがロウに電撃復帰を果たした。

 この日はカート・アングルGM立ち合いのもと「サマースラム」(日本時間8月20日、WWEネットワークで生配信)で行われるIC王座戦の調印式が行われた。

 王者ドルフ・ジグラーとドリュー・マッキンタイアがリングに登場するも、挑戦者のセス・ロリンズは一向に現れる気配はない。

 ジグラーは「ロリンズは俺に勝てないからやめたんだろう。ロリンズの試合放棄で不戦勝にしよう」と言って調印書にサインをした。するとそこに遅れてやってきたロリンズが「遅れてごめん。でも俺が遅れたわけじゃないんだ」と言うと王座戦のセコンドとしてザ・シールドの盟友アンブローズが登場した。

 2人はリングのジグラーとマッキンタイアに襲い掛かって乱闘に発展。アンブローズが必殺のダーティ・ディーズでマッキンタイアを蹴散らすと、ロリンズは調印書にサイン。そして2人は拳を突き合わせた。

 アンブローズは昨年12月の試合で右腕を負傷し長期欠場していた。

ブロック・レスナーがローマン・レインズを襲撃KO【WWE ロウ】

2018.08.14 Vol.Web Original

顔面へのスプレー噴射で抵抗のできないレインズを絞め落とす
「サマースラム」(日本時間8月20日、WWEネットワークで生配信)でユニバーサル王座の防衛戦を行うブロック・レスナーがWWE「ロウ」(現地時間8月13日、ノースカロライナ州グリーンズボロ)に登場。挑戦者のローマン・レインズを襲撃し、得意技の「F5」でKOした。

 この日はまずレインズがリングに登場。「レスナーにはうんざりしている。サマースラムでは完全決着させて俺のユニバーサル王座を取り戻す。UFCに出場するならデイナ・ホワイトに媚でも売っていろ」と罵倒して打倒レスナーを宣言した。

 するとそこにレスナーの代理人ポール・ヘイマンが現れて、「私はレスナーの黒い秘密を知っている。私が代理人になればレスナーに勝てる」とレインズにすり寄り自分の売り込みを始めた。しかし、レインズにあっさり断られると、今度はレインズに書類を手渡し、すきを突いてレインズの顔面にスプレー噴射という暴挙に出る。

 もがき苦しむレインズが倒れ込むと、今度は不敵な笑みを浮かべたレスナーが現れてレインズを襲撃。レスナーは抵抗できないレインズにヒザを叩き込んでギロチンチョークで締め落とすと、最後はF5でレインズに止めを刺してリングを後にした。

ロンダ・ラウジーが盟友ナタリアの父ジム・ナイドハートを追悼

2018.08.14 Vol.Web Original

「ハート・ファウンデーション」でタッグ戦線を席巻した名選手
 初代UFC世界女子バンタム級王者のロンダ・ラウジーがWWE「ロウ」(現地時間8月13日、ノースカロライナ州グリーンズボロ)のオープニングに登場し、盟友であるナタリアの父ジム・ナイドハートの死去に触れ、「ナタリア強くあってください。みんなナタリアを愛しています」と追悼とエールを送った。WWEが8月13日にナイドハートが死去したことを公表していた。

 ジム・ナイドハートは1980年代半ばから1990年代にかけてWWF(当時)を中心に活躍した名選手。義弟のブレット・ハートとのタッグコンビ「ハート・ファウンデーション」でタッグ戦線を席巻。WWF世界タッグ王座にも輝いた。

 日本には1980年代初頭、若手時代に新日本プロレスに初来日。ブレイク後の1992年にも新日に参戦。「NWA世界ヘビー級王座決定トーナメント」にも出場した。
 
サマースラムで対戦のアリシアとの遺恨深まる
 ロンダは返す刀で「サマースラム」で挑戦するロウ女子王者・アレクサ・ブリスに対して「サマースラムでアレクサを倒して、新ロウ女子王者になる」と勝利宣言した。

 そのアレクサはアリシア・フォックスとともに登場すると「ロンダは過大評価のルーキー。サマースラムは恥をかく日になる」と挑発。ロンダが見守る中でエンバー・ムーンと対戦した。

 アレクサは試合中にもロンダに投げキスを飛ばすなど挑発を繰り返し、さらにはスキをついてロンダをバリケードに叩きつける。

 しかしロンダを意識するあまり、リング上がおろそかになってしまいエンバーのストマックバスターに捕まって必殺のエクリプスを決められてしまう。しかし、このピンチにアリシアが乱入してフォールをカット。試合は反則決着となってしまった。

 これに怒ったロンダはアリシアに一本背負い3連発。逃げるアレクサをにらみつけた。

「サマースラム」(日本時間8月20日、WWEネットワークで生配信)に向け遺恨は深まるばかりとなった。

女子トーナメント開幕!“生きる伝説”里村明衣子がトリで登場【WWE】

2018.08.09 Vol.Web Original

決勝戦は10月28日「エボリューション」で開催
 WWEが開催する女子トーナメント「メイ・ヤング・クラシック 2018」が8月8日(現地時間)に開幕した。

 オープニングパレードでは優勝を競い合う世界12カ国から集められた32名が紹介された。トーナメントには日本人選手は3人参戦。松本浩代は“破壊する女”として14番目に登場。紫雷イオは17番目に登場すると会場からはイオコールが巻き起こった。そして最後のトリを飾ったのは里村明衣子。“生きる伝説”として紹介された里村はファイティングポーズを決めて会場を沸かせた。また、元WWEディーバス王者のケイトリンやNXT UKのスーパースターとして昨年に続き参戦するトニー・ストーム、選考試合で勝ち上がったタイナラ・コンティなど多彩なメンバーが集結した。

「メイ・ヤング・クラシック 2018」の模様は9月6日(日本時間)にWWEネットワークで初公開され、その後、毎週木曜日午前10時に準決勝まで配信され、決勝戦は10月28日、WWE史上初の女子のみのPPV大会「エボリューション」で行われる。

中邑真輔が格下相手に「寝言は寝て言え!」【WWE スマックダウン】

2018.08.08 Vol.Web Original

快勝で「サマースラム」のUS王座戦に弾み
 WWEのUS王者・中邑真輔が8月7日(現地時間)にフロリダ州オーランドで行われた「スマックダウン」に出場。R・トゥルースの挑戦を受けてシングル戦で対戦した。

 試合前に「サマースラムで中邑と闘いたい」とアピールするトゥルースに対し、中邑は「寝言は寝て言え」と日本語で一蹴。ヒザの連打で先制すると「カモーン」とトゥルースを挑発。身体能力の高さで反撃を試みるトゥルースだったが、中邑は飛び付き腕十字から三角絞めで追いつめると、最後はキンシャサを叩き込んで3カウント。実力差を見せつけてトゥルースに快勝し、「サマースラム」で行われるジェフ・ハーディとのUS王座戦に弾みを付けた。

ロンダ・ラウジーがロウデビュー戦で完勝

2018.08.07 Vol.Web Original

「サマースラム」の対戦相アレクサに見せつける激勝
 初代UFC世界女子バンタム級王者のロンダ・ラウジーが8月7日(現地時間)、フロリダ州ジャクソンビルで開催されたWWE「ロウ」でアリシア・フォックスと対戦。腕関節を決めロウデビュー戦を勝利で飾った。

 ロンダのセコンドにナタリア、アリシアにはPPV「サマースラム」の対戦相アレクサ・ブリスが付く中、試合開始。ロンダはレフェリーの死角を突いたアレクサの介入もありアリシアに攻め込まれる。しかしこれで闘志に火が付いたロンダはアリシアをにらみつけるとパンチの連打からボディブロー、さらに一本背負い3発でアリシアを圧倒。

 さらにロンダはアレクサに「見ておけ」と言い放つと、見せつけるようにアリシアの腕を決め、“地球上で最も危険な女”の異名にふさわしい激勝を収めた。

 試合後もアレクサの襲撃を受けたロンダだったが、一本背負いで返り討ち。そして「サマースラム」で行われる「ロウ女子王座戦」に向け、アレクサに「タイトルは大切にしておけ。サマースラムは私のものだからな!」と勝利宣言を放った。

カイリ・セインとシェイナが調印式に続きひと悶着【WWE】

2018.08.02 Vol.Web Original

キャンディス救出のセインにシェイナが無法キック
 世界最高峰のプロレス団体「WWE」の「NXTテイクオーバー:ブルックリン 4」(8月19日)でNXT女子王座をかけ対戦する王者シェイナ・ベイズラーと挑戦者の“海賊姫”カイリ・セインがまたも対立を激化させた。

 NXTの2日の配信でシェイナとキャンディス・レラエが対戦。シェイナは怪我をしていたキャンディスの左腕を集中的に攻撃すると、最後はキリフダクラッチ(リアネイキッド・チョーク)でキャンディスからタップを奪って勝利を収めた。しかし、試合が終了したにも関わらずシェイナは再びキリフダクラッチでキャンディスを襲撃。レフェリー2人が駆けつけてシェイナを制止。さらにセインも救出に駆けつけた。ここで倒れたままのキャンディスに寄り添うセインにシェイナが背後からキック。怒り心頭のカイリは鋭い目つきでシェイナに襲い掛かるも、こちらもレフェリーが制止。シェイナはそんなセインをあざ笑いながらリングを後にした。

 2人は先週の調印式でもひと悶着起こしており対立は激化の一方。19日まで目が離せない展開が続きそうだ。

松本浩代が「メイ・ヤング・クラシック 2018」参戦
 またWWEは女子トーナメント「メイ・ヤング・クラシック 2018」(8月8、9日開幕)に日本の松本浩代が参戦することを発表した。

 松本は「破壊する女」「レディーゴジラ」といった異名を持つパワーファイター。プロレスリング・イラストレイテッド発表の2017年の女子レスラー世界ランキングでは25位にランクインする実力者。

 日本人選手では紫雷イオ、里村明衣子に続き3人目のトーナメント参戦となる。

「メイ・ヤング・クラシック 2018」は世界12カ国から集められた32名で優勝を競い合う女子トーナメントで、現地米国時間8月8日、9日にフロリダ州オーランドのフルセイル大学で開幕。決勝戦は10月28日、WWE史上初の女子のみのPPV大会「エボリューション」で行われることが発表されている。

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