インタビュー中の中邑に「おめでとうと言いに来たよ」
WWEのIC王座を戴冠した中邑真輔の次期挑戦者にアリが浮上した。
「スマックダウン」(現地時間7月16日、マサチューセッツ州ウースター/DCUセンター)のバックステージで中邑がインタビューを受けていると、そこに突然アリが現れた。
アリは「ただ、おめでとうと言いに来たよ。チャンプ!」と中邑の持つIC王座ベルトを見つめて立ち去ると、中邑も不敵な表情を浮かべてアリをにらみつけた。
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WWEのIC王座を戴冠した中邑真輔の次期挑戦者にアリが浮上した。
「スマックダウン」(現地時間7月16日、マサチューセッツ州ウースター/DCUセンター)のバックステージで中邑がインタビューを受けていると、そこに突然アリが現れた。
アリは「ただ、おめでとうと言いに来たよ。チャンプ!」と中邑の持つIC王座ベルトを見つめて立ち去ると、中邑も不敵な表情を浮かべてアリをにらみつけた。
抗争中のシン・ブラザーズのサミル・シンと対戦
WWEのクルーザー級を舞台とした「205 Live」(現地時間7月16日、マサチューセッツ州ウースター/DCUセンター)で“スタミナモンスター”戸澤陽(withブライアン・ケンドリック)が抗争中のシン・ブラザーズのサミル・シン(withスニル・シン)とシングル戦で激突した。
先週の報復を狙うサミルがヒザで先制するも、戸澤はチョップ2発から騙し討ちジャブで反撃。さらに「アー!」と雄叫びを上げた戸澤はエプロンから走り込んでトペ・コンヒーロを炸裂させると、必殺のダイビング・セントーンを狙った。
アイコニックスが姑息な手段で王座守る
WWE日本公演で王座挑戦権を獲得したアスカとカイリ・セインのカブキ・ウォリアーズが「スマックダウン」(現地時間7月16日、マサチューセッツ州ウースター/DCUセンター)で王者ジ・アイコニックスと女子タッグ王座をかけて対戦した。
ペイトン・ロイスの平手打ちを食らったカイリはお返しとばかりにチョップからハリケーン・ラナを放つと、アスカとカイリはダブル・ニーやランニング・ネック・ブリーカーといった連携攻撃で王者を圧倒。
続けて追撃を狙うアスカが強烈な回し蹴りを放つと、ビリー・ケイは吹っ飛んで場外に倒れ込んだ。レフェリーがカウントを始める中、カウント7で辛うじてエプロンに上がるビリーだったが、ペイトンが故意にリングインを止めるとカウント10。カウントアウトでカブキ・ウォリアーズが王座戦に勝利するもルールにより王座移動なしという結末となった。
勝負から逃げたアイコニックスにブチ切れたアスカとカイリはビリーを捕まえてバリケードに叩き付けると、アスカがペイトンにヒップアタック、カイリもインセイン・エルボーを叩き込んでペイトンをKOした。
シャーロットのお世辞で始まるお手盛り感満載の集会
WWEでスーパースターたちを集めた「対話集会」が初めて開催された。これは権力を乱用するシェイン・マクマホンが「スマックダウン」(現地時間7月16日、マサチューセッツ州ウースター/DCUセンター)で開催したもの。
前週、シェインに対しての不平不満をまき散らしたケビン・オーエンズの会場入りを禁止したシェインはスーパースターたちをステージに集めると、「どんな苦情も受けるぞ」と言って対話集会をスタートした。
シェインに指名されたシャーロット・フレアーは「生まれてからずっとマクマホン家には感謝しているわ」とお世辞を並べたが、WWE王者のコフィ・キングストンが「シェインはスーパースターたちに機会を与えていない」とシェインを批判すると途中で突然マイクがカットされてしまう。
王座挑戦権をかけたトップ10バトルロイヤル戦を急きょ開催
WWEの新ユニバーサル王者ブロック・レスナーと代理人のポール・ヘイマンが「ロウ」(米国現地時間7月15日、ニューヨーク州ユニオンデール/ナッソー・ベテランズ・メモリアル・コロシアム)のオープニングに登場した。
レスナーは前日(7月14日)に行われたPPV「エクストリーム・ルールズ」で試合後のセス・ロリンズにキャッシュインして王座奪還に成功した。この日は会場からレスナーに対してブーイングが浴びせられるとヘイマンは「キャッシュインするって言っただろ。ブーイングするなら自分自身にしろ」と会場を挑発。そしてPPV「サマースラム」(現地時間8月11日、カナダ・トロント/スコシアバンク・アリーナ)でのレスナーの対戦相手を決めるべく、王座挑戦権をかけたトップ10バトルロイヤル戦を発表した。
メイン戦で行われたバトルロイヤルでは王者レスナーが見守る中、セス・ロリンズ、ランディ・オートン、ビックE、セザーロ、ブラウン・ストローマン、レイ・ミステリオ、バロン・コービン、サミ・ゼイン、ボビー・ラシュリー、ローマン・レインズの10人が激突。セザーロやラシュリーらが次々と脱落させられていくと、最後に残ったのはロリンズ、レインズ、ストローマンの3人。
試合後のリコシェをAJらが襲撃KO
WWE「ロウ」(米国現地時間7月15日、ニューヨーク州ユニオンデール/ナッソー・ベテランズ・メモリアル・コロシアム)で前日(7月14日)のPPV「エクストリーム・ルールズ」でUS王座から陥落したリコシェがウーソズとタッグを組んでロバート・ルード&ザ・リバイバルと3本勝負で激突した。
リコシェがスコット・ドーソンにスタンディングムーンサルト、ロバート・ルードに630°スプラッシュを決めて勝利するも、試合直後にUS王者AJスタイルズらザ・クラブの3人が姿を現す。
因縁の相手にリコシェがトペ・スイシーダを放つとウーソズやルード&リバイバルも参戦して乱闘に発展すると、AJスタイルズはフェノミナール・フォアアーム、ルーク・ギャローズ&カール・アンダーソンはマジックキラーを放ってリコシェをKOした。
試合後のベイラーにシスター・アビゲイル叩き込む
「ロウ」(米国現地時間7月15日、ニューヨーク州ユニオンデール/ナッソー・ベテランズ・メモリアル・コロシアム)に不気味なマスク姿のブレイ・ワイアットが突如現れた。
この日はフィン・ベイラーとサモア・ジョーが対戦。勝利したジョーが試合後もそのままベイラーを襲撃し、コキーナ・クラッチで締め落とそうとするがベイラーはなんとか抜け出すと反撃のクー・デ・グラを叩き込んでジョーをKOした。
この乱闘が終わると突如会場が暗転して会場が騒然。するとリングに姿を現したのは不気味なマスクで変身したブレイ・ワイアット。ワイアットはベイラーを捕まえてシスター・アビゲイルを叩き込むと、笑い声と共に姿を消した。
勝者総取りのミックスタッグ戦はロリンズ&ベッキーが勝利も…
WWE「エクストリーム・ルールズ」(現地時間7月14日、ペンシルバニア州フィラデルフィア/ウェルズ・ファーゴ・センター)で“王者カップル”セス・ロリンズ&ベッキー・リンチが勝者総取りのミックスタッグ・エクストリームルールズ戦で因縁のバロン・コービン&レイシー・エバンスと激突した。
両チームは竹刀やパイプ椅子を持ち出し激しい攻防を展開。試合終盤にはロリンズ&ベッキーが場外でダブル・ジャーマンスープレックスを決めてコービン&レイシーをテーブルに寝かせると、コーナーからベッキーがレッグドロップ、ロリンズがフロッグスプラッシュでテーブル葬。
さらにロリンズがカーブ・ストンプで止めを狙うも、逆にコービンがパワースラムからディープ・シックスを炸裂。続けてコービンがベッキーにもエンド・オブ・デイズを決めると、ロリンズの表情が一変。
最後はセカンドロープからのスタイルズ・クラッシュ
WWE「エクストリーム・ルールズ」(現地時間7月14日、ペンシルバニア州フィラデルフィア/ウェルズ・ファーゴ・センター)でAJスタイルズが王者リコシェを破り、US王座を獲得した。
AJは“ザ・クラブ”のルーク・ギャローズ&カール・アンダーソンと共に登場すると、ゴング前にギャローズ&アンダーソンがリコシェを襲撃。しかし、リコシェはダメージを物ともせず、ハリケーンラナからドロップキックで先制すると、お返しとばかりにギャローズ&アンダーソンにクロスボディーを放つ。
さらにリコシェが延髄斬りやネックブリーカーを決めれば、AJもペレキックやブレーンバスターを叩き込んで両者ハイレベルな攻防を展開。試合終盤にはリコシェがシューティングスタープレスを繰り出すも、AJの足がロープ下に飛び出してフォールを回避。さらにセコンドのギャローズ&アンダーソンが介入してリコシェの追撃を邪魔すると、その隙にAJがセカンドロープからスタイルズ・クラッシュを炸裂させて3カウントを奪った。
3対2の劣勢を跳ね返してシェインをフォール
WWE「エクストリーム・ルールズ」(現地時間7月14日、ペンシルバニア州フィラデルフィア/ウェルズ・ファーゴ・センター)で“デッドマン”ジ・アンダーテイカーがローマン・レインズとタッグを組んで、シェイン・マクマホン&ドリュー・マッキンタイアと反則裁定なしのノー・ホールズ・バート戦で激突した。
鐘の音と共にリングに姿を現したアンダーテイカーはオールド・スクールやスネークアイズでシェインに攻め込むも、試合中盤に突如背後からアライアスにギターショットで襲撃され、さらにレインズもマッキンタイアのクレイモアに沈みピンチに陥った。
3人に囲まれたアンダーテイカーは解説席に寝かされてシェイン捨て身のダイビング・エルボー・ドロップ、続けてトラッシュ缶を持ち出したコースト・トゥ・コーストと決定打を食らって撃沈。動けないアンダーテイカーにシェインがとどめを狙うも、ここでアンダーテイカーがムクりと起き上がってシェインとアライアスをチョークスラム葬。
形勢を逆転し、首切りポーズをするアンダーテイカーに対して背後からマッキンタイアがクレイモアを狙うも、これをレインズがスピアーで排除。最後はアンダーテイカーがツームストーン・パイルドライバーでシェインを葬って3カウント。レインズ&アンダーテイカーが3対2の劣勢を跳ね返してノー・ホールズ・バート戦を制した。
「俺のほうがフィンよりベターな王者になる」と宣言
WWE「エクストリーム・ルールズ」(現地時間7月14日、ペンシルバニア州フィラデルフィア/ウェルズ・ファーゴ・センター)のキックオフショーで中邑真輔が王者フィン・ベイラーとIC王座をかけて対戦。キンシャサで3カウントを奪い、IC王座を奪取した。
前回のノンタイトル戦で勝利している中邑がアーム・バーやライダーキックで攻め込めば、ベイラーもトペ・コンヒーロやオーバーヘッドキックを繰り出して激しい攻防を展開する。
終盤には中邑がスライディング・ジャーマンスープレックスからキンシャサを狙うと、これをベイラーがカウンターのスタンプで迎撃。続けて今度はベイラーがクー・デ・グラを狙ったが、これを直前で回避した中邑がキンシャサを炸裂させると、さらにもう1発、ダメ押しのキンシャサをベイラーに叩き込んで3カウント。
中邑が王座戦でもベイラーを撃破してIC王座を戴冠した。試合後のインタビューでは「俺のほうがフィンよりベターな王者になる。人々はもう俺のことを忘れないだろう」と白いIC王座のベルトを抱えながらコメントした。