インタビューシリーズ【 LDH バトン ~夢~】Vol.32 小澤雄太 (劇団EXILE)

自分のポートフォリオに加えられる何かを本気で作っています

――それでは、今の夢、いつか「実現していた」と感じたいことってなんでしょう。

自分のやりたいことを芝居で表現することですね。僕には、まだ30年とちょっとですけど、人生のなかで積み重ねてきたものがあります。人生貯金っていうのかな。その貯金を使って人に理解してもらえるものをやりたいし、実現していきたいんです。

――そのために、何かしていること、準備していることはありますか?

例えば、「男THE飯」という企画ですね。僕は寿司屋の息子なこともあって料理をするのが好きで自炊もよくするんです。それで自分がおいしいと思ったものを商品化しようというものです。予想してましたけど、俳優なのになぜ料理を?って言われることも少なくないです。でもなぜ俳優をやるために料理のアピールをしちゃいけないのかとも思うんです。俳優として「これやってるんです」って見せられるものを作れないのはダメなんじゃないかなって思っています。僕は自分のポートフォリオに加えられる何かを本気で作ってるんです。

――最後に、ご自身の経験を踏まえて、夢を追いかけて日々頑張っている人たちに一言、アドバイスをいただけますか?

単純ですよ、「やる」(笑)。やんないはない。一度何かを拒否したら何も広がらないです。イエスの選択を選択して、怒られてもいいから、全力でやる。その「やる」の選択に迷うのは30を過ぎてからでいいんじゃないかな。