桜井玲香 × 岡崎紗絵 × 三戸なつめ 女子高生時代の「“生足”はもうキツイかな(笑)」!? 映画『シノノメ色の週末』
輝いていた高校生活を卒業して10年。夢と現実のはざまで迷い、揺れ動く日々を送っていた主人公たちのように、進む道に迷っていたことも。そんなとき背中を押してくれたのは…。
岡崎「私はもともと名古屋で暮らす普通の学生だったんですけど、この世界に出会って、大きな決断をしなければならないというときに、今の事務所の方が、この世界に入っても今のままの私でいていいんだと言ってくださったことで気持ちが楽になってこの仕事に進むことを決意できました。自分にとってはやっぱり人生を左右する大きな決断でしたが、その言葉のおかげで一歩、踏み出すことができたと思っています」
三戸「私は、自分の好きな物たちに背中を押してもらうことが多いかな。絵を描いたり映画を見たり、自分が好きなことに没頭すると、やっぱり自分はこれが好きなんだと再確認できるんです」
桜井「私は、やっぱり応援してくださっている方の存在です。乃木坂46時代にも、一瞬負けそうになったこともあって。でもファンの方にも心配していただいたり、グループのメンバーが半ば無理やりに(笑)引き戻してくれたんです。そのおかげでグループも続けられて、卒業した今もこうして仕事をさせてもらえている。それがなかったら、とっくに全然違うことをやっていたかもしれない。求めてくれる人がいるって本当にありがたいことだと思います」
物語に随所に散りばめられる“女子校あるある”や“女子高生あるある”にうなずく人も驚く人も、大人になって振り返る青春のまぶしさや切なさに共感しつつ、宝物のような時間を胸に一歩前に進む姿に、勇気づけられるはず。(TOKYO HEADLINE・秋吉布由子)